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6歳

遭難生活363日目

この森に来て一年がたとうとしている。

最初は戦闘に慣れて無くて何度も殺されかけた。

まぁ正直今でも変わらない。急に空から攻撃されたり、透明になっている魔物に奇襲されたりと散々である。

一年間ずっと同じ方向に歩いているけど木が巨大化していたり、毒を持つ植物が多くなったりという変化はあるが森なのは変わらない。

ただ、魔物は進むにつれてどんどんと強くなっている。

ゴブリンはよりずる賢く、オークはより堅く、オーガはより巨大に…

僕だって強くなっているのに、最近では勝つ事が難しくなってきている。

しかも、新たにグリフォン、竜種、ユニーク個体と見られる魔物まで現れてきている。

最近はこの森から出られるのかと少し悲観的になってきた。


そんなことはさておき、もうすぐで誕生日だ。

「ガチャ」が確定で当たるという事に加えて、魔法スキルを習得できる可能性があることが楽しみで仕方が無い。

以前お嬢様に「キースは魔法を使えるようになるよ。」と言われたので期待している。

そういえば、あの後はどうなったのかな?

あまり考えないようにしていたが、もしかしたらお嬢様は死んでしまったかもしれない。双子石を割ったことに気付いていないかもしれない。

もし、あの時お嬢様を止めていたら、僕は今頃楽しく領主屋敷で暮らしているかもしれない。

あの時のことを思い出すと後悔が頭に浮かぶ。



(今は考えないようにしよう。)

お嬢様にあったときに考えよう。僕は記憶に蓋をするのであった。


遭難生活で獲得したスキルは4つもある。

一つ目は「魔力上昇」である。今はLv.4まで上がっており、20%増加している。この森に来る前は魔力が多すぎると思っていたが今では全然足りない。

魔力枯渇で増やすのは一瞬で死ぬためできない。魔物を殺すと魔力を獲得できるそうだか、これまでに1000も増えていない。

特に「魔手」と「魔槍」がめちゃくちゃ魔力を使う。

だからこのスキルはありがたい。


二つ目は「穴掘り」である。ハッキリいってゴミスキルであるため、「スキル変換」のためにレベルを上げている。

特に言うことが無く、強いて言うなら穴掘りの音によって来た魔物に殺されそうになったことがあるぐらいだ。

あの時から怖くて使えていない。


三つ目は「二段ジャンプ」である。これに関しては正直残念感が半端ない。「二段ジャンプ」のおかげで戦いの幅が広がったが、レベルが上がっても、ジャンプ回数が増えるのでは無く消費魔力が減るだけ。魔力が多い僕からしたら、回数が増える方がうれしかった。


四つ目は「鑑定」である。

そう、あの「鑑定」である。授業で存在を知っていたが「ガチャ」から出るとは思わなかった。出たときは思わず叫んでしまった。

ただ、最近出たばかりでレベルは上がっていなく、鑑定できる物は名前だけである。

これからに期待している。


以上がこの一年で出たスキルである。ダブる事が無く使い道も多いためとてもうれしい(「穴掘り」を除いて)。


そして、僕の誕生日になった。

深呼吸をして、心を落ち着かせる。こんなにドキドキしているのはいつ以来だろうか。


(ステータス!!)


魂の叫びを上げステータスを開ける。



名前 キース

年齢 6

体力 100

魔力 169344/169344

筋力 121

速さ 193

耐久力 140


パッシブスキル:

(ノーマル) 「筋力上昇Lv.9」「耐久力上昇Lv.9」「速度上昇Lv.9」「魔力上昇Lv.4」「精神耐性Lv.7」「痛覚耐性Lv.8」「毒耐性Lv.9」「麻痺体制Lv.7」「記憶力上昇Lv.5」「穴掘りLv.2」「暗視」


(レア)「不眠」


アクティブスキル:

(ノーマル) 「ガチャLv.4」「思考加速Lv.9」「強撃Lv.5」


(レア)  「アイテムボックスLv.6」「隠匿Lv.5」「気配感知Lv.5」「魔力操作」「ウサギ耳Lv.5」「回復ⅡLv.2」「軽量化ⅡLv.4」「鑑定Lv.1」「二段ジャンプLv.3」


(ユニーク) 「魔手」 「スキル変換」


魔力スキル:

(ノーマル)「水魔法Lv.1」

       ・{水生成}


称号 (転生者)[見届け人][死人に口なし][サバイバル]


「暗視」

遭難生活50日目で獲得したスキル。暗くても見えるようになる。


「水魔法Lv.1」

6歳の誕生日に獲得。Lvによって使える魔法の数が変わる。


{水生成}

水を生成する。消費魔力5。


[サバイバル]

過酷な環境を一年間生き延びた物に与えられる称号。

死ににくくなる。



よっしゃーー!

魔法をゲットしたぜ。[サバイバル]とかいう称号を獲得しているが今は関係ない。

水魔法である。

生きるのに必要な水の魔法である。


(ではさっそく、{水生成}!)


右手にはテニスボールぐらいの水が出てきた。

恐る恐る飲んでみる。

いつも飲んでいる竹の水はぬるいが、魔法の水は少し冷たい。とてもおいしく感じる。


よしよしこの調子のまま「ガチャ」をしよう。

こい、レアスキル。


ガチャ!!。


<当たり。スキル「サーモグラフィーLv.1」を獲得しました。>



「チックショー!」

俺は叫ぶのであった。


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― 新着の感想 ―
気になる。 >遭難生活363日目 しかし二話目で >一年は12ヶ月の360日と決まってるらしい。 誕生日を三日過ぎてます。設定を忘れている?
小梅太遊!?
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