↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フェイドアウト断章  作者: 石藏拓(いしくらひらき)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
814/865

出版トラブル【出版社に1,000万円――プロモーションの約束】

出版トラブル【出版社に1,000万円――プロモーションの約束】


本を出版する。


それだけでは売れない。


だから出版社から、


「本を売るためにプロモーションをしましょう」


という話が出てくる。


新聞広告。


雑誌広告。


書店での展開。


著者インタビュー。


イベント。


テレビ・ラジオへの働きかけ。


出版社から、いろいろなプロモーションの話を聞かされれば、


「これだけ宣伝してもらえるなら、本も売れるだろう」


と期待する。


ところが――


ここで問題になるのが、


「そのプロモーションに、いくらかかるのか」


である。


中には、出版社側に1,000万円規模の費用を支払ったと訴える著者もいる。


1,000万円。


これは、もはや「本を出版する費用」という金額ではない。


著者にとっては、人生を左右するほどの金額になる。


そこで確認しなければならない。


1,000万円で、


何をしてくれるのか?


新聞広告は何回なのか。


どの新聞なのか。


雑誌広告は何誌なのか。


書店では何店舗で展開するのか。


テレビやラジオへの働きかけは、具体的に何をするのか。


著者の名前や本を、どこで、どのように宣伝するのか。


そして何より、


「そのプロモーションによって、どれだけの販売を見込んでいるのか」


である。


ここで大切なのは、


「1,000万円払ったから1,000万円分の本が売れる」


わけではないということだ。


広告を出しても、売れない本は売れない。


有名人が推薦しても、売れない本は売れない。


書店に置いても、読者が手に取らなければ売れない。


だからプロモーション契約では、


「何をしてくれるのか」


を具体的に書面で確認する必要がある。


「大々的に宣伝します」


では足りない。


「全国にPRします」


でも足りない。


必要なのは、


「いつ」

「どこで」

「何を」

「何回」

「いくらで」


である。


そして、もう一つ。


プロモーションを実施した結果、


「実際に何冊売れたのか」


を確認できるのか。


出版には夢がある。


しかし、夢に1,000万円を払うなら、


夢ではなく、


「何を買うのか」


を確認しなければならない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。