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第9話 ポケモン全部やる ⑤ 『ポケットモンスター 銀』

 ようやく回ってきた。きりがなくなるところだったからな。

 今回はようやく第二作目『銀』の出番が回ってきた。


<何故後回しになったのか?>

 ちらっとにおわせて察した人もいるかもしれないが、イーブイをエーフィに進化させるためだ。

 この世代から導入された“なつき進化”であり、連れ歩いたりアイテムを使ったり手入れをしたりすることで懐き度があがり、その懐き度が一定以上になった時にレベルアップで進化する。

 他にもなつき進化はいる。例えば今回の全部やるチャレンジでも『サファイア』ではゴルバットからクロバットへ、『ダイヤモンド』ではスボミーからロゼリアへとなつき進化を使ってきたが、今回のイーブイ→エーフィはその二体と全く異なり、進化でタイプが変わる関係で習得技も変わり、なるべく早く進化させないとエーフィになった時に主要な技を欠く可能性がある。

 そのため、毎日一回だけ手入れしてちょっとだけなつき度を上げてくれる美容院に行くため、先に『サファイア』『ダイヤモンド』『ブラック』をやりつつ『銀』も美容院だけ行っていたという訳だ。

 だがしびれを切らした。

 攻略サイトを見てなつき度を上げる方法を見たところ、

「一定の歩数を歩いた時に1/2の確率であがる」

「ジムリーダー、ライバルなどの強敵と戦うとあがる」

「ドーピングアイテムであがる」

「美容院であがる」

 など方法はあった。

 そしてもっとも簡単な方法は増殖バグである。裏技を使うとポケモンが増殖するバグが『金銀』にはあり、それは俺がプレイするVC版でもあるらしい。それでドーピングアイテムを持たせたポケモンを増殖しまくってドーピングしまくればすぐに進化するって訳だ!

 だがバグなど使って何が嬉しい!!?? しかも俺はゲームボーイでの初プレイ時に増殖バグの失敗でバクフーンという相棒が消滅する憂き目に遭っている。

 ちなみにレベル的なタイムリミットは36。エーフィで36の時に『サイケ光線』を覚えるため、36到達までに進化すればいい。そしてむしろLv.30まではイーブイのままの方がいい。『かみつく』というサブウェポンを習得する。

 そして冒険を再開した。増殖バグは使わない。だが間に合わないようならやぶさかではなかったのは孵化厳選の如く同じ場所を走り続けてなつき度アップ、そしてコガネシティのコインコーナーで勝ちまくり、景品の技マシンを換金してドーピングアイテムに変える無限賭博編であった。実際エーフィに進化するまで『空を飛ぶ』は使わず、すべて自転車移動だった。

 順調に旅を続け、金が溜まるたびにドーピングアイテムを叩き込み、Lv.31でエーフィに進化。コガネでのラジオ局占拠編での進化だった。

 そこからのエーフィの強さは凄まじかった。詳細は後述。


<パーティ紹介>

①ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン

『金銀』は何周かしたことがあるが、ヒノアラシ以外使ったことがない。チコリータは苦行と聞くし、前回プレイ時の記憶から使いたい水タイプがいたためワニノコを選ぶこともない。あとチコリータとワニノコだと戦力が未整備の序盤の難所マダツボミの塔がきつそうなんだよな。

『炎のパンチ』『雷パンチ』を比較的速く高火力で放てるが、他のメンバーの火力が高すぎで地味な印象。技の威力が低いため等倍でゴリ押せる程の火力はない。『どろかけ』を最後まで覚えていた。


②ニドラン→ニドリーノ→ニドキング

ご存知技のデパート。今回は進化に必要な『月の石』がどこで手に入るか覚えていなかった。お母さん貯金システムを使えばたまに買ってくることがあるのは覚えていたが、お金はイーブイ進化に使いたかった。つまり

・金はイーブイ進化のドーピングアイテムに使う

・金はニドリーノ進化のお母さん貯金に使う

この二択を迫られ、俺はイーブイをとった。

途中で運よくケンタロスが手に入ったため、物理アタッカー枠はもうケンタロスでいいかなぁ……? とも思ったが、この時点で結構ニドリーノのレベルが高かった上にぶっちゃけニドリーノのままで強かった。

