十六話
短いです。
Happy Valentine's Day
16・ニアサイド④(貨幣価値)
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翌朝朝食を食べた後ニアサイドにある各商会を訪れて香辛料を定期的に卸す契約を結んだ。
それに伴い商業ギルドに赴き登録をして商会を興した。
何故初めから商会を興さなかったのか?それは先ず一番の問題であるお金がなかったからだ。
今回の諸々の経費は全て契約した契約金から払っている。
更に香辛料を売るとしても販路が無いためにこの街でしか売れないためだ。
その為に各商会にはこの街で月に売る量を定めてそれ以上はニアサイドで販売しない様に契約した。
もし破れば二度と香辛料は売らないとした。
他の街に売る量などには制約を掛けていないので好きな量を売ってもらう。
そうすれば噂が広がり自分達の商会に接触しようと各街から集まって来るだろう。
そうすれば人脈も出来販路なども出来るだろう。
商会の従業員はダンジョンのモンスターと奴隷商に行きそこで数人の奴隷を購入する事にする予定だ。
だがその為にも金が必要だ。
諸々の資金はまだ足りるが冒険者としてもこれから本格的に始動して行こうかと思う。
それに先ずは商会の建物を手に入れないといけない。
それにも纏まったお金が必要な為に冒険者ギルドに行き依頼を受け早めにランクを上げる事にした。
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今回は早めに行った冒険者ギルドを訪れたので早朝程では無いが数多くの冒険者達でギルドは賑わっていた。
デウス達三人は掲示板に貼ってある依頼の中から薬草の採取依頼とその道のりにいるコボルトの討伐依頼を受注した。
ついでに常駐依頼の魔物や魔獣も発見次第狩るつもりだ。
ガアード、ソーリャの二人を伴いノービスの森へと向かう。
その後特に何事も無く薬草の採取と討伐依頼を完了しついでに常駐依頼にあったフォレストウルフの群れを発見し殲滅した。
冒険者ギルドに行き薬草と討伐証明部位を提出し報酬金を得た。
その後不動産(この世界での正式名称は〜領〜領主公認土地管理斡旋所)に行き希望の土地の大きさや立地、建物の大きさや築年数を言い見積もりを出して貰う事にした。
それによると最低でも金貨500〜600前後必要との事だ。
現在の所持金は金貨330枚に銀貨19枚、銅貨54枚、鉄貨28枚だ。
この世界の貨幣価値は国によって違う。
例えばシュルベール金貨1枚に対してミディア王国では金貨2枚分相当になる。
これは金貨なら一枚の金貨に使われている金の比率が違う為だ。
そしてこの様に貨幣価値に差があると商人などが困る為にも中央大陸の超大国に五大国が中心となり各国共通の貨幣制度である。交易共通金貨を作った。
これにより滞っていた交易はスムーズになり交易が盛んに行われる様になった。
だがこれによりダメージを喰らった国家も存在する。
例えば中央大陸の小国や他大陸だ。
自分達の国や地域が発行する貨幣よりも交易共通金貨が主流になり変わりつつある為だ。
そしてこの交易共通金貨は中央大陸以外の大陸(西大陸は除く)でも共通の貨幣として注目を集めている。
近い将来全ての貨幣が交易共通金貨になる可能性もあるだろう。
因みにニアサイドでは交易共通金貨ではなくミディア王国の貨幣が使われている。
ミディア王国の貨幣価値は
白金貨→金貨→銀貨→銅貨→鉄貨となっている。
交易共通金貨の貨幣価値は
白金貨→金貨→銀貨→銅貨である。
だが交易共通金貨と言われる様に基本的には金貨がよく使われる単位だ。
その為に交易共通金貨と言われる様になったとかならなかったとか……。
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デウスはこのままちまちまと依頼をこなしても知名度もランクも上がらないのである策に打って出る事にした。
それは前にもやった様に境界線の向こう側の魔物か魔獣をこちら側へと誘き寄せる事だ。
それも強敵の方が印象も強いだろう。
それか数だな。
そう考えて境界線の向こう側に居る配下に思念を送りこちら側へ誘引する様に命令をする。
To be continued......
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