17 銀次の部屋
起きると銀次が俺の隣で寝ていた。
朝方まで勉強をしていたが………そのまま寝ちまった様だ。が、もう朝の9時か………。
まだ眠いが俺は起きて顔を洗った。
チコが朝メシを用意してくれていた様だな。
「チコ、悪いな」
すると、チコは嬉しそうに近づいて来た?
「昨日は凄かったの?」
「何の話しをしてんだよ?」
「ソレは………アッチの話し❤」
恥ずかしいなら聞いて来んなよ。
「あのな~………何もねぇよ」
俺はメシを食うが………チコはニヤニヤしていた。
「それより、さっき椿ちゃんが来たよ」
「………?椿が?」
「銀ちゃんの家に行ったけど居ないからって。まあ、お兄に会いに来たんだって」
俺はメシをかき込むと、すぐに服を着に部屋に戻る。………でも、もう銀次は居なかった。でも、テーブルの上には1枚の置き手紙があった。
「………一旦、家に戻る……か。いや、それ所じゃねぇよ!」
俺は窓を開けて、隣に移ると銀次の部屋の中に入った!
………着替え中………銀次が椿と下着姿だった!?しかも、見せ合いをしていた。俺はそっと窓を閉めて、自分の部屋に戻った………。
や、ヤバい!?銀次は女なんだ………何時もの感覚で入っちまった!?
「金ちゃん~、どうしたの?」
俺は2人に見えるようにベッドの上で土下座していた!!
「ねえ、椿が話しがあるって」
死を覚悟して、俺は銀次の部屋に再び向かった………。
2人は服を着ていたが………俺はそこで小さくなっていた。
「すまねぇ!椿の事で急いでいてな!」
俺は再び土下座!
「それより、椿から話しがあるって」
「なんだ?何かあったんだろ?」
俺はすぐに聞いた。話しを変えたかっただけなんだが。
「その………京極って奴を知っている?京極ナナって奴を?」
本当に女なんだな………?
「ああ。名前は知っている。その京極の下の者ともやり合ったし、田代達に探さしている」
「金ちゃんはナナの所まで私を連れて行ってくれない?」
「女が相手じゃ俺は手を出せないが、男共は任せてくれないか?」
「銀ちゃん、やっぱり金ちゃんだね!」
「うん❤金ちゃん、カッコイイ❤」
椿と銀次は手を取り合って喜んでいた。
変だな………?
こんな事は日常茶飯事なのに、なのに何でこんなに喜んでいるんだ?
「実はね、そのナナって言うのは別名で、本名は「京極 三郎」って言うの!」
銀次がダブって見えるー!?
「ちなみに、チーム名が「コンプレックス」だって!なんのコンプレックスだよってね!」
銀次の言葉に俺はゲンナリとした………。
「何で………銀次、何でその名前?」
「椿から説明をしたげて」
「あんね、「サブちゃん」は女の子に成りたかったらしいの。そして、レズりたいんだって。キャハハハッ!」
頭が痛い………。
「ヨシ!ソイツをシメよう!」
「いつ行く?」
「銀次、今夜だ!準備をしておけ!」
「うん❤ニュー・ハーフ同士の戦いだね、金ちゃん❤」
嬉しそうな銀次を見ていると………何かこの世の不幸が全部吹き飛びそうだな。
「所で、何で「complex」(コンプレックス)なんだ?」
「私の知る限りでは、名前と男ってカテゴリーらしいよ。でも、下は男で居たんだってさ。まあ、整形もしているし、髪も長い。胸もあったし、下も改造しているかも。キャハハハッ❤」
「その………椿は京極って奴の写真は持っていないのか?」
「あるよ。この間、無理矢理写メ撮られたの」
確かに、スマホの中には嫌がる椿と、色気漂う女が………見た目はOL風の見た目だが、着ているのは革ジャンに革パンでパンクっぽいし………胸は……盛り過ぎじゃねえ!?
「コイツをやっつければ良いの?」
「うん❤銀ちゃん、やっちゃって!」
「銀次、んじゃ、田代達を呼んで探させようぜ」
「集まっているところは私が知っているよ。夜に行こうよ」
「んじゃ、他の連中に伝えてくんよ」
俺は銀次の部屋を出た………。
❤❤❤
「銀ちゃん、やっぱり金ちゃんはカッコイイね❤」
「うん❤僕の惚れた男だもん❤」
僕的にはちょっと嬉しい言葉なんだよね❤
「皆にも伝える?」
「そうだね。クラス対抗ボコリ合いだね。そうすれば、少しは静になるよ」
「そうだね。きっと楽に勝てるよ」
「まあね。それより椿の下着カワイイね。ドコで買っているの?」
「近くの服屋さんだよ。でも、そこにもナナが来ていて行きづらくなったの。一緒に行ってくれる?」
「なら、今から行こうよ!」
「うん。じゃあ、行こう」
僕は服を着替え始めた………。
もし、ケンカになったらの為に金ちゃんを連れて行こう❤
「ねえ、その店って男も入れる?」
「大丈夫だよ。男物も売っているから」
「んじゃ、金ちゃんも連れて行こう❤」
「なら、私は外で待っているね」
椿は先に外に出ていった………。
僕は今日はツインテールにして、ミニのデニムの上下を合わせよう❤




