第32.5巻、Summon Statue!/デモンストレーション!
【ルアーカ・ルチアーノのタロットコーナー】
あ~るかな、アールカナ!
今日のタロットは~これっ!
ホイールオブフォーチュンのカードだって!
運命が巡り巡っていいことがあるかも!
「フン。王の空腹を満たせるのはやはり、辛口デーモンズヌードルに限るな」
「……いつもそればかりで飽きないのか?培養肉ブリトーやチーズナチョスだって同じ自販機にはあるんだぞ?」
Neo satelliteに現れたパンサースミスの強盗3人組をSSPに引き払った俺達だったが。
「王の拘りは一つ、このヌードルだ!」
「変わらないな、ジェイクは」
「――さっさと腹ごしらえを済ませて(ズルズル……)、ベントを始めるぞ」
「(ズルズル……)、そうだな」
――――――――――「一式を用意したぞ、ジェイク」―――――――――――
「行くぞ、ジェイク!サモン・スタチュー……デモンストレーション!」
「こい、竜星!サモン・スタチュー、デモンストレーション!」
ジェイク(LS×2、手持ち×3・控え6、スペル3枚)
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駆導(LS×3、手持ち×3・控え7、スペル3枚)
「お前は仕事ばかりでブランクもあるだろうから、スタチュー界のキングである王がルールをおさらいしておいてやろう。
この盤面上では手持ち3体、控え7体のスタチューホログラムと手札3枚のスペルカードを駆使して、先に相手のライフストーン3つを得た方が勝ちだ」
「それぐらい分かっている。――手番はコイントスで決めよう」
「ふん。ならば、この約1000年前の1セントを使おう。数字が表だ」
「……裏でいい」
「――――、数字。先行は王が貰った!」
「ジェイク。カウンター席で盛り上がるのはいいが、俺たちの店はガラス張りだ。両手を挙げて喜んでいたら通行人の目に留まるぞ」
「ついでにこれもしてやろう。――ディメンションセット!…ほう。『工業地帯・マシンナーズフロンティア』か。マシンタイプが有利らしいが、まあいいだろう」
「(聞いちゃいないな。……ジェイクらしいが)」
「王の…ッターン!」
「竜星、王のスタチューは常に一歩先を行く!――デモンズ・リンカーをプットオン!更に手札のスペルカード、『魔族との契約』を発動!このカードは自身のライフストーン1つをコストに、ランダムで追加のスタチュー1体とスペルカード1枚を得る!……王はこれで、ターンエンド」
ジェイク(LS×2、手持ち×3・控え6、スペル3枚)
ディメンション内 (デモンズ・リンカー)
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駆導(LS×3、手持ち×3・控え7、スペル3枚)
ディメンション内(無し)
――――――――――「後攻1ターン目・駆導竜星」―――――――――――
「俺のターン!(スペルカードを1枚ドロー)」
(ジェイクのパワー構築は発動条件やコストの要求に難があるが、その分、あのエーススタチューをプットオンされてしまったら巻き返しが難しい。
……幸い、こちらの構築は展開力に優れている。ヤツの動きが出来上がってしまう前に、速攻でケリを付けなくては)
「俺は、手持ちのジャンク・スターターを中央にプットオン!――そして効果を発動!自身をプットオンした時、控えから連合力1の【ジャンク】スタチューを一つ選んでプットオンする。来い、ジャンク・リコイル!」
「ほう…お得意の連続展開戦法というワケだな、竜星。――だが残念だったな、スペル発動!『顔のない王』」
◇
[顔のない王]
マイディメンションにスタチューが存在しない、または効果を持たないスタチューしか存在しない場合に発動。
ユアディメンション上のスタチューが持つ特殊効果をターン終了時まで全て無効にする。
◇
「……既にそのカードを手元へ引き寄せていたというのか」
「ふん。王に舞い降りた天啓というものだな」
「――ならば、俺は手札のスペル『ユニゾンズサモン』を発動!その効果により、手持ちからケンザンバルーンをプットオン!更にスペルの効果によって右隣のジャンク・スターターと連合!」
◇
[ユニゾンズサモン]
マイディメンションに存在するスタチューが1つのみの場合に発動。
手持ちから連合力1のスタチューを一つ選んでプットオンし、そのスタチューと連合する。
◇
「王の妨害を踏み越えてきたか、面白い」
「まだだ!俺はマイディメンションの2体連合をスクラップへ送り、スーパープットオン!
