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phase7-2

「つまり、ソラはこの〈エーテル〉の水晶体から、周りのコードとかストレージを視ることができるってこと?」


 紗世は青い光を放つ〈エーテル〉のそばでちょこんと座っているソラに質問する。夏希と一緒にいるときは多種多様な服を着せられているソラだけれど、そうじゃないときは何の変哲もない、遠くから見たら男の子と間違えそうな地味な服を着ている。


「うん、紗世と智晶には見えないの?」


「ええ、まったく」


 ソラの質問返しに、紗世はじっと〈エーテル〉を見つめながら答える。そんな紗世と、〈エーテル〉を交互に見ながら、ソラは不思議そうに呟いた。


「一昨日はそうでもなかったのに、今日の紗世からはたくさんのコードを視ることができる。しかも、赤い」


「赤い……のね」


 紗世は〈ポルガノクス〉を使ったときのあの赤い光を思い出しながら、右手をさすった。


「二人同時に特殊な力が明らかになるとはな。なんの偶然か、それとも関係があるのやら……。最近はいろいろ起きすぎて訳が分からんな」


 ここに来てからずっと黙って腕を組んでいた智晶が、ため息とともに言葉を吐く。


 三日前の襲撃の前に、紗世とソラと智晶は集落の近くの〈エーテル〉にいた。そして、ソラは軍隊からの最初の攻撃の前に、彼らが来ていることに気がついたのだ。その時に〈エーテル〉から見えたと言っていたことに紗世と智晶は疑問を抱いていた。


 とはいえ、まさにその直後、戦闘が始まってそれどころじゃなくなったために、今日の今日まで忘れていたのだ。偶然、紗世の診察を手伝うために一緒にいたソラが、智晶と鉢合わせにならなければ、すっかり忘れていたに違いない。


 というわけで、紗世たちはソラの能力を確かめるため、もう一度集落の近くにある〈エーテル〉を訪れていた。


「あ、一つ、人間よりも大きいストレージを持っているのが近づいてきた」


 と、早速ソラがその能力を発揮する。


「え、本当!」


 紗世と智晶に緊張が走る。人間よりも大きなストレージを持っているということは、おそらく相手は人工知能持ちの兵器。三人ともコードは扱えるけれど、戦闘経験は全くない。


「あと、集落から一人接近中。助けにきたみたいだね」


 続いたソラの言葉に、少しだけ紗世は肩を下ろす。


「とにかく、このままここにいるのは危険だ。集落から一人来ているのなら、早いとこ合流するぞ」


 智晶が言い、紗世たちはその場を後にする。


 〈街〉の外では、常時軍隊が回っているわけじゃない。軍隊の階級はペタインフォ級とはいえ、あまり外の世界にいて何かの拍子に軍隊から離脱してしまうことを避けたいからだと、智晶が推測しているのを聞いたことがあった。


 その代わり、ストレージをもった自動兵器が、〈街〉の外では徘徊している。普段は信司たちキャラバンの戦闘員がすぐに排除しに行くので、紗世はまだそれらを見たことがなかった。


 だから、空から襲いかかってきたそれを見て、腰を抜かした。


 人間の形を模倣しているのだろうか。頭があり、胴体や肢体は存在する。手には巨大な銃器を持っており、胴体にはミサイルの発射装置とおぼしき装置が大量についている。しかも、それが中に浮いているのだ。〈ポルガノクス〉の力でコードが作用していることが見えるが、この自動兵器は空を飛ぶにはあまりにも適していない形をしていて、どうにも違和感を覚える。


「まずいな……紗世、ソラ、防御用のコードは使えるな」


 智晶の言葉に、紗世とソラは頷く。


 すぐに空を飛ぶ自動兵器は地面に降り立ち、紗世たちに手に持った銃器を向けてくる。紗世は両手を自動兵器に向け、防御用のコードを発生させた。智晶もソラも続いてコードを発生させ、自動兵器から放たれた銃弾を防ぐ。


 三重の防御用のコードで防いだとはいえ、正面から巨大な人型自動兵器からの銃撃に、全身がこわばるのを感じた。


 けれど、安心するのはまだ早かった。自動兵器は自分の銃器が防がれたと悟るや、その巨体に見合わない素早さで紗世たちの後ろに回り込んでくる。もちろんその機動にはコードによる運動エネルギー転換が使われており、青い文字列が乱舞するその姿は、なんだか神々しささえ感じられた。その動きに反応できたのは智晶だけだった。


 防御用のコードによって銃弾が阻まれ、地面にカラカラと落下する。紗世も智晶にならい、自動兵器の動きを追いかけようとするけれど、うまく防御用のコードを移動させることができない。


