その八十
三千二百四十六
順境の日を待つのではない。順境逆境に関係無く、今すべき事がある筈だ。それをしていると、自分の周囲自分の置かれている環境が、勝手に順境になったり逆境になったりするのだ。それは本質的に自分のすべく事とは関係の無い事なのだ。
環境に関係無く、自分の為すべき事は変わらずにずっと在る。またそういう『自分の為すべき事』でなければならない。
三千二百四十七
本を読む、良い事だと思います。心落ち着けて静かに本を読み、自分の価値観と照らし合わせる。人の魂の呼吸とも呼べる営みです。
しかし書いてみるのは如何ですか。実はそれが出来ない訳ではない、否、普通に出来る自分である事を知って下さい。
三千二百四十八
人と人との繋がり。自分が全身で打ち込める信頼出来るそれを見た事が、経験した事がありますか。私は私の両親と私の間に結ばれたそれが若しも無かったら、そういうものを人間が本当に創り出せるものだとは到底信じられなかったでしょう。
その家族を、親子の関係を、今私は自分の奥さん子供ともっているのです。この事を思うと、私は畏れの気持ちでいっぱいになります。子に、私が私の親から得たものを与え、伝えなければならない。何という課題でしょうか。私はそれを果てしなく畏れまた恐れつつ、育てて行かなければなりません。私に言わせれば、祈りの心持ちにならずに生きるなど、あり得ない事です。
三千二百五十
夜家族で眠る前、布団の上で子供がひっついて来てくれるのが最近の私の大きな慰め、喜びになっています。本当に、色々心配や憂いを忘れるものですね。これが命の威力というものでしょうか。
論理的な思考ではない。心に、魂に直接迫って来る感情、情緒。それが自分の為すべき使命と結び付いた時、人には本当に幸いなものが祝福として降るのですね。それを実感しています。またしても、私は此処で祈るべきではないでしょうか。
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