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気持との闘い(2段階 技能教習19)

 前回、めちゃくちゃ嫌悪していた教官Xに2時限連続であたり、良い流れが完全に途絶えてしまった。同じ過ちを繰り返さないよう、技能教習19の『みきわめ』はAさんを指名したが、果たして教習は上手くいくのだろうか。

 2017年12月23日。不安な気持で臨んだみきわめ。前半は路上を走り、後半は所内で縦列駐車と方向変換の確認という流れなのだが、結果は不良。前回から完全に立ち直れず、技能教習で初めて道を間違えてしまい、前半の時間で所内に戻れず、坂道発進も失敗の連続。前回よりも酷い出来に。Aさんは僕が落ち着いていれば問題なく運転できると解ってくれているらしく『今日はどうしたの?緊張しすぎた?』と心配してくれた。それがなかったら、また2週間くらいへこんでいたかもしれない。

 教習終了後、できればこの日にみきわめを通っておきたかったので、初めてキャンセル待ちをしてみる。しかし、待ち時間が半端なく、教官を指名できる訳ではないので、30分だけ待って家に帰ってしまった。

 あくる日、運良くAさん指名で予約が取れたので、再びみきわめに挑戦。教習開始前、Aさんが『今日で終わらせようか』と言ってくれて、期待に応えなければと気持が燃え上がる。

 一度失敗したのが良かったのか、この日はかなり落ち着いて運転することができた。地味に心配だった方向変換も、出る時に縁石に乗り上げることなく無事成功。みきわめの結果は良好で、見事に卒業検定への切符をゲット。

 教習終了後、Aさんとの別れ際、僕は『ありがとうございました!』といつもより深く頭を下げ、コミュ障なりに精一杯感謝の意を示した。次の卒業検定で合格すれば、もうAさんと顔を合わせることもないのかと思うと、僕は少し寂しかった。

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