資料【キャラ設定①】
キャラの“紹介”ではなく、設定です。
紹介用に書き下ろした文章ではなく、物語を書く前に自分用に書いた設定を使用しています。先のネタバレを消したり、今のタイミングで公開する用に言い回しを無理矢理調整したので、文章の違和感には目を瞑ってください。
立場や担当は、今回の会議への招集理由
◆山崎
名前:山崎
年齢:20歳
立場:海洋学部2年の大学生/鳥居教授の助手(鳥居教授の中では)
担当:鳥井教授の助手
■ 外見
素朴で地味目な雰囲気。黒髪ストレート。
年齢よりやや幼く見える輪郭。繊細で静かな印象。
●概要
人見知りで臆病。
しかし実際にはただ臆病なのではなく、人より多くの可能性が見えてしまう為、失敗や危険の可能性に二の足を踏んでしまうのが周囲には臆病に見えている。
臆病だと言われ続けた本人も、自分は臆病なのだと思い込んでしまっている面がある。
好奇心や知識欲が強く、チャットAIに良く質問している。その為質問力が高く、教授に重宝されている。
専攻は海獣類。理解を深める為に、教授の海洋古生物学の講義を履修し、講義後に質問を繰り返す中で教授に気に入られ、フィールドワークに呼ばれるようになった。
オタク気質で、AIに詳しい。
前日の教授の説得でフェリーに乗る決意をし、勇気を出すきっかけを掴んだ。
その夜、会議中に教授が右手を庇う素振り(普段は右手にレーザーポインターを持ち、ホワイトボードの向かって右側に立つ教授が、左手で持って左側に立った事から、深刻な状態だと感じた)が頭にチラつき、朝まで悩んで、もう一歩踏み出す決意を固める。
◆教授
名前:鳥井
年齢:60代前半
立場:海洋学部教授(海洋古生物学の第一人者)
担当:メガロドンの生態
■ 外見
すらっとしたナイスミドル。『ダイヤモンド・イン・パラダイス』ぐらいの頃のピアース・ブロスナンをイメージ。
落ち着いたウェーブのかかった黒髪に白髪が混じる“ソルト&ペッパー”。
短く整えた口髭と顎髭が似合う、ダンディな雰囲気の男性。
柔和な雰囲気だが、興味深い時に見せる、目を細めるクセがあり、その時は狐目。
●概要
基本は穏やかで丁寧。また思考は、慎重で冷静沈着。
しかし内側には“観察者の狂気”を隠している。
最近の趣味は山崎の変化を見届ける事。
緊迫した会議にもかかわらず、山崎に発言する余地を残す為に発言をセーブする狂気を見せる。
しかし、完全に手を抜いていたという訳ではなく、慎重な正確から、正確な情報が十分に集まってから一気に思考を繋げていくタイプ。
山崎が抜けた後の会議では、八面六臂の活躍を見せるが、山崎を見守るという制限が取れたからというだけではなく、休憩後の情報共有で実際の黒影に対する実験の映像を見たという事が大きい。
全てが揃ってから語り出す、探偵物の推理タイムのようなやり口は自己演出等ではなく、研究者としての慎重な性格の為。
しかし、一部とはいえ腹の内を見抜いた稲垣から、誤解も込みで“狐顔のたぬき親父”と思われている。
山崎の事は観察し続けている為、現段階の山崎ではほぼ全て教授の掌の上。フェリーに乗るよう説得するシーンは、最終的なゴール地点まで見えた上で会話をしていた。
どんな作戦になるかは分からなかったが、バケモノとの対峙を予感してから、さりげなく手首の痛みを、少し盛って山崎にアピールしていた。
教授の中で山崎が自発的に潜水艦に乗る確率は、8割ぐらいを想定。乗る場合は議長の所へ、コソッと言いに行くだろうと考えていた。
山崎がただの怖がりでない事には、以前から薄々気づいていた。
作戦上、山崎がフェリーに乗る必然性は無かったが、面白い成長をしそうだという予感から、大義名分があるかのように話して作戦に参加する決意をさせる。
面白い(興味深い・Interesting)を優先させるが、その為に何重にも安全策を巡らせる等、悪人ではない。
