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千文字悪役令嬢  作者: うたた寧々


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千文字の昼休み

前回のあらすじ


カテジナさんが呪いを受けたファリアに何か話したそうにしています。

「仲が良くてよく遊んでた従姉がね。 ケーシィっていうんだけど」


カテジナはあまり身内の話をしないタイプだ。

勝ち気そうな見た目とは裏腹に、

いつも周りを適度に持ち上げてうまく立ち回る印象が強い賢い人だった。


普段は上流階級の言葉遣いを崩さないが、

私と話す時は多少砕けた口調で話してくれることが、少し嬉しい。


「いつも泥だらけになって駆け回っていたのに、

ある時からずっと手袋をするようになって、話さなくちゃった」


令嬢は夏場に手袋をしていてもさして不思議がられない。

日に焼けた肌は殿方にあまり好まれない風潮があるからだ。

元々口数が少ないタイプならそうやってやり過ごすことも可能かもしれない。


「それでも本を読んだりして一緒に遊んでた。

でも何かの拍子にケーシィが転んでひっかけちゃって。

シルクの手袋なんて繊細なつくりだからさ」


カテジナは過去を思い出すように視線を下げる。


「手の甲にあざが見えて、騙していてごめんなさいって。

慌てて弁解を止めようとしたけど止まらなくて――」


ケーシィ嬢のことは知っている。確か子爵家の次女だったか。

彼女はついに気がおかしくなり、

転生も資金が足りず、今も邸宅で繋がれて暮らしているという噂だ。


「会いたいってご家族にも言ったんだけど、

いつも何かしら理由をつけて会わせてもらえなくて」


カテジナは数秒黙り込んだ。

私に話して良いものか迷っている風だった。


「誰にも言わない……よね。 ファリアだもんね」


色んなことに首を突っ込むが、

言ってはならないことは何があっても言わないのが私の信条だった。

守秘義務を守らないジャーナリストを誰が信用するだろうか。


彼女は納得したようにため息をつき、意を決した。


「何度かケーシィの家……ブルーベル家に忍び込んだの」


カテジナは習得が非常に難しいとされる、透明化と物質通過の魔法の使い手だった。


魔法の難易度は概ね想像しやすい現象かどうかで決まるが、

自身の存在を無に近づけなければならない身を隠す、通り抜ける類の魔法は、

自身を魔力の根源に溶かし込みすぎてしまう危険性と常に隣り合わせだ。


こと情報戦において、敵に回したくない人物を挙げるならまずカテジナだろう。


「あの子はどこにもいなかった。

部屋も家財は売り払われたみたいで、

ケーシィだけが最初からいなかったみたい」


背筋に冷たいものが走る。

呪いに乗じて、とんでもない悪事が横行しているのではないか。


「ケーシィを探したいの。 協力させて」

きな臭くなって参りましたわ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!

コメディタグ消すべきか迷いますわ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!

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