その八十三
三千二百五十八
自分の子供と遊んでいると、自分が本当に小さかった頃の事を色々と思い出して来ました。何とも嬉しく、何とも切ないです。そして自分の人生がずっと繋がっている事を、改めて強く実感します。でもそれを繋がった一つのものだと実感出来る事、それは私がそういう平和な家庭に生きる事が出来たからなのです。大人になってからもずっと、父母の愛の中に生きる事が出来たからなのです。人生に於いて私が自身を強く律し続け、その努力に拠って自分という存在が連続した一つのものであるとの実感を得ている訳ではありません。
感謝は尽きる事がありません。私は今日も、喜んで母の介護に向かいます。
三千二百五十九
まだ小さな子供の頃の記憶と今も一緒に生きている自分の事を思い、重苦しい気持ちになる事もあります。軽々とした、何にも囚われない気持ちである事の方が良いと思う時もあります。
しかし私は、昔からずっと連続して続いている私だから私なのです。そうでなければ、それは抑々(そもそも)私ではありません。従って、私はそうでなければいけないのです。そうであってこそ、私の幸福は先に在るのです。
三千二百六十
旅に出掛けて、方言に接したいですね。決まり決まった標準語ではなく。独特の用語、そして思わず微笑んで仕舞う抑揚、全部面白いではありませんか。人の人生が伝わって来る様です。
そうなのです。方言さえも、結局私にとっては『人』なのです。人とその営みを象徴するものなのです。だから接したいのです。
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