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老師の日記  作者: 佐々木 英治


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7/10

本選四試合目(対、名前が男っぽい人)

老師試験:本選四試合目


「対戦相手:カミーユ」


次の相手はカミーユか…。ヤツが何の「老師」なのか、よくわからんが

ともあれカミーユを相手にする場合。初手を間違ってはならない

下手をすると人生すら左右される


いわゆる『ジェリド症候群』だ…


#つい、うっかり「汚名を挽回」しちゃう病気、またはその人たち


怯えることなく、言わなくてはならない…


ん? カミーユ? 男っぽい名前だが…やっぱり男か


カミーユ「あ、どうも。はじめまして」


…意外と。気さくな青年だった(初手さえ間違えなければ)



審判「ではお題。『プレッシャー勝負』…ファイッ!」


まずは牽制してみるか…


最近さ。父さんや母さんが「死ぬ前に孫の顔が見たい」って言い始めてさ…


カミーユ「……。貴方のご両親。歳、いくつなんです?」


冷静に返されたよ!!


カミーユ「って言うか貴方、ご結婚の前に就職されては?」


…今の私は(自称)『老師』だ。それ以上でも、それ以下でもない!


カミーユ「歯、食いしばれ! そんなニート(?)、修正してやる!」


 (ガッ)


これが、若さか…


#ちなみに。二人とも無職です





カミーユ「仕事は…生活なんだ。この生活を支えているものなんだ!

 それを、こうも簡単に失っていくのは、それは、酷いことなんだよ!」


そ、そういうことは雇用者やハローワークに言ってくれ…


カミーユ「貴様のような奴はクズだ! 生きてちゃいけない奴なんだ!」



#繰り返しますが、カミーユも無職です





俺がプレッシャーで押し潰されそうになった時…警官たちがぞろぞろとやってきた



警官A「ちょっといい? 今の言葉、脅迫罪になるかもしれない」

警官B「君の名前は? カミーユ? …女みたいな名前だな。…痛ッ!!」

警官C「取り押さえろ! 公務執行妨害。あと、さっきの言葉は殺人未遂で取り調べていい!」



#カミーユ、逮捕




審判「……。えっと。勝者、老師さんで…」



<四回戦突破! 決まり手:国家権力>




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