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いよいよ、海外遠征です

いつものように朝6時に目覚めた。


今日は試合の為に遠征する日。


明後日の試合に臨む為、午後6時30発のテキサス州会場付近への直通便に乗る事になる。


メニュー3セットまでの途中で切り上げ、午後3時30分に社用車を使用して、川名さんと展数さんも同乗し、空港まで行く。


午後5時30分、目的の空港までは着いた。

都内からの車での通行と言う事もあり、かなり混雑しているように見えた。


空港の構内に着いてからは出航するまで、各種手続きを行う為、ひたすら俺の荷物なり、各種機材なり様々な物を遠征先に送る為の準備をしていた。


午後6時、いよいよ飛行機で移動する為の搭乗許可が出る。


俺達3人は機内に入り、ビジネスクラスの席に座って、飛行の瞬間を待つ。


午後6時30分。いよいよ、飛行機が加速を始め、やがて空へ飛び上がる。


しばらくして、座席を離れても問題ないようになった時、川名さんが、

「これ、現地に着いてから、色々な場面で適切な額を使う事になるから、試合で着る以外は細かい場面でさりげなくチップをやる事になるから覚えていてね」


20分ほどの色々なパターンついての説明を動きを付けながら説明してた。


川名さんと展数さんが居る時は、2人が出してくれるとの事だ。


ここから1時間経過して、機内食が出てきた。


俺のメニューはあらかじめ申請していた鶏肉とオレンジジュースである。

普通の食事をしていたら、試合に悪影響が出る為、ここは妥協出来ない。


2人は普通の食事を摂っているが、気にしている訳にはいかない。


今、俺が気にしている事が眠い。


午後9時にあたる時間になっている為、眠気に襲われているが、

「寝る時間を調整する為にも、現地のホテルに着くまでは我慢してね」

川名さんからの非情な通告であった。


展数さんも笑いながら、

「俺達も寝ないでやりきるつもりだから、お互いに頑張ろうな」

俺の眠気との闘いに付き合ってくれるようである。


事前の説明では、12時間飛行すると言う事なので、眠気が最大の敵、と言う事になるのである。


ここから2時間後になると、頭が回らない状態だが、2人に色々と痛覚を刺激する事を定期的にやってもらっていた為、そんな中でもいつの間にかテキサス州の空港に着いた。


俺はもはや、寝ているかどうかが混濁したような状態で2人に手を引かれながら、飛行機を降りた。


ここからは川名さんが一度、時間を見てから、各種手続きや荷物受け取りなどを続けて、展数さんがその間、俺の手を握り続けてどうにか起こしていると言う感じである。


手続きが終わったようで、空港を出る際、いつのまにか黒塗りの手配した車を俺を引き連れながら、3人で後部座席に乗り、空港を後にした。


ここからさらに30分後、ようやく目的のホテルに着いた。


ホテルの外観はとても大きい。

何が大きいかと言うと、まずはホテル以外の駐車場や、何もない空間がとにかく広い。


これが本当に広いかどうかは、非常に強い眠気に支配されている為、現在は不明である。


このまま、ホテルに入り、川名さんがチェックインや荷物検査など諸々の手続きをして、ようやく自室に入れる事になった。


2人から俺を支えながら、宿泊するであろう一室に電子キーを開けて入った。


急いで、俺を近くのベッドに寝れる状態にしてから、

「今から寝れるだけ寝て、朝に色々やれば時差ボケは取れる……事はないけど、かなり軽減するはずよ」

川名さんは有無を言わさず、俺に眠るように命令する。


「ガクが目を覚ましてから、筋トレなり食事などの話はするから、今は何も考えずに寝ておけよ」

展数さんの言葉もあって、俺はすぐに寝る事にした。


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