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第13話 ポケモン全部やる ⑨ 『ポケットモンスター スカーレット』

 終わった……。このチャレンジが終わった……。

 この『ポケットモンスター』全作(外伝、リメイク以外)やるチャレンジ、この『スカーレット』を以て完走となる。


<このチャレンジについて>

 うっすらと病気療養などとぼかし、他のエッセイ作品に誘導してきたがもうはっきり言うと俺はうつ病に罹患し1月末から休養していた。自宅療養開始直後は『モンスターハンター:ライズ』に狂っていたのだが、とにかくゲームだけが救いであった。

 だがこれだけまとまって時間が取れることももうないだろうとポケモンチャレンジも始めた。だが俺の病気はどうでもいい。要は時間があったということだ。

 ここで重要なのは働いていない人間、なおかつRTA勢ではないが全作周回済みのプレイヤーがやりこんだら1~9世代はどれくらいの時間でクリアすることが出来るのか、だ。

 答えは約1か月である。

 『スカーレット』をクリアしたのは昨日、4/9。そして『サファイア』をプレイするために必要なDSを買ったのは3/11。『サファイア』のプレイを始めたのが3/13の21時過ぎなのは間違いない。また、初回となる『赤』のレビューは3/14になっているが、3/11に知人に中野ブロードウェイに連れて行ってもらう際、待ち合わせ場所のドトールで『銀』の旅パお勧めを観ていた記憶がある。そして『銀』では金曜日限定出現のラプラスを使っており、3/13は金曜日だからこの日は『銀』をやっていた。

 だが『銀』は途中まで進めて先に『サファイア』『ダイヤモンド』『ブラック』をやったため、おそらく3/12~13に途中まで進めていたのだろう。そして3/11に『サファイア』のプレイ手段であるDSをゲットしたため、それまでチャレンジはスタート出来なかったと思う。そして『赤』は8時間でクリアしているので、大体の予想は……。

・3/10に翌日の中野ブロードウェイでDSゲットを決意し、チャレンジ開始して『赤』を始める

・3/11にDSをゲットしてから『赤』を始める

 このどちらかになる。

 そして『スカーレット』のクリアが4/9。やっぱり大体一か月だな。途中周回回数が多く、なおかつ最近も周回した『X』『サン』で心が折れかけて数日『モンハン』に逃げたが、要は働いていない人間なら1か月でポケモンは全作出来る。




<レッツゴーという最高のシステム>

 今作『スカーレット(以下SV)』ではレッツゴーという最高過ぎるシステムがある。今までのポケモンでは野生のポケモンと接触すると戦闘画面に移ってバトル開始だったが、『SV』はオープンワールド。そのため手持ちのポケモンをボタン一つで繰り出すレッツゴーというものがあり、シンボルエンカウントの野生ポケモンに向けてレッツゴーすると一瞬で戦いが終わり、経験値が回収される。ただし通常の戦闘より獲得経験値は減るが、エンカウント→画面以降→コマンド→戦闘→終了と違って本当に一瞬。このためレベリングは楽々、そしてポケモンの図鑑設定に基づいた移動速度と移動範囲だ。例えば種族値上では鈍足なはずのブロロロームやサーフゴーはレッツゴーでは足が速いし、飛行タイプではないが飛んでいる蝶や虻のモスノウやアブリボンは水上でも問題なくレッツゴー可能。泳げる設定のパーモットも水上レッツゴー可能。タイプ相性の影響を受けてたまに負けて帰ってくることもあるが、基本的にはレッツゴーでレベリングとアイテム回収していくことになる。そのためレッツゴー適性を加えてパーティを組んだ。




<パーティ紹介>

①ホゲータ→アチゲータ→ラウドボーン

歌うワニ。今までにニャオハ、クワッスで2周しており、ホゲータだけ1周だったのでホゲータを起用。アチゲータだけちょっとアレだが、動物的で怪獣的、専用技『フレアソング』の際は人間と同じシンガーの役割を持ち、バランスの良いデザイン。氷タイプの多いナッペ山ではレッツゴー最強。足は遅いがタフで超火力。後述の理由もあり、終盤は無双する。


②パモ→パモット→パーモット

殴るネズミ。電気タイプで泳げるため、終盤の経験値スポットであるオージャの湖で経験値の乱獲が可能。格闘タイプでもあるためナッペ山でも強いなど、終盤のレッツゴー適性の塊。一方で技威力には恵まれず、大技の『インファイト』『電光双撃』は覚えるのがやや遅め。ただし技マシンでのカスタマイズ性は高い。だが元から速い速攻型ポケモンのため、後述の理由では使用の優先順位が下がり、出番は少なめだった。


