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第14話 ポケモン全部やる ⑩ ホームウェイ

 じゃあ最後のチャレンジが終わったってことで……。報告しよう。まずは以下の画像を見てほしい。


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)



 この『サファイア』を始める直前まで今回はキモリで行こうと思っていたが、やっぱ締めとして最後はバトルツリーに登ろうと考えた。そして俺の最推しポケモンはバシャーモ、DSを入手したことで『サファイア』から主戦場の『USUM』まで移送が出来た。あの時、アドバンスではなくDSの方が何故か安かったのでDSを買ったが、アドバンスを買っていたらこれは実現しなかった。


 そして俺は『サファイア』でアチャモを厳選したのである。アチャモは性格が『いじっぱり』なら通常特性でも『USUM』環境では戦える。むしろ通常特性の『猛火』の方が隠れ特性の『加速』よりもいい。

 どうせバシャーモはメガバシャーモにメガシンカさせて特性が『加速』になるのだ。はじめから『加速』バシャだと、相手先発の特性が『トレース』だった場合強力な『加速』をコピーされるが、通常特性の『猛火』ならコピーされても痛手ではない。


 そういう訳で、パーティを組んだ。以下の通りだ。


先:バシャーモ いじっぱり AS252 残りH 猛火→加速 @メガ石

フレアドライブ けたぐり 岩雪崩 守る

→『けたぐり』よりも『とびひざげり』の方が威力が高いが、『膝』は命中不安の上に外したり守られたりすると大ダメージを受ける。『けたぐり』を打ちたい鋼、岩、氷、カビゴンなどは体重が重いので『けたぐり』で十分な火力が出る。


控①:ギャラドス いじっぱり H36 A252 S220 威嚇 @ヒコウZ

滝登り 飛び跳ねる 挑発 竜の舞

→相性補完がいい。ヒコウZはネタじゃなく、後ろのナットレイを守るために必要な技。敵が攻撃向きではなかった場合、ナットレイで『宿木の種』を入れた後に交代くるくるして『威嚇』ループし、『宿木』でHP回収しながら『竜の舞』を積んで全抜き可能。


控②:ナットレイ のんき HB252 残りD (最遅) 鉄の棘 @食べ残し

ジャイロボール タネマシンガン 宿木の種 守る

→相性補完がいいポケモンにして、耐久型では一番信頼している。ナットレイが苦手な炎と格闘はギャラドスがどうにかしてくれるため、活躍の機会が多い。『宿木の種』が入ればじわじわと真綿で首を締めるような無双に入る。


 控え二枚の補完が良く、くるくる回すため主役のはずのバシャーモの出番は控えめ。

 実は前回投稿した晩にはこのパーティで100連勝達成しており、122連勝まで行った。残念ながら証拠写真はないので信じるか信じないかは皆様次第だが、思っていた以上に安定していたパーティだった。最後はペリッパーの『暴風』を食らってギャラドスとナットレイが混乱自滅しまくり、残ったバシャーモの『岩雪崩』で怯みを狙おうと思ったらそれすら外すという完全な運負けで負けた。

 だが、これにて約一か月続いたポケモン漬けの日々は終わった。




<いろいろランキング>


☆好きなジムリーダーBGMランキング

1位 剣盾

2位 XY

3位 SM(島キング・島クイーン)

4位 SV

5位 BW


 単純に楽曲の良さだけでなく、体験として語りたい。個人的には初見……初聴時のインパクトは断トツで『XY』、そして『BW』のラス1で流れる『勝利は目の前』だった。

 だが『剣盾』のジムリーダー戦はポケモン勝負がスポーツ興行として扱われるガラル地方においてブチあがる曲であった。そして偶然にも俺がちょうどこのチャレンジで『剣盾』をやっていた頃、俺の好きな野球チームがポケモンとコラボしており、スタメン発表のBGMがこの『剣盾』ジムリBGMだった。その完成度、マッチが凄まじく、スポーツとの親和性というコンセプトが完成に至っていた。

 『XY』は今までのような「壮大!」って感じの曲じゃなく、新時代到来と旧世代と優しい離別を告げるようなEDM。『SM』はジムリーダーがいないの島キング・島クイーンで代用したが、アローラ地方を象徴するような健やかで明朗な曲だ。この曲をバトルツリーのBGMに設定していた頃、先発でガブリアスを使っていた。だからこの曲を聴くとセットで先発ガブの鳴き声まで再生される。

 『SV』はジムリーダー登場から終戦までの一連の流れがとても綺麗。お決まりのジムBGMで登場し、ジムリーダーのセリフが始まってテンションが上がり始めると手拍子も加速する。この手拍子加速パート、とても短いのでジムリーダーのセリフでAボタンを連打するとすぐ終わってしまうのだが、これから始まるんだぞ、ってこっちもテンションが上がる。ジャズ風のBGM、そしてラス一テラスタルでの歓声。それを倒した後のテラスタルの結晶消滅SEと勝利BGMまでがセットになる。ちゃんとジムリーダーという人間と戦ったという気持ちになる。




