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魔法×テクノロジー!?未来異世界コンチェルト(銃が普及した未来異世界。それでも魔法は廃れず、勇者は今日も魔王討伐へ向かう。)  作者: 紫沐時


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first mission①

"安い之后、住んでいるこの街の人々は、長い間会えていなかった家族や友人を探しに向かった。魔王侵攻の日々の中で、彼らは未来がどうなるのか分からなかった。


「ねえ、沢恩。あなた、本当にまた勇者になるの?」


サリスは沢恩の後ろを歩きながら尋ねた。


「もちろん」


沢恩は答える。


「前と同じように。でも、今回は自分の意思でなるんだ」


「なんだか、すごくかっこいいね」


サリスは目を輝かせながら言った。


「じゃあ――」


その時、空から白い鳩の羽ばたく音が聞こえた。


「私も仲間に入れて」


サリスはお願いするように、まっすぐ沢恩の目を見つめた。


「ダメだ」


「え?」


「君の両親が心配する」


「もう許可はもらったよ」


「でも、君のスマホ、電池切れてるよね?」


「う……うん……」


「行かないで」


「沢恩だって自分の両親を説得したじゃん。私だってできるよ」


「でも……」


「私……どうせ今はこの街から出られないんだよ。でも、勇者パーティーの一員としてなら……もしかしたら、この機会に両親に会いに行けるかもしれないから」


サリスは鼻をこすりながら言った。


魔獣の襲撃後、安全確保のため、街の住民は長期間街の外へ出ることができない。


「本当に……俺と一緒に来るの?」


「うん」


「後悔しない?」


「しない」


その後、長い沈黙が流れた。


「……一緒に来てくれ」


沢恩は真剣な表情でサリスに言った。


「やった! あはは!」


サリスが空を飛びながら喜ぶ頃には、二人はすでに道の半分ほどまで進んでいた。


沢恩は迷うことなく勇者登録協会へ向かった。


「こちらの方、本当に勇者登録をするのですか?」


到着すると、受付の職員が確認する。


「はい」


「一つ忠告しておきますが……今回から、勇者は誰でも――な――れ――る――ものではありません」


「!?」


「十六歳以上の者だけです」


「……」


最終的に、沢恩の登録手続きは無事完了した。


「それと、勇者パーティー結成資格の申請もお願いします」


「分かりました。こちらに入力を……」


職員は情報を入力していく。


「完了しました。番号は――PABT(Provisional Aestheran Basic Team)-97302です」


「ありがとうございます」


「これで終わり?」


サリスは外へ向かいながら首を傾げる。


「うん。あとは仲間を集めればいい」


そう言って沢恩は足を止めた。


「……一人、すごく向いている人がいる気がする」


次の瞬間、二人は顔を見合わせ、同時に叫んだ。


「ササス・サスサ!」


(サリスは自然に『ササス姉さん』と呼んでいた)


「つまり……これがあなた達が来た理由?」


ササス・サスサは二人をじっと見つめる。


「はい」


沢恩はその視線に少し居心地が悪そうに答えた。


「光栄です!」


ササス・サスサはすぐに了承した。


そして少し間を置いて付け加える。


「ちょうど、しばらく仕事も見つからなかったので」


「では、勇者様。これから何をするんですか?」


「その呼び方はやめて。本名で呼んでくれた方が慣れてる」


「うーん……分かった」


「それで……どうするかはまだ決めてない。昔は勇者パーティーの一員だったけど、あの時は勇者がみんなを導いていたから……」


「え?」


サリスは少し残念そうな顔をした。


「まずは武器を手に入れるべきじゃない?」


ササス・サスサが横から提案する。


「そうだ」


沢恩は急に思い出したように頷いた。


「ガチャ……」


自動ドアが閉まる。


「高いな……」


沢恩は購入した武器を抱えて店から出てきた。


その後ろでは、サリスが興奮した様子で『セイシャマリス魔法録』を抱えて歩いている。


「ここにはすごい魔法がいっぱいあるね! 召喚魔法とか、火竜を呼ぶ魔法とかないかな?」


サリスは本を大雑把にめくりながら楽しそうに言った。


冒険者起航協会では、武器の申請だけではなく、沢恩の指輪もアップグレードされた。


沢恩は手にした拳銃を見つめる。


そして、緑色の光を放ち、同じ色の発光模様が刻まれた新しい指輪を銃身へ装着した。


「Link,Beyond Magical,Success!」


機械音が響く。


沢恩は、浅い灰色の中に紫が混ざった瞳で、新しくなった武器を見つめた。


その表情には、少し戸惑いが浮かんでいた。


まるで、これから再び始まる、忘れられない旅路を前にして、まだ自分がその現実に追いついていないようだった。


「悪くないじゃない」


ササス・サスサは満足そうに、自分の銃を眺めた。

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