32 待っていたぜ!
皆は………この倉庫にやって来た。椿が場所を伝えたからだが、銀次もナナも………小太郎達も来た。皆、刺繍入りの制服を着ていた。
「金次………何で………お前の仲間は皆来るんだ?」
マーチンは俺の隣で倒れている。でもよ、それすらも分からないようだ。
「そんなん仲間だからでも、意地でもねぇよ。………これはよ~、ナメられたくねぇから、皆が1つになったからだよ。お前の所の兵隊みたいに見捨てねぇ………誰かを皆で狙うことも、力のあるフリをして、力の無ぇお前とは違うんだよ」
「そうかよ………」
言ったマーチンは泣いていた。
本当は気付いて居るんだろうな。皆が仲間で友達だってな。
銀次を先頭に皆が倉庫の中に入って来た。
清水ちゃんも鴨川先輩も来た………そして、戦争が始まった………。
❤❤❤
僕は目の前の2人の男を殴り倒していた。ナナも威圧感が出ていて、敵も怯んでいる。でも、殴り倒していた。
「銀ちゃん、自分達はコイツらを許しません!!」
「ぶち回してやるでおじゃる!!」
「山田はナメられるのが一番許せないスッよ!!」
丸達は皆を連れて殴りに行くけど、金ちゃんも椿も2階。階段の所には男が10人………。
数もコッチの何倍も上だけど負ける気がしないよね。
「銀、伏せな!」
清水ちゃんの声にしゃがむと、清水ちゃんのスカートの中が見えた。どうも………男を蹴り飛ばしたみたいだね。
「どう?お姉さんの攻撃は?」
「ねえ、何で下着が赤なの?しかも、白の苺柄」
「ケンカとセックスも赤って決めてんのよ❤」
「した事ないくせに」
「銀、アンタの姉ちゃんと何度もしているよ❤」
ゲッ!?想像をした結果。僕も狙われるかもしれないな。気をつけよう。
僕は次の敵にロケット・パンチ❤
❤❤❤
俺は身体の鎖を解こうとしていたが、なかなか解けない!?
「金ちゃん、待って」
ん?椿のロープが緩んでいたのか?さっき髪を掴まれた時に緩んだのかもしれない。でも、そのロープを解いた!
椿は自分のツインテールからピンを外して、鎖の鍵を開けようとした………そして、解けた!!
俺は近くの見張りの男の顔面に拳を叩き込んだ!男は宙を舞う………。
「銀次!」
「金ちゃん!」
銀次は男を殴り飛ばして微笑んだ。最高で最強の笑顔だぜ!
「テメェら、全部シメてやれ!」
全員が叫んだ!!
そう………三山にトドメを刺してやらないとな。マーチンは………もう、終わりだ。
俺達は片っ端から殴り倒していく。
そして………俺と銀次は出会った。
「金ちゃん❤❤❤」
「銀次………やるか?」
「うん❤❤❤」
俺達は背中を合わせて、中学ん時みたいに敵を倒していく………。
コレが俺達の戦いだ!!
男達が10人、俺達を囲んだが、小太郎が角材でソイツ等の後ろから殴り飛ばしていった。
「金ちゃん、いけるか!」
「ああ!小太郎!三山に気をつけろ!アイツは不意打ちをしてくるぞ!」
「おう!銀ちゃん、金ちゃんを任せたぜ!」
「頑張れ、小太郎!」
小太郎は笑っていたよ。
❤❤❤
そして………俺達は倒していくが、三山の野郎が居ねえ!?
「動くんじゃねえ!」
見ると、椿を盾にナイフを持った三山が居た!?
「クソッ!」
笑っている三山………俺達は動けない!そして、敵は残り30人程。三山の後ろに集まっていく………。
逃げる気だな………。
「銀次、三郎、来な!」
俺じゃなく、銀次とナナを指名しやがった!
面白ぇ………俺は2人を手で制して、三山の元に歩いて行く………。
「金次!テメェじゃねぇ!」
「…………………………」
俺は無言で歩いて行く。そして、三山は頭にきたのか、後3歩って所で椿を放り投げて………俺を刺した!?
「金次、なめすぎだぜ………」
「お前もな」
「………なっ―――!?」
そう、俺はナイフを掴んでいた。
実は売っている粗悪なナイフは掴む事も、怪我を怖れなければ握る事も出来る。そして、俺はそんな心臓目掛けて刺した三山のナイフを、刺さる前に握っていた。
「三山……お前は救えねぇよ」
俺は最高の一撃で三山の顔面に拳を叩き込んでやったぜ!
さて、次は残りの………。
「金次を殺れー!!」
次から次へと………身体が動かねえ!と思ったら、俺の隣を通り過ぎて銀次とナナが、連中に殴り掛かった………所で、俺は倒れた。
「金次………大丈夫か?」
神無月先輩………?
「悪かった。お前は………コレから高校の頭を張れ。ワシは………マーチンを連れて高校を辞める。本当に………ありがとう」
それを聞いて、俺は目を閉じた……。