☆旅の楽しさ・シナリオ

1位 『スカーレット・バイオレット』

2位 『ルビー・サファイア』

3位 『サン・ムーン』


 1位『SV』はもう段違いのブッチギリだ。旅の自由度、シナリオの良さ、すべてがぶっちぎっている。それの素晴らしさは以前語った通りだが、特にスターダストストリートとホームウェイのシナリオが凄まじすぎる。これはもう今ポケモンに少しでも興味を持った人全員に間違いなくお勧め出来る名作だ。

 2位の『RS』は今回のプレイで再体験という感じだな。大自然の中のポケモン、個性が出始めたキャラクターたちが魅力。明るい空気が終始漂い、どこへ行っても大冒険だ。システム的にはちょっと面倒くさいが、秘伝技『ダイビング』で行ける海底パートは純粋に世界観が楽しい。能動じゃなく受動、なおかつ押しつけがましくなく浸透してくる冒険の空気。一番冒険している。

 3位の『SM』はちょっと辛口評価もしたが、ククイ博士とリーリエ、この二人が嫌いでなければ初見は楽しい。むしろお勧めしたいのは常軌を逸した難易度で、今までポケモンをやってきて楽ちんと思った人は一度SMの鬼畜難易度で詰んでみよう。一回限りの体験としては『SM』は全然悪くない。

 ランキングに入れなかった作品は、世界観への没入にかなり能動的な動きを求められたり、初期はアッサリすぎたり、曜日限定イベント、季節限定イベント、動きがモッサリ、レポートが遅いなどどれかしら短所を抱えており、短所を指摘するくらいなら入れない方がいいと判断した。




☆使用したポケモンランキング

1位(4回)ワルビアル(『ブラック』『X』『サン』『スカーレット』)

3位(3回)アブリボン、アマージョ(共に『サン』『盾』『スカーレット』)

次点(2回)スターミー(『赤』『サファイア』)、ライチュウ(ピカチュウ)(『サファイア』『盾』)、エーフィ(『銀』『盾』)、ニドキング(『赤』『銀』)、サンダース(『赤』『X』)


 予想外の結果となった。まさかワルビアルが1位とは……。地面×悪という技範囲が優秀。旅にしては素早さも火力もなかなかで、一体倒すごとにさらに火力が上がる扱いやすいさ。前回語ったアブリボンでの『ねばねばネット』展開後は無双のエースとなる。

 アブリボンは成長の早さと入手しやすさ、スピード、扱いやすい技と一件完璧に見えるが、苦手な相手にはとことん勝てない。だがアブリボンではどうしても対抗出来ない鋼、炎、毒は全部ワルビアルが得意としているためこの二匹は本当に相性が良かった。アマージョは数値上の火力も高い上、ぬしポケモンやスターモービルのような強化個体を相手取る時に『トロピカルキック』での弱化が光る。耐久もなかなかだ。

 スターミーは俺の星。そして推し。加入タイミングは遅いが『赤』では加入後無双する。

 ライチュウは『RS』で使って活躍してくれたが、剣盾で使ったピカチュウは進化に必要な『雷の石』が見つからず未進化のまま完走。エーフィは可愛い。『金銀』では進化が面倒だが進化後は超火力でゴリ押すパワーファイター、『剣盾』では習得技が増えたので広角に打ち分ける。ただし耐性が微妙な感じはする。

 ニドキングは技のデパートだが、後年の作品になるにつれステータス不足、ニドキング程器用じゃないけど十分に器用でニドキングより強いポケモンも増えるので、ニドキングが不要になってしまう。特に秘伝が廃止されて6匹すべてを戦力に出来る『サン』以降はパーティ単位で足りない部分を補えるので各タイプのエキスパートを揃えられ、器用が取り柄のポケモンは価値が下がってしまう。逆にサンダースは技範囲が狭いが、道中戦うことの多い飛行、水を確実に刺すために速度と火力を極めた存在。

 やはり数字が証明しているようにワルビアル、ライチュウ(ピカチュウ)は技の範囲とステータス、入手難易度の点でお勧めしやすいポケモンだ。




☆苦戦ランキング

1位 vsカスミ(赤緑)

2位 vsレッド(金銀)

3位 vsぬしラランテス(SM)


 何周したかわからない『赤緑』。カスミ到達時点での主戦力がニドキングとリザードでスターミーになす術がなかった。一応リザードや控えで『にらみつける』などで防御を下げ、ニドキングの『暴れる』で倒す計画を立て、何度かリセットした後に成功したのだが、カスミからもらった『バブル光線』をすぐにニドキングに覚えさせようとしてうっかり『暴れる』に上書きしてしまい、リセットしたらカスミ戦前に戻ってしまったので、一旦クチバシティまで鍛えに行った。つまり撤退した……。