③カムカメ→カジリガメ

噛むワニガメ。特性『頑丈顎』は直接タイプ一致技を補強することは出来ないが、『氷の牙』『噛み砕く』などのサブウェポンを補強してくれる。全体的にステータスのバランスが良く、終盤でパーティの運用が変わるまでの大エース。水・岩も範囲が広く、やっぱりレッツゴー適性が高い。ただしなかなか特性『頑丈顎』の個体が捕まらなかったため、もう一つの特性『シェルアーマー』のカムカメを乱獲したのだが、もう孵化厳選の方が早くないか? とストーリーが全く進んでいないのに孵化厳選した。もちろん特性だけだが……。アイテム『いかさまダイス』を持たせた『ロックブラスト』が高火力。


④アマカジ→アママイコ→アマージョ

蹴る果物。『SM』『剣盾』からの三連投。草タイプのため技の通りは悪く、耐性も悪いためレッツゴー適性は低い。だが今回はヌシポケモンやスター団の改造ブロロロームなど、超強化個体の一体を相手取ることが多く、そのほとんどが物理アタッカーであるため確定で相手の攻撃力を下げる『トロピカルキック』で攻撃しながら妨害することで大活躍。こちらもアイテム『いかさまダイス』を持たせた『タネマシンガン』が高火力。『トロピカルキック』が必要ない時はこちら。


⑤メグロコ→ワルビル→ワルビアル

グラサンのワニ。『剣盾』ではお留守番だったが、『ブラック』『X』『サン』に続いて四回目の登場。こちらも特性『自信過剰』の個体が欲しかったため孵化厳選。ちなみに父はパーモット。

先程から触れているが、終盤にパーティの運用方法が変わってからは特性が今までにない程活用され、ラウドボーンと並んでワニ二枚がスーパーエースになった。


⑥アブリー→アブリボン

網を投げるアブ。『SM』『剣盾』からの三連投。DLC限定ポケモンなのだが、じゃあアブリボンの代わりに誰を入れようか……。エクスレッグやモルフォン、アメモースなどを考えたがもうアブリボンの代わりは誰にも不可能と判断し、DLCに行ってチュートリアルだけ受けてアブリーを捕まえて帰ってきた。オージャの湖の王者。オージャの湖に登場するミガルーサ、ヤドン、ミニリュウ、シャリタツといったポケモンをレッツゴーで処理可能。しかも浮いているので問題なく動ける。

そしてアイテム『ものまねハーブ』を利用した技遺伝により、旅で念願の『ムーンフォース』を獲得。これによりフェアリーの最大打点が威力80で追加効果なしの『マジカルシャイン』から威力95で特攻ダウンの追加効果付きに変わった。そして『ねばねばネット』も習得。これは敵の後続のポケモンが登場時に素早さが一段階下がるというトラップ技だ。

これによりラウドボーンとワルビアルの素早さ問題が解決され、ラウドボーンは追加効果で確定特攻UPの『フレアソング』連打で全抜き、ワルビアルは敵一体倒すごとに攻撃がUPする『自信過剰』で全抜き。この『ねばねばネット』設置→ワニコンビ無双を思いついた後、残ったバトルはスター団のビワ、ネルケ、カシオペア、四天王、チャンピオン、ネモ、ラスボスだけだったが、四天王の飛行使い以外には全試合アブリボン先発。今回のMVP。




<『SV』が最高傑作である理由>

 ここまで全作プレイしてきて察していたし、『剣盾』プレイ中に確固たるものとなったのはもう『SV』が最高傑作であるということだ。正直何から話していいかわからないのだが、ゲームの内容から話していこう。




<三つの道、四つ目の道>

 『SV』では主人公はスカーレットではオレンジアカデミー、バイオレットではグレープアカデミーという学校に入学することになる。そして課外授業である“宝探し”として、寮を離れて広大なパルデア地方を自由に旅する。そして学校で出会った三人の人物からそれぞれの道を提示され、同時にこなしていくことになる。



⓪出会い

 パートナーを選んだ主人公は、ネモと共に最初のエリア南1番を歩いて登校する。その際、海辺に倒れている謎のポケモンを発見。誰も見たことがないポケモンだったが、主人公はそのポケモンと共に凶悪なヘルガーの巣を抜ける。辿り着いた灯台では、ペパーなる先輩からそのポケモンが詳細不明のポケモン・コライドンであり、コライドンは今は戦えないことを知らされ、コライドン専用のボールを渡される。

