19話 魔法少女決戦(中編)
魔法少女達の心の中の世界
今は、いない六人目の魔法少女の残滓が居る。
体を失ったが、真実を伝え、もう一度、話をする為にそこに居る。
ただ、普通は、そんな世界があっても意味がない。
夢に、でてきても、その記憶は消えてゆく。
今、この瞬間は、違った。
アリスと言う、外部による干渉を得て、その記憶は、心に刻まれる。
そこに、何が起きたかは、本人しか分からない。
わかったのは、決意が、あると言う事だけは、第三者にもわかった。
攻撃が、止まった。
魔法少女の一人が言う
「もうやめよう、戦う相手は、彼ではない」
死んでた目が、輝きを取り戻した。
外のホムンクルス達も、倒すことができたみたいだった。
指示が出て、皆、撤退していく。
そして、魔法少女と勇だけが残った。
「今からでも、君達の仲間になっていいかな?」
「わかった、僕達も、そのためにここに来た」
これで、終わると思った。
その時、知らない人が、一人居た。
その人は、魔法少女を襲った。
「こうなるとは、思っていた」
気がつくと、一人の頭が潰れた。
魔法少女達の悲鳴が、聞こえる。
勇は、その人に魔眼を発動するが、効かない。
その間に、一人が、複数の剣で、刺された。
即座に、止めに動く。
他の一人が、反撃の一撃を撃ったが、簡単に止められ、その少女は、炎の渦に包まれた。
残りの、少女は、絶望し、何もできなくなった。
勇は、走って近づく、その間に、その人の持っていた剣で、一刀両断された。
もう一度、剣を、振り落とした時、勇が、間に合い剣を受け止める事が出来た。
その人が、フードを上げて言葉を発した。
「少し、話をしよう勇」
その顔は、東京の時の男だった。




