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怨讐の拷問塔  作者: ころぶくん
1章
17/97

絶望……そして希望17

「はぁ……はぁ……!」



 私は何とかイメージを作り出す。



 何か……召喚……。



 えっと……すぐには……動物……?



 そ、そうだ犬をイメージして……。



 ピカッと何かが光る。



 魔法陣のような幾何学模様が床に現れる。



 そして、光や幾何学模様が消えてそこには……。



「鉄……?」



 何かの金属の塊だけがそこにあった。



「どう……して……。」



 自分がイメージした物とはまるで違う。



 先ほどのメイビスの言葉を思い出す。



 やっぱり、私は、こんな……。



「決まりですわね。」



「ひっ……!」



「ゴミ虫。」



「ぁぐ!!」



 背中に衝撃が走り、そのまま前のめりに倒れ込む。



「どうしてオンリーワンが両極端なのか理由教えて差し上げますわ。」



「……うぅ。」



「心が極端に弱いか強い者しかオンリーワンになれないからですの。あなたは間違いなくオンリーワンのゴミですわ。」



 ガッと頭を踏みつけられる感覚。



 その衝撃でおでこを床に打ちつけつつ、這いつくばる。



 情けない。



 でも、これが私なんだ。



 誰からも必要とされず、誰の役にも立たない。



 これが……私なんだ……。

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