 レッドは最強の裏ボスにふさわしい強さ。こっちでもカビゴンで詰みかけたが、ラプラスの『滅びの歌』で強引に突破。

 ぬしラランテスはコイルの『電磁波』とガーディの『威嚇』で粘り続けて何とか勝てた。マゾなので『SM』の難易度はたまらなかったぜ……




☆好きなBGM(ジムリーダー以外)

1位 vsマジボス

2位 vsククイ博士

3位 vs楽園防衛プログラム

4位 アローラ地方のテーマ

5位 リーリエのテーマ

6位 ミアレシティ

7位 vsマリィ

8位 vsビート

9位 vsグリーン

10位 テラレイドバトル


 残念ながら今回ランキングに入ったのは「今回のチャレンジで聴いた曲」に限らせてもらう。そうでなければ『vsガラル三鳥』『vsクララ』『vsフロンティアブレーン(プラチナ)』『vsアイリス』『PWT決勝戦』『vsともっこ様』『バトルタワー(剣盾)』などやりこみやDLC限定の名曲はたくさんある。

 1位マジボスはもう揺るがない……。スターダストストリートのラストバトルというテンションが最高潮のタイミングでギンギンの曲調、しかもそれが相手のキャラとあっていなさそうなのに、それが徐々に相手の内に秘めた熱さと激しさを表現してくるとわかってくるんだよな……。とある理由でこの勝負は長引きやすい傾向にある。曲を長く聴けるし、曲の1ループも長め。

 vsククイ博士だが、ククイ博士が俺の中でポケモンシリーズ最推しになった理由の一つにして、初代オープニングオマージュで壮大かつダイナミック、シチュエーションも相まって神に捧げる神聖なバトルになる。

 vs楽園防衛プログラムはガチで泣いた。ちょっと変わってるけど主人公にとって特別だったポケモンは、パルデアを守る“伝説のポケモン”になった。

 アローラ地方のテーマはプロローグで流れるが、世界観の根幹である空を連想させるスケールの大きさ、そしてアローラらしい健やかさとゼンリョクが伝わる。

 リーリエのテーマはリーリエ嫌いにはトラウマBGMだろうが、繊細で弱気な少女が母に立ち向かうために伝説のポケモンを守るという……。とにかく繊細で穏やかな旋律だ。

 vsマリィはゴリゴリのギターロック。薄着バージョンマリィはちょっと安っぽいエロだが、エロについて安っぽいとかどうとか言ってる時点で俺も安っぽい。

 vsビートは逆にベースがバキバキですごく騒がしい曲だが、これもいい。ほぼ酷評しかしなかったが、『剣盾』はvsクララ、vsガラル三鳥、ジムリといい楽曲は本当に優れている。

 vsグリーンはもう伝説。リーグBGM→イントロ→先鋒ピジョットの鳴き声までがワンセット。ちなみに現実世界の世界大会決勝でもアレンジで使われていた時期がある。ポケモン好きには有名、逆に知らない人にはマニアックすぎるが、2014年世界大会決勝は語り草となる伝説の試合であった。韓国代表セジュン選手のおかしすぎる選出とプレイングスキルで何度観てしまい、それがこのvsグリーンのBGMアレンジなのでセジュン選手のパチリスのテーマにもなってしまった。だがそれだけこのBGMは最強決定戦としての象徴、そして歴史がある。




<最後に>

 そういうことだ。ポケモンシリーズは本当に素晴らしい。確かに俺は作品によっては絶賛したり、酷評したりした。それだけポケモンシリーズは常に挑戦し続けている。だからどれかが必ず刺さるはずだ。そして長い時間をおいて、今回の旅では『サファイア』が一番楽しかった。『スカーレット』は周回してからのインターバルが短く、『サファイア』は逆にインターバルが最長だったこともある。

 伝えたいのは、「所詮子供向け」ということで拒まない人には必ず刺さる一本があるはずということだ。そしてかつてポケモンをプレイした子供たち。楽しかったか? もう一度旅をしてみよう。新しい感動、蘇る感動。きっと何かがそこにある。

 ポケットモンスター、縮めてポケモン。この星の不思議な不思議な生き物。 空を飛び、海を渡り、山を駆ける。 人はポケモンと出会い、ポケモンを知り、ポケモンに学ぶ。 そして時には、共に生きる。

 そしてポケモンマスターを目指すトウキョウシティの三篠森・Nの挑戦は、今日も続く。続くったら続く。

<次回予告>

 病気を患い何か月も自宅療養していた俺はゲーム、野球……。そしてプロレスに救われていた!!!

 10年前に一人暮らしを始めて以降、ぽつぽつと『ワールドプロレスリング』の30分ダイジェストを観ていただけだった俺は、実家にいた頃に熱狂していたWorld Wrestling Entertainment、略してWWEに再びハマった。もうWWEなしの生活は考えられない。

 あああああ!!! 観るぞ……。俺は観るぞ! はじめて俺はWWE最大の祭典、“Wrestlel(レッスル)Mania(マニア)”鑑賞を決意した!!!

 次回、『三篠森・Nのザ・感想』。『Wrestlel(レッスル)Mania(マニア)42 Day1&Day2。』

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