集いし部品が新たに煌めく剣と化す……切り裂け、ジャンク・ソルジャー!」
【ジャンク・ソルジャー】
連合力2……連合力合計2をスクラップに送ることでスーパープットオンが可能
「バトル!ジャンク・ソルジャーでデモンズ・リンカーを攻撃!『トラッシュ・ブレード』!!」
「くっ…やるな、竜星(LS2→1)」
「俺はこれで、ターンエンド」
ジェイク(LS×1、手持ち×3・控え6、スペル2枚)
ディメンション内(無し)
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駆導(LS×3、手持ち×0・控え7、スペル2枚)
ディメンション内(ジャンク・ソルジャー 連合力2)
――――――――――「先攻2ターン目・ジェイク」―――――――――――
「王のターン!(スペルカードを1枚ドロー)――忘れたとは言わせんぞ、竜星。王はスクラップにあるスペルカード『魔族との契約』を発動ッ!」
「そうか…あのカードにはゲーム中に一度だけ、スクラップから発動可能な効果が!」
◇
[魔族との契約]
自身のライフストーン1つを消費して発動。
ランダムで控えからスタチュー1体を手持ちに加える。その後、新たにスペルカード1枚を得る。
(スクラップ時効果:ゲーム中一度だけ、以前のターンに手札からこのカードを使用していた場合、同じ効果を発動条件を無視して使用できる)
◇
「(魔族との契約。一見ハイリスクハイリターンな1枚だが、展開が続きにくく妨害系スペルの飛び交うファーストターンであればリスクを最小限に抑えられる。スクラップ効果も短期決戦が得意なヤツの構築とも相性がいい。……考えたな、ジェイク)」
「王はこのスクラップ効果により新たにスペルカード1枚と、控えからスタチュー1体を手持ちに加える。……来たな、我が魂が!」
「しまった、あのカードで引き当ててしまったのか!ジェイクのエーススタチューを!」
「ふっ。――王は手札のスペルカード、『プラスワンリバース』を発動!スクラップのデモンズ・リンカーをプットオンするが、この効果でマイディメンションに出たスタチューの連合力はプラス1される」
「俺のジャンク・ソルジャーに並ばれたか……」
◇
[プラスワンリバース]
マイディメンションに効果を持つスタチューが存在しない場合に発動。
スクラップのスタチュー1体を選び、連合力を1加算した状態でプットオンする。
◇
「キングとは常に孤高。頂点に君臨する者が並び立つことなど、あってはならん!」
「(ジャンケンで負け続けながら店長の座を譲らず、結局店長2人体制で落ち着く羽目となったのはジェイク、他ならぬお前が原因なんだが)」
「もう1枚のスペルカードを発動してやろう。『シンクロ・ディール』!この効果により対象スタチューの戦闘を封じる代わりにそのスタチューの数値分、連合力をアップするッ!――ジャンク・ソルジャーの力はいただいていくぞ!」
「俺の…ジャンク・ソルジャーの力が……!」
◇
[シンクロ・ディール]
マイディメンションに効果を持たないスタチューが存在する場合、その内1つとユアディメンションの1つを選択して発動。
選んだ相手の連合力を自身のスタチューに加算する。
このターン、そのスタチューで戦闘を行うことは出来ない。
◇
「王は連合力4となった『デモンズ』スタチュー、デモンズ・リンカー1体をスクラップへ送る。
"地獄の底より覇道を拓き、熱き玉座へと列を成せ!
