17話 王様と何か
準備があるとその日は返された。
帰ってからは、何事もなく時が進んでいった。
嵐の前の静けさだと思うほどに。
次の日、作戦の説明があるからと呼ばれた。
その道中、マーリンと会った。
「久しいね、原田くん」
「誰でしたっけ?」
「忘れるなんてひどいな、ラーメン屋で、語り合った仲じゃないか」
「あ、マーリン」
「そう、私こそマーリン」
「ところで何の用ですか」
「王様の所に行くんだろ、私も、王様に挨拶をっね」
マーリンは、そう言うと、楽しそうに話し始めた。
「仲間は、増えたかい?」
「そこそこには」
「少女が一人、劇員が一人、魔女が一人といったところか」
『魔女は、ともかく、だいたい当たっている。なんでわかったんだ』
その後、歩きながら語り合った。
「話というものは時を早くするね。よし着いた」
王座の間へとやってきた。
「お待ちしておりました、勇さん」
驚いた顔でアーサーは、言った。
「隣の方は、誰でしょう」
マーリンは、高らかに、名乗った
「私の名前はマーリン。諸国を束ねる王に会いに来た」
「マーリン?私の聞き間違えでしょうか」
マーリンは、首を傾げた
「私は、マーリンを知っている。では、貴方も、マーリンを名乗るのですね」
「これは、ちょとまずいかもな、私は、退散させてもらおう」
マーリンは、そう言うと、姿を消した。
「気を取り直して、勇さんこちらへ、将軍さんから、作戦の概要をお聞きください」
連れられた部屋には、ガタイのいい男が居た。
「王様から、話は、聞いております。手短にいきましょう。初めに、魔法少女と、一般兵が、攻めて来る情報を、得ました。一般兵は、二分して1軍と2軍で、制圧します。勇様は、魔法少女の一人と戦っていただいたく存じます。残りの4人は、私と、他の者で、戦います。そして、初めに前線で、立って魔法少女を誘導してほしいく思います。…」
作戦を一通り聞き終えると、時刻は、とうに暗くなってしまった。
帰ると、皆が、待っていた。
一時の休息、明日の戦いに向け体を休めることにした。




