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千文字悪役令嬢  作者: うたた寧々


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千文字の探索

前回のあらすじ


呪いが発動し狂う条件を調べる実験で、ファリアの精神はとある小瓶に閉じ込められてしまったようです。

瓶にかかっていた魔法を変質させ、脱出する。


精神のみの存在になってから、頭が冴えてきていた。


自分が小さくなったように感じるためはっきりしないが、かなり広い部屋だ。


(一体ここはどこなんだろう……)


他の精神体の声は聞こえない。


瓶に何らかの妨害効果も付与されているのかもしれない。


(とにかく、情報を得たい)


時が戻り、人に戻れば忘れてしまうけど、何かの役に立つかもしれない。


こうしている間にも、私を抱きしめながら名前を呼ぶイザベラの存在をぼんやりと知覚している。


(なるほど、これは脳が一つしかない人間なら発狂もするだろうなあ)


補助脳を一つ起こし、そちらにイザベラまわりの知覚を放り込む。


段々と()()()使()()()を思い出してきていた。


室内には瓶が並んだ棚が10個ほどある。


精神体が捕獲されていると思われる瓶はそのうちの半分ほど。


(これだけ多くの人が呪われている……?)


オルスフェーンは非常に広い国土を持つ。


近隣の噂以外は案外耳に入ってこないものだし、こんなものだろうか?


古びた机と椅子が1セット。


机の上には書類。


(日付とイニシャルと金額……?)


何かの取引記録だろうが、値段が大分法外だ。


公爵家ならはした金だろうが、男爵家程度なら破産したっておかしくないほどの金額。


(この子達は、売られたのかしら)


ファリア・アルテイシア。


付近の日付と、自分のイニシャルを探す。


(多分これかしら……?)


F・Aの記載の横に、最近の日付と、0という数字が記載されていた。


イザベラ・ホワイトはかなり前の記録なのか、ここには見当たらない。


私を含め、いくつかの名前は筆跡が異なり、複数の関係者がこの書類に関わっているらしいことしかわからなかった。


私は机の上を離れ、もっと奥へと進んだ――ところで、時空がぐにゃりと歪む。


(残念、探検はここまでか。 ベル、意外と情が深いのですね、貴女は)


まともに言葉を発することができないファリアを見かねて、イザベラは時間遡行を実行したようだった。


(あーあー、ぐしゃぐしゃに泣いちゃって)


もう少し補助脳を起動させればあちらで会話できそうだったが、いかんせん使うのが久しぶりだった。





私は離れの宿直室で目を覚ます。


重大な夢を見ていた気がするのに、記憶は急速にうすれていった。


(……何だったかしら……)


窓の外の星星は、朝を目前に様々な色に輝いている。


さっき見たアレみたいだなと思ったけど、もう何のことか分からなくなっていた。

そう……この作品、主人公チート要素もあるのですわ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

とりあえず全部入れてみたかったのですわ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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