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老師の日記  作者: 佐々木 英治


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6/10

本戦3試合目。対、女格闘家A

老師試験:本選三試合目



さて。次の相手は

あれ?見たことある。女だ。やけに若い…


アリーナ「ども。史上最強のおてんば姫こと、アリーナですッ!」


な、なんでアンタがココに…


アリーナ「ちょっとキャラを立てようかな、と…」


充分キャラ立ってるよ!未だに同人誌が出てるらしいぞ!?


アリーナ「そう…セクハラが酷くて。…なんで路上で装備変えなきゃいけないのよ!」


ごめん。俺も、装備→何もつけない、とか、いじめてた


アリーナ「(中高生男子は、一度は通る道なのかしら…)」


しかし。俺から『自称老師』を取ったら、『無職』とかしか残らない

ヤツには既に、「おてんば」「姫」とか、肩書き(?)があるくせに。

こいつには負けられん!

(そもそも。おてんば姫の老師って…よく分からんが)



審判「ではお題。『異性の誘い方』! ファイッ!」


まずい…なかなか、苦手な分野だ。しかし先手必勝!


「『一緒にお食事しませんか!?』」


アリーナ「……。ドコで?」


松屋とか…


アリーナ「…論外ね。回るお寿司屋さんとかだったら、楽しいのに」


そ、そうなのか…?

あそこカップルが利用してるイメージはあまりないが…


アリーナ「私、回らないお寿司屋さんしか行ったことなくて。回るやつ、前行ったら楽しくてさぁ…」


…この支配者階級が!


アリーナ「ファミレスも凄い文化よね。ジュース自由に混ぜられる…わくわくしたもん!明らかにマズそうな色になっても、飲めば美味しいし」


確かに。砂糖水に砂糖水を混ぜてるだけだもんな。マズくなるはずがない(カロリーや糖分はともかく)



アリーナ「さて…。次はこっちの番。行くわよ!」


おう!


アリーナ「…『汗臭く、熱気でムレる道場で、手合わせしましょッ☆』」



……。



審判「ピッ!アリーナさん、レッドカード!」


実況「ああっと、一発レッドだーっ!」

解説「これはいけません…!」


アリーナ「な、何がいけなかったの…!?」


うん。色々とダメだと思う


アリーナ「…私はこれで、数々の殿方を(物理的に)射止めてきたのに…」



……。


リングを去るアリーナの後ろ姿を見ながら、俺は思った。


サントハイム王国。次の王様は、大変だろうなぁ…



<三回戦突破! 決まり手:(また)反則勝ち>



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