老師試験・予選第三試合(最終)
『老師試験・予選最終』
(字数制限(1000字)が厳しいので、もういきなり試合です)
審判「次の勝負は…野球!」
…野球って、一対一で?ルールは?
審判「三打席で出塁できれば、打者の勝ち。四打席で引き分け。四打席で出塁できなければ打者の負け。フォアボールも『出塁』扱いです」
ふーん
え
今度の相手は…30歳ぐらい!?
それで「老師」を名乗れるの!?
最低限、60歳とかじゃなきゃ社会的におかしいよ!!
30歳「よろしくお願いします。自分、社会人野球やってる老師です」
…老師よりプロを目指せよ!!
まあいい。ポジションはどこ?
30歳「中継ぎで、投手を」
滅茶苦茶ハンデ戦じゃん!
でもまあ…俺が投げるとストライクに入らないっぽいし
バッティングセンターで120km/hとかなら、半々で当てられる
よし、俺が打者をやろう
審判「プレイボール!」
第一球。やや外よりの、ストレート
ボールが…伸びてきた。バッティングセンターとは明らかに違う…
審判「ストライク!」
第二球…大きく上へ逸れたと思ったが、曲がって落ちてきた。カーブ
凄い…初心者じゃ、バントですら当てられない
審判「ストライク!」
第三球。インハイへのストレート
審判「ストライッ!」
俺はバットを振ってから…全力で一塁を駆け抜けた
30歳「?」
審判「?」
30歳「…あのー、何してるんです?」
『出塁』を
30歳「???」
審判「???」
…振り逃げです
30歳「……。あああああぁあああ!!!」
審判「……。一本、そこまでッ!」
<予選終了。勝ち点1006。本選出場決定!>




