第11話 ポケモン全部やる ⑦ 『ポケットモンスター サン』
2017年!!! それは俺がゲームを振り返る際に最も重要な年である!
『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン(USUM)』『モンスターハンターXX』『ゼルダの伝説 ブレオブザワイルド』『ドラゴンクエスト11』とローテーションを組めば一生遊べそうな人生オールタイムベスト級のゲームが発売された!!!
そしてモンハンは『ライズ』、ゼルダは『ティアキン』をやりこみ、ポケモンも新作はやっているがおそらくポケモンプレイヤーとしての俺の終の棲家はこの『USUM』だろう。
現時点で『USUM』は4800時間ほど、その先行版の『SM』も1200時間以上はやっているのでこの第七世代だけで6000時間以上はやっている訳だ。
だが、そのシナリオとやりこみ、これは全く別の評価を下さねばならない。
<『ポケットモンスター サン・ムーン(SM)という問題作』>
個人的には外伝を除いた本編&リメイクの中では悪趣味なユーモアだらけでブチ壊しの『オメガルビー・アルファサファイア』、そして論ずるに値しない『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が問題作だが、この二本は一応リメイク。ナンバリング作品ではこの『SM』が一番の問題作だと思う。ただしこの前「好きではない」と語った『BW』の方が完成度は高いが、好きかどうかで言えば『SM』の方がちょっと好き。それについても語る。
<何が問題かの前に>
ここではシンプルな完成度やシステムの前に、何故異色なのかを語りたい。
最大にセンセーションなのはジム廃止だろう。確かに前作『XY』のジムリーダーは薄すぎ、前々作の『BW』は急に濃くなった、次作の『剣盾』はちょうどいい、次々作の『SV』はもっといい、と考えると、一旦ジムリーダーを廃止することで頭が冷えた(嫌味)のかもしれない。
主人公はほぼ閉じられた環境であるアローラ地方という諸島に移り住み、ジム巡りの代わりに島巡りをし、各島で待ち受けるジムリーダーの代わりのキャプテンという若者から試練を課され、その試練をクリアするとキャプテンの育てたぬしポケモンという規格外に強い野生個体と戦い、彼らを倒すことでその試練は完全達成となる。
つまりジムリーダーのような人間枠はキャプテン、強敵枠はぬしポケモンと、今まではジムリーダーが一手に担ってきたポジションを分けている訳だな。
余談かもしれないが、この『SM』から当時の記録がなろうの活動報告に残っている。そこでも「一回限りの荒業としてならいいのかな」くらいのことは書いていた気がする。
そして最新作『SV』ではジムリーダーもぬしポケモンもいるということで、完全なる暗黒の歴史ではなくなり、外伝ではぬしポケモンのような強さを誇るオヤブン個体もいるなど、何の糧にもならず消えた歴史ではない。
そしてキャプテンの定年が20歳であること、島巡りはジムチャレンジよりもライトな子供の遠足であること、でも完遂出来ずに落ちぶれる子供もいるなど、子供の抱える光と闇の部分がこのキャプテンということだな。
個人的には正規のナンバリングではジムリーダー廃止でキャプテン再登板は『SM』自体が世間的に厳しい評価だから巻き込み事故で暗黒扱いされそうなのでやらないでほしい。代わりに外伝ではキャプテン再登板も面白いと思う。
新システムのZワザ自体はメガシンカやダイマックス、テラスタルよりも好きなのだが、Zワザの発動モーションである謎ダンスと謎過ぎる技のムービーがポケモンの世界観にあっていないんだよな……。謎ダンスは本当にダサく、登場人物たちも一部ダサいと思っているようなリアクションをする。
<いろんな問題>
いろんな問題がある。具体的に上げると以下の通りだ。
①主人公の存在意義
②高すぎる難易度
③未完成感
この三つで語って行こうと思う。
①主人公の存在意義
ほぼない。主人公は物語開始直後に出会ったリーリエという物語の根幹を担う少女の護衛であり、島巡りこそ主人公の物語だが常にリーリエが物語に帯同し、リーリエの物語を進めるためには寄り道もしなければならない。つまりリーリエの護衛とお遣いのついでに島巡りと旅をしていることになってしまうのだ。ここが最大の問題点で、リーリエが嫌いな人はこれだけで『SM』シリーズにはハマれない。よくそんな意見を聞き、「いや、別にいいだろ」と思っていた時期が俺にもあった……。昨年発売された外伝の『Z-A』でも主人公はタウニーというキャラのお遣いばかりさせられているのだが、俺はマジでタウニーの身勝手さとか言動にムカついており、クリア後に解禁されたDLCでは「なんで俺がタウニーのパシリやらなきゃならねぇんだよ」と即やめてしまった。RPGがお遣いやわらしべ長者と表現されることはあるが、誰の遣いかは重要。俺は正当派美少女リーリエの抱える苦悩もちょっとわかるからリーリエの遣いをやらされるのは別にいいのだが、終盤に訪れる遺跡でいつものようにリーリエにパズルを解いてねと頼まれるとき、
