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第22話 大人しく安静にするんだよ

 「体はどこも悪くない。これは完全に、精神的な緊張とストレスからくる熱だね。最近はちゃんと休めてる?」


 「いや…、休めてない、か。」


 「そりゃ熱も出るねー。心が限界なんだから。まぁ幸いなことに感染症じゃないし、誰かにうつすことはないね。冷たい部屋に1人で籠るなんてことはやめてね。余計にストレスで体調悪化しちゃうから。家に帰ったらお母さんとかお父さん、お姉さんでもいいから頼れる人にそばにいてもらって、大人しく安静にするんだよ。」


 「わっかりました…。」


 休めてないって言ったけどどうなんだろな、今までの生活なら休めてる判定でもいいと思うけど…。


 「一応かなり弱い安定剤出しとくよ、これを飲めば心が軽くなってぐっすり眠れると思うよ。。」


 「ありがとうございます…。」


 ガラガラガラ


 はぁ、さっさと薬局行って寝たい。

 姉さん、どこで待ってるんだろ。

 …あ、いた。


 「絢星、どうだった?」


 「疲労で起きる熱だって…、頼れる人の近くにいて安静にしてれば大丈夫だって…。」


 「おっけー。まぁ私が5時くらいまではいてやれっけどー、流石に夜は無理だな。」


 「大丈夫だよ、別にそこまで酷くないと思うし、何とかする…。」


 「んー、一応絢星のこと信じっから。もしもう無理ってなったら連絡しな、4人をみのりんにまかせてきてやっからさ。」


 「ありがと、一応薬出るらしいから薬局で貰ってきて…。」


 「はいはい、なら先に絢星車乗せるからな、肩貸すよ。」


 姉さん、昔から面倒見いいんだよな。

 母さんと父さんいないから俺の世話もしてくれてたし…。


 「じゃ、待っとけ。冷房は…、風量下げとくから。それでも寒かったら、ここにブランケットあるから使いな。」


 「ありがと…、じゃあ寝てるから家についたら教えて…。」


 「はいはい。」


 はぁ、ガチきつい。明日休みだし、木曜には復帰できたらいいか…。

 そんなことを考えるの面倒くさくなってきたので、俺はもう寝ることにした。




 カチ、カチ、カチ


 ん…?時計の音…?

 今何時だ…?

 眠い目を擦りながら、頭の痛みや寒気に耐えてスマホを取って見れば、20時27分と表示されていた。


 「俺…、そんな寝てたのか…。」


 サイドテーブルには水と薬、そして書き置きが置かれていた。


 「ちゃんと薬飲んで余裕あるなら冷蔵庫にご飯入れてるから食べろ、か…。」


 余裕はどちらかといえばないし、薬飲んでもう1回寝よ。

 俺は少しだけ体を起こして薬を水で飲み、そのまま眠りについた。

急に後書きを書いてすみません。

実は第20話時点で永歌自身も体の調子を崩してしまっていて、投稿が遅れてしまいました。

体調が安定しだい、いつもの2日に1回午前6時の投稿を行います。

それと、これからはたまに後書きを書くこともあるかもしれません。内容は作中の人物のことについて書こうと思っています。関係のない事も書かれているかもしれませんが気にしなくて大丈夫です。

そんなことはさておき、これからも頑張っていくので応援してくれると嬉しいです。

第23話の更新をお待ちしていてください。

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