↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
X-it《エグジット》人をモノに変え、モノを人に変える、相反する力を巡る神々と人々の攻防  作者: 向愛 水哉
第2章 The Y-axis

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/92

情実と穴埋めの人事・4

 勿論 (ゆたか)氏とて、何の考えも無しに、一時(いちじ)の感情任せで『待った』をかけた訳ではない。


 そもそも豊氏は、このまま(ひろし)が戻らない時は、いずれ仙台の四郎丸家(しろうまるけ)へ、アキラを連れて行くつもりで来たのである。


 近くに頼れる親戚も居ない以上、未成年のアキラの身の安全の為にも、それが最も正しい方策であると豊氏は信じて疑わなかった。


 それ故 アキラの社長代行就任の話は考え直してくれないか、東京に着いて早々、豊はK.K.リングの常務・内藤(ないとう)に電話で申し入れたのである。


 これを受けた内藤は、もう1人の取締役の承認も必要になるとして即答を避け、この際アキラくんの今後の為、どうするのが1番よいか、本人も(まじ)え、明日にも話し合いを持つことで豊氏の合意を取り付けた。


 ――そこで野木(のぎ)は呼び戻され、翌日を予定としていた工場長を交えた会議は一旦(いったん)取り止めとなり、これに どう対応するか、電話を受けた事務室で、内藤と野木、2人は再び話し合いを持ったが、それは ものの数分で終わった。


――結局のところ、社内政治云々より、優先すべきは1人の少年の今後の人生であり、彼にとり、最善の道は何処(どこ)にあるか、忌憚(きたん)無く意見を出し合い、誠実に話し合うより他無いと内藤は言い、野木も それに同意した。


 それでも、これからアキラには、トキオの『仮ボディ』を作るという『仕事』が有ると知る野木だったので、――おそらく、アキラの決断が(くつがえ)ることは無い筈――と彼は内藤に語り、事態は楽観視されていたのであるが――…。


ここまで お読みくださり、誠に ありがとうございます。

貴方様の1PVに、いつも励まされております。

今回は これまでで最も字数の少ない回になったと思われますが、一足遅れの盆休仕様としてご笑納賜れば幸いです。(※今回も、前回同様、『なろう』様先行公開の内容となっております。)

引き続き、次回も お楽しみいただけますよう頑張ります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。