そして四天王戦手前で普通に『月の石』は拾えた。ポケモンリーグに間に合いちゃんと活躍。


③ラプラス

曜日限定出現。間違いなく今回のMVP!!! 詳細は後述。

ステータスが高く、『なみのり』を中心に『冷凍ビーム』も早めに自力で覚え、リーサルウェポンの『滅びの歌』を覚える。『滅びの歌』は使った3ターン後までに交代しないとそのポケモンは倒れるという恐ろしい技だが、要するに敵がもう交代出来ないラス1まで追い込んで『滅びの歌』を使えば必ず決まる。

『なみのり』『冷凍ビーム』『滅びの歌』に加え、追加効果で3割麻痺の『のしかかり』も強烈。『金銀』は敵キャラのレベルが低いため、遅めの素早さもネックにならない。

結果的に技の威力が高くてタフで先手も取れるという怪物になった。レッド戦はラプラスがいなければ詰んでいた。


④イーブイ→エーフィ

可愛い。攻撃技はメインの『サイコキネシス』、PP節約の『サイケ光線』、サブウェポンの『かみつく』くらいしかなく、残り一枠は敵の命中率を下げる『すなかけ』。

C130S110ならばこの技範囲の狭さでも破格であり、バクフーンが原則バツグンの相手を倒すのに対しエーフィは等倍でも超火力で押し切る。道中悪タイプ、鋼タイプが少ない都合上真正面から『サイコキネシス』でぶん殴って突破可能、エスパータイプは『かみつく』で対処。レッド戦でのラプラスの大活躍がなければMVPであったであろう。


⑤秘伝枠 - ホーホー、ギャラドス、ナゾノクサ

ホーホーは『空を飛ぶ』と『フラッシュ』、ギャラドス(赤)は『滝登り』『渦潮』『怪力』、ナゾノクサは『居合い切り』と『フラッシュ』。

ちなみに捕まえた時から1レベルも上がっていなかったLv.4ホーホーはレッドを倒した時に最後に立っていたポケモン。



結果的に前回クリア時と同じパーティ。ただし前回はエーフィがカントーに行ってから進化だったため、四天王に間に合って良かった。

殿堂入りまで11時間30分、レッド撃破まで14時間46分。思ってたより短い。


<凄絶なる激闘>

 今回の全部やるチャレンジは今のところ苦戦らしい苦戦は『赤』でのカスミ戦くらいだったが、今回の隠しボス・レッドはさすがの強さだった。

 Lv.81ピカチュウとかいう物凄いインパクトの先鋒から入り、エーフィやラプラスでもワンパンチ出来ない……出来るはずもないレベル差。こっちの手持ちは50行かないかくらいなのに向こうは75オーバーなのだ……。

ここでは器用だが中途半端なステータスのニドキングはピカチュウ突破の他は壁要員としか活躍出来ず。一応ニドキングは『あまえる』で攻撃力を二段階下げられたターンの返しの『地震』を急所に当ててワンパンチしているので、あそこでピカチュウに仕事をさせないというファインプレーはした。

エーフィにはエーフィをぶつけて噛みつき、カメックスにはラプラスをぶつけて『のしかかり』で麻痺らせる。リザードンはバクフーンで『雷パンチ』、フシギバナには『炎のパンチ』メインに戦うが、一匹のポケモンで一匹持って行くことは出来ず必ず交代か瀕死があった。

そしてバケモノが現れる。カビゴンだ。カビゴン……バケモノHP、バケモノ攻撃力、バケモノ特防であり、特殊メインのこちらの攻撃はほぼ効かず、さらに『ド忘れ』で特防を上げる要塞である。こいつどうしようか……。ニドキングで物理技の『地震』を撃ち込んでも大して効かない。……ということでラプラスで『のしかかり』、麻痺にさせた後にエーフィの『すなかけ』、バクフーンの『どろかけ』、ホーホーの『フラッシュ』で極限まで命中率を下げてじっくりと殴ろうとしたのだが、あのカビゴンは『眠る』で状態異常も体力も回復してしまい、再三強調するがこっちから与えるダメージは微々たるものだ。そのうち敵カビゴンの攻撃技『のしかかり』のPPが尽きたのか攻撃してこなくなった。バトルツリーガチ勢である俺にとってPP枯らしはさほどエマージェンシーではないが、このレッド戦は職場に行かなかければならない電車の中でやっており、3DSの電池が危なくなっていた。『眠る』持ちのPP枯らしは特に時間がかかる。PP切れでの勝ち筋は捨てた。

