↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/30

お嬢様の6歳の誕生日と魔法

「なぁルック。なんで僕たちはここにいるんだ?」


今日はお嬢様の6歳の誕生日。つまり、魔法スキルを手に入れる可能性があり、「鑑定」する必要がある。

しかし、「鑑定」スキル持ちの旦那様(領主)が、昨日ギリギリに帰ってきた。

そして今、「鑑定」を執務室でしており、メイド長や執事長などの重要な人たちが執務室の前で立っている。

場違いな僕たちも…


「俺は、奥様の筆頭従者。お前はお嬢様の筆頭従者だろ。」


「え、そうなの」


「ほぼ確定。だって学園に一緒に行くだろ。」


「確かに。

ただ、魔法スキルってこんなに厳重にしなきゃならないのか?」


「はぁー、当たり前だろ。もし、魔法スキルを持っていないってなったら、貴族の社会じゃ笑われるぞ。」


「魔法って貴族の中じゃ当たり前なのか?」


「魔法スキルをってのはな、遺伝に関係するんだよ。

昔は魔法スキルを持つものを貴族、そうでないものを平民としていた。だから今でも、貴族=魔法って思ってる奴がいる。

まぁでも、最近では平民でも薄く貴族の血が入っているやつが多いから、昔よりも魔法スキル持ちは多いはずだ?。」


「お前、詳しいな。」


「ったく、そういうのは先生に聞いとけよ。

あ、中に入るぞ。」


中にはガイブ辺境伯家の3人が少し嬉しそうに立っていた。


「娘マリアは、魔法スキルを「火魔法」と「全魔法」の2つを持っていた!」


「「「おぉーーー」」」


思わず全員が驚いた。

僕も何かわからないけど驚いた。


「今回の件、他のものには「火魔法」だけを教えるつもりだ。口外は控えろ。」


「「分かりました。」」


「よし、今日は誕生日と、魔法スキルに祝って、豪華な宴会を開くぞ。」


「「はい、旦那様」」




「我が娘が6歳になり、「火魔法」のスキルを授かった。この事を祝福にして、宴会を開催する!!」


「「おめでとうございます、お嬢様。」」


「みんな、ありがとう。」


「さて、私からのプレゼントはこの指輪だ。これは、魔法を弾いてくれる。これからも健やかにな。」


「ありがとうございます。」


「私からはこの本よ。」


「これは、まさかスキルブックですか?」


「そう、なんのスキルかはお楽しみよ。」


「お母様ありがとうございます。」


その後は豪勢な食事が振舞われた。

良い家族だなー。




次の日の授業、

「いいですか?

まず魔法には火、水、土、風、闇、光の6つの基本魔法と特殊魔法に分かれています。お嬢様の「全魔法」は間違いなく、特殊魔法です。

特殊魔法は、基本魔法より強いと言われています。相手を一瞬で殺す即死魔法、空間を操る空間魔法などが例として挙げられます。」


はぁ、即死魔法とか空間魔法とかチートかよ。勝てるわけないじゃん。


「特殊魔法強すぎじゃないですか。」


「はい、ただ基本魔法は最初はノーマルスキルから始まりますが、使っていけばレジェンドスキルにまでなれます。

しかし、特殊魔法はユニークスキルから変わりません。

まぁ、レベルの数だけ魔法を使えるので、ノーマルからレアへとスキルの階級を上げれば、使える魔法が減りますが…」


え、それ最後まであげるまで大変じゃね。魔法ってイメージだけでなんでもできるって思っていたけど、違うんだ。


「そんなことより、「全魔法」の最初の魔法ってなんですか?非常に気になります。」


「僕も気になります。」


「えーーと、{完全治癒}です。」


「えーー!!!!本当ですか!!?それって、「光魔法」のユニークで手に入るスキルですよ!生きてさえいれば、欠損など関係なく治すんですよ!」


「お、落ち着いてください。」


お嬢様が引いてる。

まぁ、無理もない。あんなに清楚系な先生が急に変貌したからな。

しかし、{完全治癒}すごすぎね。俺の「魔手」より絶対強いじゃん。


「ただ、魔力を消費しないかわりに一日一回しか使えませんけど。」


「いや、何を言っているんですか?本来の{完全治癒}は1ヶ月は使えないらしいですから。」


「「は?」」


僕とお嬢様は口をあんぐりと開けて固まった。

お嬢様、あんた聖女か?

マリアだし。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。