師匠と冒険と修行と14
「そんな顔をするでない。確かに説明が面倒というのもあったが、自分の状況を知った方が受け入れやすかろう?更にそんな話しをしたら別のことが気になって他のことが疎かになると思ったからじゃ。」
「言いたいことはわかるけど、説明が面倒っていうのが大部分を占めてそう。」
「称号がどうのとかわしから言うの面倒。」
「ほら。」
魔のつく者との関連性があると思っちゃったじゃん。
「まあそんな些細なことはどうでもええ。要するに斬子自身これから何かを選択するときは気を配っておいて欲しいということじゃ。」
アナスタシアは真剣な目で私を見つめながら言った。
「うん、分かった。」
実感は一切わかないけど、この人の言うことならきちんと守らないとね。
「さて、それじゃパーティ登録でもするかの。」
アナスタシアは自分のギルドカードを取り出して机の上に置いた。
「綺麗……。」
そのカードは虹色にキラキラと輝いていた。
「わはは!Sランクになればこうなるぞ!お主はまだまだじゃがの!」
アナスタシアは少しだけ得意げに笑いながら机をバンバン叩く。
「うん、わかってるよ。」
とはいえあまり嫌味な感じはしないから不思議だ。
まあ実力なんてないも同然の私だからこそなのかも?妙なプライドとかそもそもないし。
「かーっ!欲がないのぅ!」
「良いじゃん別に。ほらパーティ登録するんでしょ?どうすんの?」
私もカードを出した方が良いのかな?と思いながら机の上にギルドカードを置いた。
「おーそうじゃな。まずはカードを重ねるぞ?」
「うん。」
2人のギルドカードを重ねて、アナスタシアは私の胸を掴んだ。
「ちょ、ちょっと……っ!!?」
「ええい、女同士じゃろ!我慢せい!」
「そ、そんなこと言われても……っ!」
あまりにも真剣な顔で言うので抵抗は出来なくなってしまった。
何これ、何これ!?
どうしてもおっぱい触る必要があるの!!?
アナスタシアはまさぐるように、優しく私の胸を撫でながら優しく揉みしだき始めた。
「んっ……!」
え?え?この動作ホントに必要なの!!?
焦る気持ちと恥ずかしい気持ちとが混ざり合っておかしくなりそうなんだけど!!?
そのせいか私の呼吸も少し荒くなる。
「ほう……?意外と感じやすいんじゃな…?」
「は…んっ!なに、言ってんの…っ!」
あれ、これ今何をしてるんだっけ?
もうよくわからなくなってきた。
すると、双方のギルドカードが光だして、1秒ほどでその光は消えた。
「うむ、パーティ登録終了じゃな。」
アナスタシアは私の胸を揉みしだきながら、満足そうな顔をしていた。
「い、つまで…っ!やってるの!!?」
パァン!!!!!!!
私はアナスタシアの頬を引っ叩いた。
「ぬぐぉ!!…い、いい一撃も持っとるではないか……。」
アナスタシアは後ろによろけながら自分の頬をさすっていた。
少しにやけ顔なのが腹立つんだけど。
「はぁ…はぁ……。これホントに必要だったの…?」
息を整えながら聞く。
こんなこと必要ならパーティ登録ってほとんど同性とじゃないと出来ないじゃん。




