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怨讐の拷問塔  作者: ころぶくん
1章
33/97

クレアリーナ王国11

「さて、ではこれでお別れじゃな。」



 わしは予定通り3泊だけしてすぐに冒険に向かうとした。



 3日間という短い時間とは言え、メイビスには色々と思うところはあるにはあるが…



「そうですわね。村までは一緒に向かいますわ。」



「うむ、ではそこまで見送りを頼むとするのじゃ。」



 ここでお別れじゃと言うのにわしらは村までの道中何を話すということもなく、無言で歩いた。



 2人ともに穏やかな表情をしながら……。



 村に着く直前までは。



 わしは村が近くなって何か異常を検知した。



「……血の、臭い…?……っ!!!」



 それはメイビスも同じようで、そうボソッと呟けば一目散に村まで走って行った。



「メイビス!待つのじゃ!!」



 わしは更に嫌な予感がして、メイビスを引き止めるように叫ぶが、メイビスは止まることなく走って行くのじゃった。



「くそ……!」



 わしは慌ててその後を追って走り出した。

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