「おい! 紗世! 〈ポルガノクス〉を使え! こいつの移動を封じられるぞ!」


「は、はいっ!」


 智晶の言葉に、紗世は慌てて右手を自動兵器に向ける。信司と共に試したときの要領で、相手に向かって否定の意志を向ける。


 紗世の手から赤い光を放つ文字列が放たれ、兵器に命中する。その瞬間、紗世に見えていた自動兵器の移動に使われていたコードが消滅し、唐突に動きが止まる。自動兵器はまたコードを発生させようとし、青い光が発せられ始める。


 紗世は続けて〈ポルガノクス〉のコードを発生させ、自動兵器のコードを打ち消す。しかしその間にも銃撃は続けられており、智晶とソラがコードで防いでいるものの、このままでは危なかった。コードによる防御はずっと続けられるものではないのだ。いつかはストレージの容量がパンクしてしまう。


 自動兵器にはコードを打ち消されたときの対処法をプログラミングされていないのか、移動用のコードを発生させては紗世に打ち消されることの繰り返しだったけれど、こちらも相手をなんとかするすべはなかった。


 しかし、状況はすぐに打開されることになった。


 銃弾をばらまき続けていた自動兵器の銃器が、唐突に地面に落ちる。はっとして見ると、自動兵器の右腕が半ばからきれいに切断されていた。


 次の瞬間には足が切断され、自動兵器はあっというまに転倒する。そしてひっくり返って地面と接触した頭部の真上に長身の男が姿を現し、その手に持った刀を振り下ろす。


 突然のことに、なにが起こったのか紗世には理解できなかった。紗世が唖然としている間に自動兵器は動きを止め、機械が地面に落ちる音が響きわたる。


「大丈夫かい!」


 続いて、男の声が響く。その声は、キャラバンのまとめ役、拓人の声だった。


「拓人か。なんとか損害はなかったが、悪いな、手間かけさせて」


 智晶が返事をすると、拓人は困ったような顔をした。


「そうだね、襲撃のあった後だし、できれば集落から離れるのはやめて欲しかったかな」


「ああ、だがソラに〈エーテル〉からストレージの位置を広範囲で探る力があることがわかったんだ。判明したのが襲撃の直前だったから、確かめようと思ってな」


 智晶が集落から離れた理由を言うと、拓人は驚いて声を上げた。


「本当かい! とにかく、話は集落に戻ってからしよう」


 拓人の言葉に紗世たちは頷き、拓人に付いて集落へと移動を開始した。







「信司から聞いたんだけど……」


 ダムの内部にある会議室で、拓人は紗世たちにキャラバンの近況を説明してからこう切り出した。


 元々紗世一人に話す予定だったらしいけれど、ことの成り行きで腕を組んだ智晶とちょこんといるソラが同席していた。ソラの能力については現時点であまり使う機会がないので、とりあえず保留ということになっている。


「〈ポルガノクス〉には通常よりも詳しくコードを視る能力と、コードを壊す力があるんだね?」


「はい、昨日信司さんと検証してわかりました。一応、今日も検証をやって、信司さんが張った多重防壁を壊せることがわかっています」


「それはすごい……。『狂人』が『革命の力』というのも無理はないね」


「理奈のこと、ですか?」


 紗世が聞くと、拓人は鷹揚に頷いた。


「紗世さんの友達なんだってね。T地区出身とはいえ、いったいどうやってこんなコードを手に入れたんだろう」


「それは……」


 あの少女なら、何でも手に入れられそうだ。あんなことがあった後でなら、紗世は本気でそう信じていた。


「まあ、でも〈ポルガノクス〉以外の情報は、〈ポルガノクス〉を利用して手に入れたって推測するのが妥当かな。〈街〉の情報的なセキュリティにはコード技術が使われているって夏希も言っていたし……」


 それから、拓人は急に押し黙った。


「まだ何かあるのか?」


 ここまで黙って聞いていた智晶が怪訝そうに言うと、拓人は、ああ、と返事をした。


「『狂人』……理奈さんが、襲撃の翌日にとある情報を送ってきたんだ。特にこうしろっていう要望とかメッセージは無かったんだけど、北海道の札幌にある、食料生産型の〈街〉の詳細な地図と、セキュリティの分布図がそのまま添付されていたんだ」


 この言葉に、紗世は絶句した。街の地図はともかくとして、セキュリティの分布図なんて国家機密級だ。そんなものが流出したら、国の信用にも傷が付きかねない。


「僕たちには、これが一つの示唆としか解釈できなかった。つまり、理奈さんはここを襲撃するべきだって言っているんだ」


「そんな! どうしてですか!」


 札幌にある〈街〉といえば、日本にある〈街〉に食料を供給する重要なものだ。そこで生産された野菜や穀物は、コード化されて各地の〈街〉へと運ばれていくのだ。無論、紗世もそうやって届けられた野菜を食べていた。


