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金ちゃんカッコイイ! 俺の相棒は高校デビュー  作者: 八神 月影


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30/34

30 夜のパーティー

 銀次もナナも着替えてきて、単車を持って来た。

「んじゃ、今夜は街中を流そうぜ」

 ナナはアメリカン。ブラック・ジーンズに革ジャンって、ナナが大人っぽいから似合ってんぜ。銀次はミニのスカートにジャンパー。カワイイな。俺は白ドカンに革ジャンだぜ。

「んじゃ、行くか」

 エンジンを掛けて、アクセルを回す。

 

 今夜も俺の単車は喜んでいるよ。俺達は町に出て行った………。


 ❤❤❤


 どれくらい時間が経ったか?………いや、それ程時間は経っていないと思うが、俺達はコンビニに寄った。

 すると、美人を2人連れているから目立つのか、3人の男に絡まれた。

 俺を無視して、ナナと銀次に声を掛ける男たち。

「ねえ、お姉さん達、コレからドコに行くの?」

「カッコイイ単車だね」

「遊ぼうぜ」

 俺の事はガン無視………その中の3人の内の1人の胸ぐらを俺は掴んだ。

 コッチに引き寄せると、俺はガンを飛ばした。

「俺のツレに用があるなら俺が聞くぜ」

「んだっ!?ゴラッ!!」

 殴りかかってきた男………トロいな。小太郎ならもっと早くて重いぜ。まあ、受ける気はないから躱して、ソイツの顔面に拳を叩き込んだ!

 男は鼻血を流して、駐車場のアスファルトの上を転げ回る。

 それで、俺に気付いたんだろうな。

「テメェ、金次か!?」

「金次さんだろ?まあ、良いよ。だったら、どうするんだ?」

「クッ!?やっちまえ!」

 俺は2人同時に掛かってきた奴らの右側の奴の腹にケリを喰らわせて、左側の奴を………やる前に銀次とナナが拳を叩き込んだ!?


 そして、3人は捨て台詞を吐いて逃げていった………。


「銀次、ナナ、俺にもっとカッコイイ所を見せてくれよ」

「良いの。金ちゃんが強いのを知っているから❤」

「そうよ❤銀ちゃんもそれを知っているんだから❤」

 2人は楽しそうだな。だから………まあいいや。

 そこに、1台の単車が駐まった。

 乗っていたのは小太郎だった。

「おう!金ちゃん、銀ちゃん、ナナ、どうしたんよ?」

「小太郎こそどうした?」

「冴と苺が椿を誘うから、一緒に金ちゃんを誘って来なよって言われてな。だから、金ちゃんの家に行ったら、チコちゃんが怒っていたぜ、ハハハッ」

「何だよ、連絡してくれりゃ良かったのによ」

「ちっと、ワシが少し話を直接したかったんよ」

「三山とマーチンの事か?」

「そうだ。2人は椿達を狙うかも知れねぇんだよ」 

 

 見ると、ナナの目が鋭くなっていた。


「銀次やナナは?」

「それも込みだが、付け入れる所があれば何でも良いんだろうな」

「そうか………田代達を護衛につけるか?」

「ああ。それは他の連中も含めてやっているよ」

「他には、誰が動いている?」

「皆が動いているはずだ。清水先輩も鴨川先輩もな。何でも、近い内に俺達を潰したいらしい。あの、三山って奴もマーチンも………最後は三年を狙っている。殺っておくか?」

「早い内に潰しておくべきだな」

「金ちゃん、何なら今から潰しに行く?」

「銀次の言うとおりだな」

「じゃあ、一度椿達の所に行って、椿達を隠しておこう」

「ナナはそれで良いか?」

 俺はナナの意見も求めた。

「ええ。両方に狙われているのは椿だからね」

 

 俺達は椿の家に向かった………。


 すると、冴と苺に椿の家の近くで会った。

「金ちゃん!椿が大変!」

「冴、どうした!?」

「椿が拉致られた!あーし達も戦ったけど………」

 冴も苺も怪我をしている!!

「小太郎!数を集めろ!銀次、清水ちゃんの所に連絡をしてくれ!」

 2人はすぐにスマホを取り出して連絡を取る………。

「ナナ………連中を潰して良いよな?」

「分かっているわ。ナナも潰すのを手伝うよ。いや、ナナにもやらせて!」

 ナナの目は………仲間を………友達(ダチ)を守る目をしてい。

 俺は冴と苺を見た。

「2人は病院に行け。それと、どいつが拉致ったのか教えてくれ?」

「三山だよ!あのパーカーを着たアイツ!ボックスカーに乗って連れて行ったよ!」

 苺の言葉通りなら………三山で間違いないし、マーチンも居るな。


 そこで、俺のスマホに椿から連絡が来た!?


「………三山か?」


 俺は冷静だった。………そして、向こうでは笑っていた!


「金ちゃ~ん、俺だよ。マーチンだよ❤」

「テメェ!今から行くから待っていろ!」

「なら、例の倉庫に1人で来い。ケリをつけようぜ。あの、入学式の日の一発………忘れていないからな、ヒャハハハハッ!!」

 確かに、俺は今年の入学式の日に俺はマーチンに絡まれた。だから、一撃で沈めていた。先輩なんか関係無かったし、銀次も帰ってくるのは分かっていたから。だからなのか、それからマーチンは惨めだったろう。

「ちゃんとタイマンしようぜ、金ちゃん」

「お前、中学の時も俺達に絡んでいたよな?」

「憶えてくれていたのかい?嬉しいぜ、ヒャハハハハッ!」

 思い出したよ。………マーチンは中学の時に銀次にも絡んで、その銀次にも一撃で沈められていた。ただのモブ野郎。それすらも、俺達が原因ではない。マーチンが弱いのに絡んで来るから悪いんだ。

 でも、椿の件は俺のせいだ。もっと、キッチリ、マーチンとケリをつけなかったから………俺のせいだ。


 単車に跨がり、俺はアクセルを回した!!


「金ちゃん!待って!!」

 銀次の声を聞いたが、俺は1人で向かった………。


 ❤❤❤


 単車を走らせていると、両脇から単車が………知らない連中が絡んできた?見た所、どこかの族だろうがな。


 ウゼェ!!


 俺は単車を単車を相手に寄せた。

「ドコの者だ、テメェ等!?」

「止めろや!」

 

 単車を停めると、10人位に囲まれた。

「金次!ゲームじゃ!俺らを潰してから行けや!」

 全員が襲い掛かってきた!!でも、俺はリーダー格の奴に向かって行き、一撃で潰してやった。でも、コイツらは仲間もリーダーも関係ないのか?俺に掛かってくる………。


 くだらねえ………信頼も仲間意識も無ぇなんて、淋しい奴らだな。

 俺は1人づつ倒していく………。


 終わった時には十分も経っていなかった。でも、連中に3発も殴られた。でも、コレはゲーム………マーチン、今夜はお前に死んで貰うぜ!!




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