違和感
この物語は、人の「秘密」と「醜さ」をテーマに描いています。
決して気持ちのいい内容ではありません。
登場人物たちは、それぞれ誰にも言えないものを抱えています。
もしあなたにも、触れられたくない過去や秘密があるなら── 少しだけ、心して読んでください。
ガチャ、と扉が開く音。
ゆうや「、、、ぇ」
ゆうやが小さく声を漏らす。
ひめか「え、なんで、、」
もう1人も困惑した顔をしている。
さっきと同じだ。
偶然にしてはできすぎている。
吉野「お前らも、知り合い?」
吉野が呟く。
めい・つばさ「ひめか!久しぶりだなぁ」
ひめか「ね、久しぶり、なんであんた達もいるの?」
ひめか「てかこの子誰?入口で出会ってスマホ見てたから一緒に行こって言ったのに何にも話してくれなくて」
ひめかと一緒に入ってきたあみは、ゆうやと一瞬目を合わせすぐに逸らす。
最後にもう1人入ってきた。
あみが口を開く
あみ「りん?、、、」
りん「あみ?あみもあの画像き、」
──バタン。
扉が大きな音を立てて締まった。
つばさ「は?」
ガチャ、とドアノブを回す。
つばさ「ちょっと待て、開かないんだけど」
焦りが一気に広がる。
何度回しても、ビクともしない。
つばさ「、、ふざけんなよ」
低い声で呟いた。
その時。
ポケットの中でスマホが震えた。
ピロン。
一斉に、同じ音が鳴る。
嫌な予感しかない。
ゆっくりと、画面を開く。
あの番号。
──またこれか。
開いた瞬間、息が止まる。
表示されたのは1枚の画像。
その下に1文
「ヒントです。」
吉野は顔を上げる。
全員が、同じようにスマホを見ていた。
誰もが、何かを突きつけられている表情。
さっきまでの空気が一気に変わる。
りん「、、これ、何」
震えた声。
答えられる人はいない。
ただ1つ分かるのは──
ここにいる全員が、
それぞれ何かを握られている。
沈黙が続く。
重く息苦しい空気。
その時。
天井から、ノイズが走った。
───ギィィ、、
思わず顔を上げる。
スピーカー、そこから声が──
???「────」
途切れた音。
そして、
???「ようこそ。」
機械的な声が響いた。
全員が固まる。
逃げ場は、もうない。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ついに全員が揃い、物語が大きく動き出しました。 それぞれの関係性、そして“秘密”がどう絡んでいくのか、これから少しずつ明かされていきます。
この時点で違和感や気になる点があれば、それはきっとヒントです。
ぜひ引き続き読んでいただけると嬉しいです。