――スーパープットオン!現れろ我が魂、『クリムゾン・ロード・デモンズ』!!」
紅蓮の翼を翻し、悪魔の力を宿す絶対的王者の龍が2人の戦場に舞い降りた。
【クリムゾン・ロード・デモンズ】
連合力4……【デモンズ】を含む連合力4をスクラップに送ることでスーパープットオンが可能。
「連合力4!……俺のスタチューを利用して、あれだけの大型プットオンを決めてくるとはな!」
「覚悟しろ、竜星!――――このターンで決着を付けてやるッ!!」
ジェイク(LS×1、手持ち×4・控え5、スペル1枚)
ディメンション内(クリムゾン・ロード・デモンズ 連合力4)
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□□■□□
駆導(LS×3、手持ち×0・控え7、スペル2枚)
ディメンション内(ジャンク・ソルジャー 連合力2)
「クリムゾン・ロード・デモンズの特殊能力、発動! 互いのディメンション上に存在する、連合力がクリムゾン以下であるスタチューを全て破壊するッ!――『メテオ・ディグニティ!!』」
「くっ、俺のジャンク・ソルジャーが……!」
「バトルだ。――王のクリムゾン・ロード・デモンズで、ガラ空きとなった竜星へ直接攻撃!『アブソリュート・カタストロフィー!!』」
「――希望はまだ、潰えない! この瞬間、手札から『ジャンク・スケアクロー』を発動! クリムゾン・ロード・デモンズのバトルダメージを無効にする」
◇
[ジャンク・スケアクロー]
相手スタチューの攻撃タイミングに発動。その攻撃を無効にする。
◇
「王の1ターンキルを阻止したか。……だが、王のクリムゾンが持つ連合力は4。竜星の手持ちスタチューは0の上、展開出来たとて生半可なスタチューでは倒せんぞ!――スペルカード、王者の交撃を発動!」
「何だって!」
◇
[王者の交撃]
このターン中に相手スタチューを破壊している場合、連合力4以上のスタチューを対象に発動。
このターン、対象のスタチューは2回攻撃できる。
◇
『赤熱の……デーモンズフレアッッ!!』
――――それはどうかな。
「この瞬間、スクラップにあるジャンク・スケアクローの効果!……クリムゾン・ロード・デモンズの攻撃を再度、無効にする!」
◇
[ジャンク・スケアクロー]
相手スタチューの攻撃タイミングに発動。その攻撃を無効にする。
スクラップ時効果:ゲーム中一度だけ、相手スタチューの攻撃時に発動。その攻撃を無効にする。
◇
「何だとッ! くっ……ターン、エンドだ」
ジェイク(LS×1、手持ち×4・控え5、スペル0枚)
ディメンション内(クリムゾン・ロード・デモンズ 連合力4)
□□■□□
□□□□□
駆導(LS×3、手持ち×0・控え7、スペル1枚)
ディメンション内(無し)
――――――――――「後攻2ターン目・竜星」―――――――――――
「俺の……
――――ターン!(スペルカードを1枚ドロー)」
「逆転の一枚は引けたか、竜星!」
(スクラップには連合力2のジャンク・ソルジャー。そして、このラストドローで引いたスペルを組み合わせれば……!)
――――閃いた。
「行くぞ、ジェイク! 俺は手札のスペル、エンジェル・タッチを発動!」
◇
[エンジェル・タッチ]
スクラップのスタチュー3体を控えに戻して発動。
ランダムに手持ちへ2体追加する。その後、控えから連合力1のスタチュー1体をスクラップに送る。
◇
「勢い巻いていたようだが所詮はランダム。……ふん、やってみるがいい!」
「俺は……仲間との繋がりを信じている!」
控えin:ジャンク・スターター、ジャンク・ソルジャー、ケンザンバルーン。
手持ちin:ジャンク・スターター、スピード・ダッシャー。
スクラップin:ジャンク・リコイル。
「ジェイク。……挑ませてもらうぞ、仲間と共に!
――俺は手持ちからジャンク・スターターをプットオンし、その効果を発動!……控えより現れろ、ジャンク・ノーマッド!」
「動き出したようだな」
「更にスターターと左隣のノーマッドとで連合し、スーパープットオン!
