関係
ゆうやは何を自白するのか。
ゆうやはなぜあんなに拒むのか。
その秘密が今回明かされます。
重い空気のまま、
誰も動かない。
ゆうやの荒い呼吸だけが響いている。
否定も、言い訳も、
もう意味がないと分かっているのに――
やめられない。
ゆうや「、、、違うって言ってんだろ」
かすれた声。
誰にも届かない。
その時。
ピロン。
音が鳴る。
今度は――
りん。
りん「え、、、」
小さく、声が漏れる。
画面を見たまま、固まる。
その反応を、
ゆうやは見逃さなかった。
ゆうや「、、、なんだよ」
低く呟く。
りんは答えない。
ただ、スマホを握る手が震えている。
???「ヒントを更新しました。」
スピーカーの声。
そして――
ピロン。
全員のスマホが鳴る。
嫌な予感。
画面を開く。
そこに映っていたのは――
メッセージ履歴。
見覚えのある名前。
ゆうやの顔が、固まる。
『また会える?』
『あとで連絡するね』
『写真送って』
その相手のアイコン。
見覚えがある。
いや――
今、ここにいる。
全員の視線が、ゆっくりと動く。
りんへ。
りん「、、、違う」
反射的に否定する。
ゆうや「、、お前」
信じられないものを見る目。
ゆうや「なんで、、」
言葉が続かない。
りんは顔を逸らす。
それが、答えだった。
つばさが小さく笑う。
つばさ「はは、、まじかよ」
呆れた声。
つばさ「どんだけ繋がってんだよ」
空気が、さらに歪む。
めいが、ゆっくり口を開いた。
めい「、、ねぇ」
全員が見る。
めいの目は、もう怒りじゃない。
ただ――冷たい。
めい「どうやって、知り合ったの」
静かな声。
逃げ場のない問い。
りんは答えない。
めい「ゆうやと」
一歩、近づく。
めい「どうやって、知り合ったの」
繰り返す。
りんの肩が震える。
あみが、わずかに顔を上げる。
でも、何も言わない。
ゆうやは、りんを見ている。
信じたくない現実を見る目。
りん「裏垢、、、」
小さな声。
やっと出た言葉。
りん「SNSの、、、裏アカで」
その一言で、
全てが繋がる。
めいが、ゆっくり笑う。
壊れたように。
めい「、、、あぁ」
納得した声。
でも、それは救いじゃない。
めい「じゃあさ」
視線をあみに向ける。
あみは動かない。
めい「あみとも?」
沈黙。
あみは、何も言わない。
そこで
りん「あみは私の友達で、あみとの写真をアイコンにしてたらこの子にも合わせてって」
ゆうやが、一歩後ずさる。
ゆうや「、、、は?」
理解が追いつかない。
ゆうや「なんで言うんだよ、、」
全部が、裏から繋がっていた。
???「記録は、消えません。」
スピーカーの声が、静かに響く。
りんのスマホが、また震える。
ピロン。
最後の一押しみたいに。
???「“正しい自白”を推奨します。」
逃げ場は、ない。
りんは、ゆっくりと顔を上げる。
その目には――
恐怖と、
諦めが混ざっていた。
読んでいただきありがとうございます。
ゆうやとりんの関係。
ゆうやとあみの出会い方。
このゲームの被害者は誰なのか。
このゲームはなんなのか。
是非お楽しみください。