教授の言葉を文字にすると、基本的に人を「君」付けで呼んでいる。だが、一定以上認めるか親近感を感じた人間に対しては「くん」になる傾向がある。ただし、同じ研究者である稲垣や白井に対してはハードルが高めに設定されている。
大学で長年若者を観察して来た為、若手の心理を読むのが異様に上手い。
◆議長
名前:竹鶴
年齢:60代前半
立場:内閣府危機管理監
役割:議長
■ 外見
恰幅が良く、会議中の目付きは鋭い。
政府側の人間は、全員防災服を着ている。
●概要
会議の進行役として、“鶴の一声”をイメージ。
会議参加者に対しては、「くん」ではなく「君」づけで呼ぶ。
会議中は冷静沈着で、周りの挙動を良く観察していた。
稲垣が未明から水族館に出勤していた事情は把握しており、眠そうな彼に気を使っている。
たまに休憩を挟むのは、稲垣の為というよりは首相官邸との連絡や、色んな方面への許可取りがメイン。
会議では男性秘書に許可取りや各種手配を依頼。女性秘書には、AIと手作業で、議事録やスライド操作とまとめ等を担当させていた。
あからさまにウイスキーをイメージさせる名前で、命名ルールの答え合わせになってしまう為名前が紹介されなかったが、会議中、”鶴”の一声でまとめる瞬間や、”竹”製万年筆を見せる事で、伏線を張っている。
◆稲垣
名前:稲垣
年齢:40代前半
立場:海洋生物学者(水族館所属)
担当:噛み跡の鑑定
■外見
日焼けした肌に、海水と日光で傷んだ、ややウェーブのかかった長めの黒髪。 初日は未明の地震から身支度も整えずに水族館へ急行し、そのままヘリで緊急招集されたため、ひどくボサボサな乱れ髪だった。しかし、ホテルでシャワーを浴びた二日目(作戦当日)には、それがただ伸び切っただけではない、美容院で最近切られたばかりのような、手入れの行き届いた長髪であることが分かる。
目つきは常に眠たげだが、観察対象を前にすると鋭くなる
●概要
皮肉屋で、好きな研究をしている時以外基本的にだるい。
今回は未明の地震から水族館に詰めていた所に、シャチのいる水族館所属の専門家として緊急招集を受け、朝からヘリで静岡へ来て鯨の検死⇨会議と休む間がない。そのため、会議中は純粋に眠かった。
しかし、洞察は異常なほど鋭く、山崎が抜けた会議で、教授の発言が会議の決定スピードを劇的に上げたのを見て、教授が山崎のために会議で発言を控えていた事にも気づく。
誤解もあるが、それをきっかけに、「きつね顔のたぬき親父」と心の中で呼んでいる。
水族館所属の為、難しい言葉は極力使わずに話す癖がある。
しかし専門用語も、誰かが使って受け入れられていれば、次から使ったりする。
イルカの小物が先端についた指示棒は、水族館で支給された備品。
・私生活の謎: 常に気怠げな振る舞いで皮肉屋だが 、初日の会議で着ていた白衣には几帳面にアイロンがかけられた形跡があった。常にダルそうな稲垣が自分で手入れしているとは考えにくく、2日目の意外と手入れされた感のある毛先も合わせ、「しっかり者のパートナー(妻)」がいるのではないかと、教授は密かに予測している。
・第9話(ヘリ調査)における反省: 地震直後の緊急招集と限られた調査時間ゆえに、GPSタグ等の機材をヘリに持ち込めなかったことを、現場のプロとして深く反省している。
一方で、もし機材があったとしても、20m超の未知の巨獣に物理的な刺激(痛み)を与えれば、ヘリごと海に引きずり込まれるリスクがあったと冷静に分析。当時の判断を「生存のための最適解」として整理している。
以上の事から無駄な後悔を引きずることはせず、その教訓を作戦当日の「フェリーや小型艇へのGPSマーカー付き水中銃の配備」という、具体的かつ実務的な備えへと即座に昇華させている。