再び現れろ、ジャンク・ソルジャー!」
「悪くはないが、それではただの繰り返しにしかならんな」
「いいや、ここからだ!
――俺は手札のスペル、リペアラーシフトを発動!
この効果でスクラップに存在するジャンク・リコイルをソルジャーの右隣へプットオン!」
◇
[リペアラーシフト]
スクラップのスタチュー1体を対象に発動。そのスタチューをプットオンする。
このターン、自分は控えからのみスーパープットオンすることができる。
◇
「そしてジャンク・リコイルの効果!
プットオンした場合、スクラップに存在する連合力1の【ジャンク】スタチューを一つ選んでプットオンする。
蘇れ、ジャンク・スターター!」
「ヤツはプットオンに成功すると、控えからジャンクと名の付く連合力1のスタチューをプットオン出来るが……まさか!」
「控えより現れろ…… ジャンク・ナイト!」
ジェイク(LS×1、手持ち×4・控え5、スペル0枚)
ディメンション内(クリムゾン・ロード・デモンズ 連合力4)
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□□■■■
駆導(LS×3、手持ち×0・控え7、スペル1枚)
ディメンション内(ジャンク・ソルジャー 連合力2、ジャンク・リコイル、ジャンク・ナイト)
「そして、俺はマイディメンションにいる連合力2のジャンク・ソルジャーとジャンク・リコイルで連合し、スーパープットオン!
『集いし絆が、かつての星を呼び起こす。飛来せよ、ソニックスカー・ドラゴン!」
【ソニックスカー・ドラゴン】
連合力3……連合力3をスクラップに送ることでスーパープットオンが可能。
スターダスト・アンブレイカブル(破壊能力を無効にし、自身をスクラップへ送ることができる。発動ターン終了時にマイディメンションへ戻る)
全身が錆び付いた、緑鎧を装着した白き機械龍が赤き悪魔龍の前に来臨した。
「ほう、このターンでエーススタチューを呼び出したか。
しかし、王のクリムゾン・ロードは連合力4。……それでは勝てんぞ!」
「ふっ、お前のエース (ドラゴンタイプ)と違って、俺のソニックスカーはマシンタイプだ。
……工業地帯・マシンナーズフロンティアのディメンション効果で連合力が1アップする!」
「くっ……」
「バトルだ! 俺は連合力4となったソニックスカー・ドラゴンで、クリムゾン・ロード・デモンズを攻撃!
『シューティング・ルミナス!!』」
「負けるな、クリムゾン・ロード!――『アブソリュート・カタストロフィー!!』」
双雄ぶつかり合い、0メートルで放たれた白き光線と赤き拳が激しく鎬を削る。
同連合力同士の戦闘により相討ちとなったか……かと思われた。
「…… ジャンク・ナイトの効果。
マイディメンション上の連合力2以上がスクラップに送られる場合、このスタチューは身代わりとなる!」
ジェイク(LS×0、手持ち×4・控え5、スペル0枚)
ディメンション内(無し)
□□□□□
□□■□□
駆導(LS×3、手持ち×0・控え4、スペル0枚)
ディメンション内(ソニックスカー・ドラゴン 連合力4)
「ライフストーンは0。……いいだろう、今日だけは玉座を譲ってやる」
「そう行きたいところだが……、やはりな」
気付かないうちに、カウンターの窓越しに試合状況を覗くシティ区の子ども達で人だかりが出来てしまっていたらしい。
「興味津々らしいな、子ども達も」
「いいだろう――付いてこい、今日からお前達のキングとなってやろう!」
俺とジェイクの日常茶飯事。
「……おい、サモンしろよ」
……そんな、Neo satelliteの日常物語。
「なーにやってんだ、あの店長達」
「アルくん。落ち着くまで時間掛かりそうだし、わたし達で近くのバーガーショップに行こっか」
「それもそうだな〜」
「やった! ハンバーガー初めてだから楽しみ〜」
「オレ達の満足は、これからだ!」