「信司から、このセカイの現状を聞いたんだよね?」


 紗世が驚いて声を上げたのとは対照的に、拓人は落ち着き払って答えた。


「〈街〉の外にいる限り、僕たちは子孫を残すことはできない。それに、いつだって命を狙われているんだ。さっきだって、あの自動兵器は容赦なかっただろう?」


 そう返されては、紗世には言うべき言葉が見つからなかった。


「そんなの、僕はおかしいと思っている。確かに、僕たちは何らかの違反を犯して〈街〉から追放された身かもしれない。ウイルスが発生して、他の人の安全の為に殺されるのは社会の仕組みとしては間違っていないのかもしれない。でも、こんなセカイは間違っている。ましてや、君たちのような人間を、僕たちは自分たちの意志で〈街〉から連れてきたんだ。そんな皆を、こんな残酷なセカイにさらしたくはない……」


「少し傲慢が過ぎるんじゃないか? 安住の地は、私たちの誰もが望んでいることだろう?」


 智晶が拓人をたしなめる。どうやら、智晶は紗世よりも前にこの情報を知っていたようだ。内容が内容だから、紗世には直接話せなかったのだろう。


「ああ、そうだね……。とにかく、僕たちは人間としてちゃんと生きられるような場所を探していたんだ。それが元々のキャラバンの作られた目的だったし、クイーンがどこかにいってしまうまでは本気でその場所を探していたよ。


 今のところ、もっとも確実な場所の候補が、どこかの〈街〉なんだ。〈エーテルタワー〉に守られている〈街〉ならば、軍隊が来ても対抗できるし、なにより外のセカイのコード干渉を受けなくなる。まあ、〈エーテルタワー〉を制御できればの話だけど」


 ここに来て、紗世はどうして自分がこんな話を聞かされているのか、薄々ながら気づき始めていた。


「でも、その〈ポルガノクス〉ならば、〈エーテルタワー〉をなんとかする事ができるかもしれない。だから、紗世さん、君に協力して欲しいんだ。君のその力ならば、僕たちが安住の地を手に入れることも可能なんだ」


「そんな……わたしにはそんなこと出来ないですよ。さっきだって拓人さんが来てくれなかったら……」


「いいや、そんなことはない。普通、あの自動兵器を倒そうと思ったらもっと時間がかかるんだ。紗世さんは気づいていないかもしれないけれど、君が自動兵器に〈ポルガノクス〉を当てている間、機体を守っているコードもすべて消滅していたんだ。〈ポルガノクス〉は、使い方によっては何者も寄せ付けない盾にも、矛にもなるに違いないよ」


 そう言われて、紗世は心の中で身震いした。これまで出来なかったことが出来るようになる感覚ですっかり忘れていた『革命の力』への恐怖が、紗世の中で再び現れる。


「どうか、僕たちに力を貸して欲しい。君がいれば、文字通り革命を起こすことができるんだ!」


「わ、わたしは……」


 恐怖と、目の前で懇願される困惑で、紗世は言うべき言葉を見失っておろおろする。


「待って」


 と、紗世の前に細い腕が守るようにかざされる。見ると、これまでなにも言わずに座っていたソラが、真剣な表情で拓人を見据えていた。あまりにも静かだったので紗世もそこにいるのを半ば忘れていたぐらいだから、拓人も驚きの表情を浮かべていた。


「それは、今決めるべきことじゃない。紗世には、時間が必要」


 ソラの言葉に、拓人ははっとなっておろおろし始める。


「ああ、なんだか責める言い方になってしまったね。ごめん、紗世さん」


「ええ、いえ……わたしも、返事ができなくて……。拓人さんが言っていることって人助けなのに……」


「いや、いいよ。彼女の言うとおり、これは今すぐに決めるべきことじゃない。これからけが人の診察の時間だし、この話はまた別の機会にしよう。悪かったね」


「それじゃ、私も行くぞ」


 紗世が何か言う前に、智晶が立ち上がって外に出る。紗世もそれにならい、部屋を後にする。言うべき言葉が見あたらなかったので、軽く会釈をすると、拓人は軽く手を挙げてそれに応えた。








「紗世さんの治療って、何度見てもすごいですね。どっかのバカとは違って、すごく精度もいいですし」


 千慧の診察をしたときに見つかった骨の歪みを軽くコードで矯正したことに対して、千慧は感心して言った。


「そ、そうかな……」


 どっかのバカ、という節に異様に怒気がこもっていたので、紗世はそれが誰だかなんとなくわかったけれど、あえて聞かなかった。


 もう一度異常がないかコードで走査したところで、紗世はぽつりと言葉をもらした。


「千慧はさ、みんなに頼りにされるのを、重荷に感じたことはない?」


「重荷に、ですか?」


 聞き返されて、紗世は慌てて首を振った。


「ううん、何でもない。今のは忘れて」


 会話が途切れ、しばし気まずい空気が流れる。


 先に口を開いたのは、千慧だった。


「〈ポルガノクス〉のこと、ですか?」


「知っているの?」


 紗世は驚いて、千慧の顔を凝視した。


「はい、昨日師匠が教えてくれました。一部の人以外には言わないようにって口止めされましたけどね。今日も暇だったのでメッセージのやりとりをしていたのですが、〈ポルガノクス〉が何らかの形で鍵になるだろうって言っていました」