……。『滅びの歌』しかない。カビゴンが出てくる度に『滅びの歌』を歌って流し、都度都度出てくる後続を倒し、ラス1カビゴンに『滅びの歌』を当てた。カビゴンが滅びるターン、盤面にたっていたのは秘伝要員のLv.4ホーホーであった。

もし『滅びの歌』を覚えていなかったら電池切れで負けていただろう。


<その他>

『金銀』そのものがファンサービスに満ちた作品であると感じた。『赤緑』でレアだったラプラスやイーブイが早めに手に入ること、タマゴでどんなポケモンも増やせること、色違い、日替わり出現、エーフィ、ブラッキーをはじめとした既存ポケモンの新規進化などだ。そのファンサービスの最たるものが後半のカントー地方冒険編で、キョウが四天王昇格、シバが四天王内で一つ昇格、グリーンのジムリーダー就任など完全に『赤緑』から陸続きでそれを地方横断作品でやれているのは現状『金銀』だけだ。

そしてカントー編が後半の延長戦みたいな扱いであることや新規進化の条件がなつき進化であることが多いこと、石進化のポケモンがどうしても進化が遅くなることなど、制限によった倒置法的ファンサービスであるように思えた。戦闘難易度が低いため進化前でも戦える(今回のニドリーノやイーブイのように)が、それでもやっぱり条件がきつい進化は……。

だがリメイクの『ハートゴールド・ソウルシルバー』はバトルフロンティアに連れ歩きなど徹底的にファンサービスを行った作品であるため、やっぱり『金銀』はファンサがいい。でも倒置法な制限もあって一長一短……。

チャレンジングな作風である一方、どうしても『赤緑』に遠慮した拡張版のような趣もある。曜日イベントや徘徊伝説、実際の時間とリンクした昼夜転換など、後年の作品では削除されてしまった要素も多く、『赤緑』をベースにどうやってポケモンブランドを続けていくか試していたという感じかな。

ちなみにイーブイ進化のための徒歩移動だったため、途中で色違いのトサキントに出会えたぞ!




<151の思い出>

①サンタクロースはいないと知った

当時『金銀』は大人気でサンタクロースは持ってこず、代わりにクリスマスの朝に枕元に置かれていたのは『爆ボンバーマン2』だった。俺はマジで落胆し、ゲーム嫌いの父が唯一やっていたゲームがボンバーマンだったからサンタクロースはいないと悟った。俺は長男だが俺の友達は次男ばかりで、「サンタクロースはいない」と知っていた。俺もようやくいないと知った。

母からは「妹と弟がまだ小さいから、サンタクロースはいないってことは言わないで」と言われた。母は『金銀』を探すのに本当に苦労し、任天堂にまで電話をかけたそうだ。

だが俺はマジで落ち込んでいた。だが一週間後、田舎に帰省するとハローマックには普通にあった。あの時に東京と田舎って違うんだなって知った。


②バクフーン消失

増殖バグを知った小学生当時の俺は当然相棒のバクフーン増殖を試みたが、失敗してバクフーンは消えた。


③ワタルに勝てない

当時のパーティがバクフーン以外が誰か覚えていないが、ワタルにマジで勝てなかった。そのため『赤緑』と通信出来るタイムマシンを使って『赤緑』で育てたヤドランに突破してもらった覚えがある。


④歯医者……?

寒い中、歯医者かどこかに向かう途中でシロガネ山辺りを徘徊していた覚えがある。野生のギャロップと戦って……。なんだこの記憶。


⑤通用しなくなったニドキング

今回のパーティが前回クリア時と全く同じメンツということは本誌既報の通り。その間に『ソウルシルバー』もプレイしていたのだが、弱体化などしていないはずなのにニドキングが通用しなかった。そのためカントーでニドキングは解雇となり、カビゴンが後任になった。あそこまで戦ってから解雇は史上最遅。

<次回予告>

もう何度も回った!? もう何度レビューを書いた!?

世間的には最低作品候補、だが俺の寵愛を受けし愛人!

次回、『ポケットモンスター X』

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