 戦う能力を失ったコライドンだが、速く走ることが出来、主人公はコライドンに乗って旅をする。


①チャンピオンロード

 ご近所さんで最初にあった同級生ネモに誘われて始める道。8つのジムを巡り、四天王、チャンピオンを倒してパルデア最強のトレーナーを目指す。一般的に想像されるポケモンのシナリオ。ただしどのジムから挑戦してもいい。いきなり最強のジムリーダーと戦ってもいいぞ。今までほぼ死んでいる設定だった「バッジが足りないとポケモンが言うことを聞かなくなる」というものがある。これは今までは他人からの交換で来たポケモンにのみ適応されるため、シングルプレイヤーには死に設定に近かったが、今作からは完全自前のポケモンもレベルが上がりすぎると命令無視、命令違反、居眠りをする。だから進捗具合に合わせてジムもクリアして行こう。前作と同じように相手ラス一ではカットイン、BGM変化、そして全ジムリーダーがテラスタルをしてくるため、印象が薄すぎるジムリーダーはいないどころか、クリア後にジムリーダーとの再戦パートでは悪趣味ではないがちょっとダークな設定が垣間見える。詳しくは後述。個人的には一番難易度が低い。


②レジェンドルート

第二の主人公とも言えるキーパーソン、ペパーと共にパルデアに眠る秘伝スパイスを探し、秘伝スパイスで強くなったヌシポケモンを撃破する道。ペパーはパルデアの中心にある大穴の最深部エリアゼロで、相棒のマフィティフを負傷させられており、ポケモンセンターやキズ薬でもマフィティフを治すことは出来なかった。だが秘伝スパイスならば或いは……!! 主人公にはホゲータやコライドンがいるように、ペパーにとってマフィティフはかけがえのない家族。その命を救うことが出来るのか……。

 ここではヌシポケモンを倒すたびにコライドンの移動能力が強化され、ダッシュ、ハイジャンプ、滑空、なみのり、がけのぼりが解禁されて旅が快適になっていく。


③スターダストストリート

 スマホを通じて話しかけてくる謎の人物カシオペアに依頼され、長い無断欠席と制服とライドポケモンの改造、そしてアカデミー襲撃の計画を立てているとウワサの不良軍団スター団を壊滅させる道。序盤のボスはかなり弱いのだが、最強と目される最後の一人の強さはえげつないぐらい。ここではボスを倒すごとに作れる技マシンの種類が増え、さらに技マシン作成に必要な素材ももらえるのだが、その技マシンがすぐに作れるわけでもなくクリアの恩恵は一番軽い。だがシナリオの物凄い重厚さと何度でも言うが最強の幹部が本当に強すぎる。俺は『SV』を六周しているが、それでもスターダストストリートの最後は泣いてしまう。後ラスボスのBGMが神がかってカッコいい。正直このスターダストストリートで「ああ、ポケモンって変わったんだな」って思った。いい風に。


④ホームウェイ

 三つの道をクリアした果てに開かれる最後の道。パルデアの中央に空く大穴エリアゼロを、ネモ、ペパー、カシオペア、そしてコライドンと共に旅する最後の道。

 本当におっさんがこれを何度も言って申し訳ないが……。これもラストバトルは何度やっても本当に泣く。


⑤帰り道

 ホームウェイを終えた主人公、ネモ、ペパー、カシオペア、コライドンは帰路につく。四人の少年少女が道を歩く。それは、初代主人公であるレッドが自宅のテレビで観て旅立ちを決意した映画(『スタンドバイミー』)に似ていた。



 この旅はすべてが課外授業の“宝探し”である。

 ネモは主人公という最高のライバルに出会え、「ポケモン勝負は楽しい!」というドストレートなセリフを放つ。

 ペパーは家族を失うが、それでも愛するもののためにすべてを尽くした果てに仲間と自立を得た。

 カシオペアは失ってしまっていたはずの仲間をもう一度手に入れた。

 主人公が何を見つけたのかはわからないが、初プレイ時の俺に去来したのは「うっわ……いいゲームだった……」という清々しいまで純で子供じみた感情だった。




<ここがすごい>

 これも何度も言ってしまってアレだが病気療養中はゲームディレクターの桜井政博氏の動画や書籍に触れてきた。逆に桜井政博氏以外のゲームディレクターの思想を知らないためフェアではないのだが、共感することは多かった。その上でやっぱり面白いと思ったのは「ゲームは自分でストレスを溜めて、クリアしてそのストレスを解消するもの」という言葉だった。つまり、ゲームにおいてなんらかのストレスは避けて通れない。

