本戦、第1試合(対レスラー)
「対レスラー」老師試験・本選一試合目
本選。残っている老師は、やはり皆、貫禄が違う
まあ予選の最終だけ勝っちゃった人、とかもいるが
どれ、次の相手は…
レスラー「自分、現役引退したばかりのレスラーの老師です」
つ、強そうだ…。背は2m近いし。体重も100kg以上はあるだろう
体の「厚み」も違う。胸囲も100は軽く越えている
…俺は巨乳も好きではあるが
バスト100以上でAカップってのは、好きじゃない
次の試合がじゃんけんとかなら、半々で勝てるんだが…
審判「次の勝負はボクシングです」
……。戦う前から、俺の負けが見えているような気がするが
ちょ、ちょっと待ってくれ!ルールはボクシングだな?プロレスじゃないよな?
審判「はい、ボクシングです。12ラウンドまで」
ボクシングなら…体重別で「階級」があるはずだ。どの体重で戦うんだ!?
審判「互いの合意で決めてください」
レスラー「ではヘビー級を希望します。強さを求めているのに、減量して弱くなるのは、おかしいと思うんで」
一理ある。だが…生まれつき小柄な人間は、努力してもヘビー級になれない。不公平だと思わないか?
レスラー「確かに…」
一番『燃える』階級を希望する。バンタム級だ
あしたのジョーで、矢吹ジョーの階級。ジョーと戦うため、体のデカい力石徹が、自分から減量してきた階級
レスラー「いいでしょう…。ではバンタム級で勝負!」
審判「バンタム級は…だいたい52から53kgですね」
あ、結構「軽い」んだ…
でも俺は貧弱な坊やだ。52kgまで、あと2kgくらい足りない
今から太ってくるんで、ちょっと待っててくれないか?
レスラー「あの…俺、今、120kgとかあるんですけど…」
じゃあ70kgぐらい、体重を落としてきてくれ。バンタム級で戦うためにな!
それから俺は。マックでLセットを頼んで。もう飽きたポテトを食べる日が続いたが…
ふと、ニュースが入ってきた
『訃報が入っております。レスラー老師が亡くなられました。死因は過剰なダイエットによる 餓 死 とのことです』
り、力石よ…俺はお前を…殺してしまった…
<一回戦突破! 決まり手:不戦勝>




