16 夜の勉強会?
話し合いが終わった後、俺は風呂に入ってからパンツ一丁でベッドの中に入った。
ムニュ………?
何か隣に柔らかな物が………布団を少し捲ると………クッション?
俺の部屋には無いはずのクッションがあった?布団を全部捲ると………そこにはネグリジェってやつ!?スケスケのソレを着た銀次がクッションを抱えて横になっていた!?
「ぎ、銀次!?何をやってんだー!?」
「しー。チコちゃんが起きちゃうよ❤」
クッ!?………こんな所を見られたら………何を言われるか!?
「何をやってんだよ?」
声を殺して問うが、銀次は笑っている?
「金ちゃんに弄んでもらおうと思って❤❤❤」
「………寝るぞ」
呆れた俺は背中を向けて横になった。
すると、俺の襟足に息を吹き掛ける銀次に、ゾワゾワとっした。いや、襟足に息を吹き掛けられたら普通にゾワゾワするから、銀次がイヤなんじゃないぞ。
「本当にいいの?❤❤❤」
「何がだよ?」
「僕は金ちゃんの為に予習をしたんだよ❤❤❤」
「ソレは………夜の勉強か?」
ヤベェ~………俺のドキドキが………銀次と、その………している事を想像をしてしまった………。
「一緒にしよ❤❤❤」
「………しない」
「でも………❤」
「しないぞ!」
「勉強しとかないと、夏休み前の中間テスト、赤点オンリーになっちゃうよ❤夏休みに補習をするハメになるよ❤」
「………今は何月?」
「5月も末………2カ月もないよ❤テストまでに最低限は勉強しないと、遊べないよ❤❤❤」
「今からしないとダメ?」
「金ちゃんは特にね❤❤❤」
もう、貞操の危機の前に夏休みの危機だな。
「金ちゃんの学力じゃ、今から復習しないと大変だよ。僕もだけどね」
底辺高校にギリギリ入学………それでも、銀次が勉強を教えてくれたから入れた………クッ!仕方ない。
「銀次、遅れを取り戻すついでに、俺にも教えてくれ」
銀次も海外に行っていたから遅れているはず。なら………いや、頭を下げるのも必要だな。
俺は………頭を下げる。
「頼む!」
「うん❤手取り足取り教えて上げる❤」
俺達は布団の中から出た。
そして、あらためて銀次の姿を見るとエロい!!理性が飛びそうだな。
しかも、パンツ一丁だし。
「な、なあ、銀次?俺も何か着ていいか?」
「大丈夫❤金ちゃん1人にはしないよ❤」
意味が通じていない銀次はネグリジェを脱ぐ!?
「昔は一緒にパンツ一丁だったじゃん❤」
「あのな………」
「うわ!?金ちゃんのミニ金ちゃんが凶悪になっている❤こんなに凄いのは……僕でも無理かも………❤」
「バカ!何を言っているんだよ!」
そこでドアが開いてチコが入って来た!?
「もう、お兄!ウルサイ!」
目が合う俺とチコ………は、すまなそうにドアを閉めた。俺はすぐに開けてチコを引き入れた!
「ご、ご免!忙しかったよね!?」
チコ………そんなに慌てられると俺は何て言っても通じなくなるだろ!?
「いや、コレは勉強をしているんだ!」
「えっ!?………保健の勉強!?」
呆気にとられているチコに、俺が逆に呆気にとられた!?
「いや、そうじゃなくて!?」
「まさか、モテなさ過ぎて銀ちゃん相手に………良いのか」
納得するチコに俺はイラッとする。
「銀次、お前からも何とか言ってくれ!」
何でか………銀次はシナッと床の上に倒れた!?
「だって、金ちゃんが頼むからって言うから、ヨヨヨッ❤しかも頭を下げてまで、本気で………あの金ちゃんが❤」
俺は間違いなく言った!!そして、頭も下げた!
「お兄………それは妹でも引くわ~」
チコが引いている………。ここはどうすりゃ良いのか誰か教えてくれ!!
「しかも、父ちゃんも母ちゃんも今夜は居ないし………」
スッゴい冷たい目………応援してたんじゃないかよ!!いや、勘違いされているのを何とか正さないと!!
「ウォー!だから、違うって言ってんだろ!!」
クソッ!!キレるしか出来ねぇ!
そんな俺に銀次が両腕を開いて!?
「金ちゃん、続きをしよ❤❤❤」
そんな銀次に殺意が芽生えた!!
「銀次、違うだろ!?」
「ご免。そう言う関係だったなんて……チコは気付いていなかったよ。お兄、ご免ね。耐えられなかったんだね」
泣きながら出て行こうとする、銀次との恋愛を応援していたチコを捕まえて、銀次の前に連れて行く。
「言い違い!」
銀次は笑っている。
根性が悪い………昔ながらの銀次だったよ。やっぱり、コイツは女になっても銀次そのものだよ。
とりあえず、俺はチコに説明をした。
そして………チコは納得した。
「もう!お兄が銀ちゃんに発情したのかと思った!もっと軽めな事からにしろって思ったんだからね!」
「しねぇよ」
「ねえ、それより。銀ちゃんのそのブラってカワイイ❤❤」
「コレクションの一部なんだよ。今度、チコちゃんも金ちゃんを連れて、3人でランジェリーショップに行こう❤」
「俺は行かん」
そんな所行ったら不審者扱いされんだろ。
「何でー?」
銀次はつまらなそうに言うが………チコはパジャマを脱いでしまった!?
「チコのなんてコレだよ?母ちゃんが大人ーな下着はダメだって言うから。自分は着けるくせにさ!」
「チコちゃん、派手なのって意外と安いんだよ」
「銀ちゃん、そうなの!?」
「うん。派手なのって余り大量に売れないから安いんだよ。意外でしょ?」
「なる程。その中から良い物を手に入れる………ワゴンセールに火が点きそう!ワクワクするし、お兄は銀ちゃんに喜ばせてもらっているんだね❤」
「今度、僕の部屋においでよ。スッゴい下着が山程あるから」
ゴクリッ!俺は………イカンイカン。
「お前ら、とりあえず勉強するぞ。チコは部屋に戻れ。銀次、準備するからコレでも着ていろ」
俺のシャツを着るが、その匂いを嗅いで銀次は微笑んだ?
「金ちゃんの香りがする~❤❤❤」
「………そうかよ」
そして、俺達は夜の勉強会を始めた。
これ以上は変な方向に行くから、なら勉強会をした方がマシだ!
笑っていただければ光栄のつもりで書いてみました(笑)