 実際、ストレスに近いものを今回のプレイでも感じたことは否めないのだが、それはとてもポジティブなストレスだった。

 ジムリーダー、ヌシポケモン、スター団幹部は全部タイプがばらけており、18タイプ全てを網羅している。だが強さは当然均等ではないため、序盤で挑むべき敵がいる。序盤に挑むべきタイプなのは虫、草、悪、岩あたりなのだが、岩に挑みたいけどそれならアマージョがいた方がいいかな……、でもアマージョに進化するレベルだとバッジが足りなくていうことを聞かないかも、と、パーティ加入タイミングと挑戦タイミングのジレンマが序盤にあるくらいだ。レベルを上げてから挑みたいならチャンピオンロード、コライドンの移動能力を強化して快適に旅をしたいならレジェンドルート、技を揃えたいならスターダストストリートと順番は選べる。

 そして全タイプのエキスパートがいるため極端に冷遇されるタイプもなく、どこかのフィールドでは必ず誰かがレッツゴーで活躍出来る。↑ではレッツゴー適性が低いと言ったアマージョも砂漠では無双する。このため、俺が『ポケモン』に求める「自由度の高いパーティ編成で自由に旅」においては他の追随を許さない。周回をするならローカロリーな内容がいいとも過去に言った。確かにカロリーは高めだが、所謂悪人がいないため人間キャラへの嫌悪感はほとんどなく、過去作のN、リーリエ、ダンデのように誰かが中心になってそいつの物語の脇役になるのではなく、主人公がちゃんと主人公している。そしてスターダストストリート、ホームウェイのシナリオが極めて良い。この完成度なら発売から三年半で6周してもまだ泣けよう。

 とにかくストレスフリー。コライドンの移動能力、ポケモンとの主従関係など、自然な形でシステムとシナリオが結ばれ、優先して解放したいものをちゃんと選べてそのタイミングも自由。快適。




<好きなところ>

 まとめて話せる自信がないので箇条書きを補強するスタイルでやっていく。


①クラベル校長という理想の教育者

 なんだかんだで俺ももう10年教育業界で働いている。だから教育というものがいかに人格形成に影響を与えるか、多感な時期にどんな大人に出会えるかは本当に大きいかを知っているつもりだ。『サン・ムーン』のククイ博士のようなかっこいい大人がいれば子供はグレない。伊坂幸太郎の名作小説『チルドレン』でも言っていたが大人がカッコよければ子供はグレねぇんだよ。

 クラベル校長は……。いや、もちろん彼はフィクションの中にしか存在出来ないが、本当に理想の教育者だ。

 課外授業の“宝探し”に子供たちを行かせれば、本人もひっそりと旅をして生徒たちを見守っている。スター団の噂を知るためにバレバレの変装でネルケなる学生を装い、主人公、カシオペア、スター団との対話を試みる。誰も彼もがスター団を危険な不良と決めつける中、はじめからクラベル校長はそれでも大事な生徒であると対話を試み、やがてスター団の抱える悲しみと怒り、正体に触れる。

 そしてすべてを知ったクラベル校長は、自分こそがスター団の創始者カシオペアであり、自分がすべて責任を持つとウソをついてまで生徒を守ろうとする。

 最後にはスター団の居場所を学校に作り、謝罪する。

 子供に頭を下げられる校長などフィクションにしかいない。確かにフィクションにしかいないが、紳士で真摯、カッコイイ大人だよ、クラベル校長。


②『サン・ムーン』を暗黒歴史にしない

 おそらく歴代でも相当評価が低い部類に入る『サン・ムーン』だが、『サン・ムーン』でジムリーダーの代わりを務めたヌシポケモンが再登板。共存不能な危険生物ウルトラビーストと同じく、エリアゼロには共存不可能な危険生物パラドクスポケモンが存在している。


③垣間見える人間関係

 クリア後のジムリーダー再戦で垣間見えるのだが、ポケモンリーグの頂点であるトップチャンピオン・オモダカさんはジムリーダーたちに慕われていないようだ。オモダカさんは主人公に「わたしは戦いに妥協が出来ない」と言い放つ。だがクリア後のジムリーダー再戦はオモダカさんの代わりにジムリーダーの視察という名目であり、一部ジムリーダーから「自分は手加減出来ないとか言うくせに、我々ジムリーダーには挑戦者のために手加減しろとか言うんですねぇ~」とか「視察が必要なら子供を遣いに出さずに自分が来いや」みたいに若干嫌われている節がある。なお、ジムリーダーと四天王兼任のアオキのことはオモダカさんの方が嫌っている節もあり、オモダカさんに好きなジムリーダーを訊かれた時に、例えばナンジャモと答えると「ナンジャモさんですか」というが、アオキと答えると「アオキですか……」と呼び捨てでやや不穏に返してくる。これがばっちり前面に出ちゃうと悪趣味なんだよ。こういうダークなネタを面白おかしく強調して出してしまっていたのが『オメガルビー・アルファサファイア』。