「鍵、かあ」


 紗世は先ほどの拓人の話を思い出した。信司も、この力に期待しているのだろうか。


「でも、紗世さんのことも心配していましたよ。大きな力は、持ち主に危険を及ぼす可能性があるって」


「こんな強い力なら、信司さんが持っていればいいのに。あの人なら、わたしよりもずっと使いこなせそう……」


 紗世がため息混じりに言うと、千慧は首を振って否定した。


「いいえ、師匠は、自分が持ち主じゃなくてよかったって言っていました」


「え! どうして!」


「自分が持っていたら、すぐにでもキャラバンのために使っただろうって。でも、それによって生まれる結果は本当に正しいものなのかは分からないって言っていました」


 意外だった。信司なら、自信をもって〈ポルガノクス〉を使ってみんなを導くと思っていたのに。


「というより、なんか最近、師匠は元気がないんですよね」


「そうかなあ……」


 紗世は最近の信司の姿を思い出してみる。ここ最近、紗世の〈ポルガノクス〉の検証や練習につきあってくれる彼は、なんだかいつもより柔らかい印象だ。紗世が初めて会ったときとは全然違う。なんというか、ちょっと安心しているような感じだ。


 その印象を千慧に話すと、彼女は合点がいったという表情になった。


「確かに、そうかもしれませんね。多分レイノルドとかいうやつに重傷を負わされたのが原因かもしれません。時々、師匠は自分のことを化け物だって言うときがあるんですよ。ぜんぜん、そんなことはないのに……」


 信司が、自分が〈ポルガノクス〉を持っていなくてよかったと言った理由が、なんとなく分かった気がした。多分彼自身、自分の力を少なからず恐ろしく思っているのだ。そうでなければ、自分のことを化け物だなんて言わない。


「紗世さん、私たちは、助けた人たちの感謝とか、期待とかを重荷に感じることはないんですよ」


「え? それは……」


 千慧がいきなり話題を変えたので、紗世は少し戸惑う。


「さっき、紗世さんがした質問ですよ。

 私たちは、普通の人たちよりも強い戦闘技術を持っています。全員の力を会わせれば、この前の襲撃だって防ぐことができるんです。逆に言えば、集落の一つや二つ、簡単に滅ぼすことだってできるんですよ」


 千慧がさらっと言った内容に、紗世は背筋に寒気が走るのを感じた。


「でも、ただ単に戦っているだけだったら、〈街〉の軍隊と同じです。だから私たちは、誰かを守っているという実感が欲しいんです。意味もなく戦っているんじゃないっていう証明が……」


 それは、千慧が、キャラバンのメンバーが誰かを守ることを大切に思っている理由そのものだった。そして同時に、この言葉を紗世よりも三歳も年下の少女が語っているということに、愕然とした。


「信司さんも、そんなふうに考えているのかな……」


「はい、きっと」


 千慧はきっぱりと言った。


「だから、紗世さん。師匠に頼みたいことがあったら、何でも言ってやってあげてください。きっと師匠は、誰かに頼られることを望んでいますよ」


 これまで紗世は、キャラバンの人たちのことをどこか遠くの存在だと考えていた。でも、そうではなかった。彼らだって、紗世と同じ人間だ。


 誰かに負けたりしたら、ちょっとぐらいは立ち止まるのだ。


 紗世はそんな彼らに、手を貸したいと思った。助けなんていらなそうな人たちだと思っていたけれど、彼らにだって、何か頼るものが必要なのだ。例えば、自分を信じて待っていてくれる人が。


「ねえ、千慧」


 紗世は、ちいさな決意を胸に秘めて、言葉を紡ぐ。


「わたし、あなたたちと一緒に戦いたい。純粋に戦うっていう力はないかもしれないけど、千慧たちの助けになりたい」


 言うと、千慧は驚いて、けれどすぐに嬉しそうな表情になった。


「はいっ! 歓迎しますよ!」


 これは後になって知ったことだったけれど、この時の千慧は拓人が考えていたようなことは知らなかったらしい。そのことを千慧から聞かされて、紗世は恥ずかしくなったものだ。けれど、千慧は紗世が仲間になったことが純粋に嬉しかったのだとフォローされて、嬉しいような、くすぐったい気持ちになった。





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