33 終わりの始まり
あの後、俺は総番になった………らしい。がよく憶えていない。でも、神無月先輩はマーチンと学校を辞めた。問題行動の責任を取る形でだ。
俺はと言うと。鴨川先輩が俺の単車を運転して、俺を病院に連れて行ってくれたが、医者は怒ったり驚いたりしたが、警察には連絡をしないでくれた。
銀次もナナも泣いちゃうし、椿なんか料理をするって家に来て、母ちゃんと仲良くなるし。チコは、どれを嫁にするの?って目を❤の形にしやがって!
アレから………3日間も俺は部屋に居た。
「クソッ!痛ぇ!」
今日も学校は休んだ。
他の奴も怪我で休んでいる奴が居た。
「金次!お客さんだよ!」
ドアの向こうから母ちゃんの声。俺はドアを開けて驚いた!?
そこには、神無月先輩と清水ちゃんの2人が居たからだ!?
「金次、大丈夫か?」
「少し横になっていなさいよ」
清水ちゃんは分かるが、何で神無月先輩が………?
俺達はテーブルを挟んで座った。
「一応、もう一度キチンと金次に謝る。本当にすまない」
先輩は………頭を下げた。
「結論から言う。マーチンは三山と少年院に送った。少しは大人しくなるだろうな。それと、2年は清水が番を張る。金次、手を貸してやってくれ」
「………分かった。でもよ、マーチンの件は俺に報告する事じゃねえよ」
「まあ、そう言わないの❤」
清水ちゃんがクッキーを焼いてきたのか?それをバスケットに入れて来たのか?バスケットから皿の上のクッキーを見せてきた。俺は………1枚貰って食った。
「清水ちゃん、美味いな。今度、銀次にも教えてやってくれよ」
「銀は………イイ女になったね❤」
「昔から女っぽい奴だったが、姉ちゃんの背中を見すぎたんだろうな」
「かもね。先輩は………別の高校だから会えないけどね❤」
「だろうな。でもよ~、すぐそこなんだから会いに行けよ。銀次の姉ちゃんに」
「そうね。そうしましょう」
俺は神無月先輩に目を向けた。
「そんで、先輩はそれを報告に来たのか?」
「三山は逮捕されたが、金次の一撃で顎を砕かれて、筆談で「もう関わらない」ってよ」
「じゃあ、メシもロクに食えねぇだろ?」
「ああ。そうだ。お前は何も知らずに全てを終わらせた。銀次の事もな」
「終わらせた?銀次が男に戻んのか?」
「「ハハハッ」」
2人は笑った。
「何だよ?」
「銀は、ますます金次が好きになって女に磨きを掛けているって言っていたよ」
「清水ちゃん、ソレは笑えねぇ」
「まあ、良いじゃねぇかよ。金次は銀次と一緒に番を張ればよ。鴨も言っていたぞ。金次には勝てねぇってよ」
「本当かよ?」
胡散臭い話しだな。あの鴨川先輩が言うとな。
「金次、もう一度言う。銀次と番を張れ。お前は1人じゃないからな」
「マーチンとは先輩がどんな関係なのか教えてくれよ」
「弟分で相棒だったよ。ケンカは弱えが気があってな。だから、俺がアイツを更生させる。出て来たらワシがな」
「………そうかよ」
「んじゃ、そろそろ銀次が来る頃だから帰るよ」
「金次、銀をよろしくね❤」
「清水ちゃん、俺と銀次は変わんねえよ」
その言葉になのか、2人は嬉しそうに笑った………。