④スター団

 前作の悪の組織エール団はただストレスを溜めるだけのファッキンフーリガンだったが、今回のスター団はとにかくキャラもストーリーも濃い。見た目がド派手なファッションで、ネットミーム風に言うなら昔の『クレヨンしんちゃん』に出てくる悪の組織みたいなハチャメチャ感がある。俺も自分の作品では敵の組織は昔の『クレヨンしんちゃん』の悪の組織風を心掛けているのであのごったまぜ感は本当にいい。スター団については本当にネタバレをしたくないが、ホームウェイでカシオペアと共闘する時はちゃんと肩書が「スター団」になっているは最高。そして何度でも言うがカシオペア戦のBGMは、『SV』で最高の名曲。


⑤伝説になったポケモン

 コライドンは伝説のポケモンじゃなかった。過去形なのが重要だ。

 コライドンはあくまでも、現在存在する一般ポケモン・モトトカゲの古代種でしかなく、物語開始時点ではペパーしか存在を知らない。だがラストバトル。最後に立ち塞がった強力なポケモンを前に、主人公たちはモンスターボールをロックされ、ポケモンを繰り出すことが出来なくなる。何も出来ない……。だが! 主人公には7匹目の仲間、コライドンがいた! 今まで“乗り物”だったコライドンは、旅を通じて仲間になった主人公、ネモ、ペパー、カシオペアのためにすべての力を取り戻し、激アツBGMと同時にトラウマの相手に立ち向かう。これはもう勝ち確定のイベントバトルなのだが、コライドンが致命傷をうけると「主人公を悲しませまいと持ちこたえた!」と手持ちポケモンのなかよし度パラメータが高い時のテキストで持ちこたえる。今回しか確認していないのだが、コライドンのレベルが俺の手持ちで一番レベルが低かったパーモットと同じLv.68だった気もする。しかもBGMはコライドンとはじめて出会い、駆け抜けた南1番のアレンジでもある。

 この頃の任天堂ソフトは『星のカービィ ディスカバリー』の無敵BGMからのひき逃げアタック、『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』のラストダイブで『ゼルダの子守歌』など勝ち確イベントのエモーショナルとBGM選びが最高。

 そしてこのバトルに勝った時、コライドンはパルデアを守った“伝説のポケモン”になった。その事実を知るのは主人公、ネモ、ペパー、カシオペア。……そしてラスボスのたった五人だけである。



 ちょっともうきりがないからこの辺にしておく。




<151の思い出>

①妹の彼氏と対戦

 妹の彼氏と対戦した。俺は対人戦不慣れのため本当に薄氷……。本当に薄氷だ。一戦目はラス1のタスキウェーニバルのタスキまで持っていかれてHP1、パーティ全員分のHPが1しかないところからウェーニバル3タテ。二戦目はアマージョの『女王の威厳』でハチマキノーマルテラスカイリューを封殺して勝った。


②創作への波及 -1

 昨年俺は『ニンジャスレイヤー』の二次創作を書いたが、その主人公になるのはカシオペア・ヤクザクランという組織だ。そしてその構成員はシェダル、カーフ、セギン、シー、ルクバーとスター団に因んでいる。


③創作への波及 -2

 昨年俺は『ポケモン』の二次創作として『ゴロンダ、白黒つけるわよ!』という作品をプロローグで打ち切ったが、主人公である地方公務員の青年タカハシの相棒はパーモット。そしてこれはタカハシら公務員の、地方にテラスタルを導入することで利権を得ようとする暗黒メガコーポとの戦い、ジム誘致による地域振興の話だ。この話もこのポケモンチャレンジでしすぎてしまったので、不評……というか無観客試合はもう受け入れて再開しようかなぁとも思う。

<次回予告>

 『赤』から『スカーレット』までで142時間13分。

これからは俺がポケモンリーグチャンピオンだ!  ……といいたいとこだが、実は俺はもう一か所戦わなくてはならない! その場所の名前は……“終の棲家”バトルツリーだ!

 使うポケモンはもちろん、最推しのバシャーモ。おい……そのバシャーモは……?

 そう! 今回俺がプレイした『サファイア』で相棒に選び、『ダイヤモンド』→『ブラック』→『X』→『ウルトラサン』と時空を旅したバシャーモ!

 このバシャーモでバトルツリー100連勝した時、このチャレンジは完全に終了する……。

 好きなBGMランキング、完成度ランキング、お勧めランキングなども用意しよう。

 次回もポケモンゲットだぜ。

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