「こんがらがってしまったら一旦外に出て頭を冷やすといいかもですね」
みたいに言われた時は「お前のためにやってんのに頭冷やすとかうるせぇわ」とややイラついてしまった。
物語の中心がリーリエであるのは『BW』のNと同じだが、Nは敵対するし露骨な最強キャラ、中二病すぎる言動と設定から俺は好きになれなかった。だからNやタウニーが好きな人は『BW』も『Z-A』も好きだろう。誰の遣いかはマジで大事だと『Z-A』を通過した俺は改めて思った。
また、道中主人公は表情が一切変化せず、どれだけシリアスな場面でも薄っすらとした笑みを浮かべたままリーリエの後ろから出てきて無言で戦う。むしろ主人公がリーリエのポケモン、主人公のポケモンはリーリエの孫請けみたいなものだ。
ストーリーも結構ハイカロリーであるため俺がポケモンに求める「ローカロリーアッサリストーリー」に抵触する。
②高すぎる難易度
後にも先にもこれ程難しいポケモンはないし今後出ることもないだろう。『SM』発売当時に俺は大人で廃人化していたが、全滅することも普通にあったしラスボスは強すぎてリセット回数は二桁を超える。道中のボスキャラも強く、なんなら野生ポケモンにもしばかれる。
その中でも最悪のシステムが仲間呼びだ。野生のポケモンは弱ると仲間を呼び、1vs2の不利なバトルを強いられる上に片方を倒しても片方が残ればそいつがまた仲間を呼ぶため戦闘がなかなか終わらない。
特にぬしポケモンは登場するだけでステータスが向上し、仲間呼びでは有利天候や自分に不利なポケモンを仕留められる仲間(自分がフェアリーに弱いなら、フェアリーに強い仲間を呼ぶとか)を呼ぶ、味方の技で回復するなどポケモンというシステムをフル活用する上にこっちは常に1匹しか場に出せない。
強敵トレーナーたちも異常に強く、『USUM』の歴代ボス勢揃いの『エピソードRR』では歴代悪の組織のボス6連戦に加えて相手は禁止伝説もメガシンカも使ってくる大盤振る舞い。
これはもうメタを張るしかなく、そういう部分は後述ものの、プレイ時間カンストにより何周もしているこの『USUM』、使用すべき強いポケモンが決まってしまって周回での自由度は低く、俺がポケモンに求める「ポケモン選択の自由度が高い」に抵触する。
ただし周回によって得たコツは当然後で披露させてもらおう。
③未完成感
キャプテン、ぬしポケモン、Zクリスタルなどの要素を考えると『SM』とその完成品として出された『USUM』はそれでも完成していないように思える。
例えば全タイプにあるZクリスタルは基本的に島キングかキャプテンからもらえるし、悪の幹部からも2つもらえる。だがエスパー、飛行、氷は無造作に置かれているものを持って行く形になる。
最後の島ポニ島の未完成感はすごく、キャプテンのマツリカこそいるものの試練もヌシポケモンもなく、出会うとフェアリーのZクリスタルを渡して去っていく(『USUM』では試練追加)。ドラゴンのZクリスタルに至ってはキャプテンもいない。キャプテンがいないから試練もないし、ぬしポケモンがワンオペで出張っている上に直前にもらえるフェアリーZを使うとワンパンチ出来るアッサリ加減で今までに苦戦しきってきたぬしポケモンのトリとしてあっけなさすぎる(一応このドラゴンのぬしポケモンも『USUM』では超強化される)。つまりポニ島にはキャプテンはいるけど戦わない、ぬしポケモンはいるけど試練はない、しかも発生するイベントも島クイーンとの対戦だけで探してるアイテムはポニ島からの船で辿り着く小島という、ポニ島薄すぎ問題。俺にとっては終の棲家であるバトルツリーがあるが、クリア後の遊びなので殿堂入りで終わるプレイヤーには「あの島何?」で終わる島だろう。
新設されたポケモンリーグではククイ博士が「四天王を連れてきたぜ!」と胸を張るが、二人は既に戦った島キングと島クイーン、もう一人はキャプテン、もう一人はお前誰だで何の前触れもなく出てきたゴルファーのカヒリ。……なぁ。カヒリ以外の三人が、その辺に置かれていたZクリスタルのエスパー、氷の使い手だったら全タイプのエキスパートが揃ったことになったのになぁ……。
ちなみにカヒリの実家のホテルにはゴルフ場があり、タウンマップでは確認出来るが行くことは不可能。
『USUM』では飛行のZクリスタルを入手した時に唐突にカヒリが現れて飛行のZワザのポーズを教えた後に去っていくというシュールな光景が追加される。
こういった「あれは何だったの?」「あれはもっと知りたかったのに」の両方で未完成感がある。これは『XY』の薄さとは似て非なるが、『XY』にも未完成感な部分はある。しかも残念ながらこの未完成感……終盤のイベントのボリューム不足は次作『剣盾』でも引き継いでしまう。
<『SM』と『USUM』の違い、そして好きなところ>
『SM』とその完成版、拡張版である『USUM』は結構物語が違い、一つの物語としてみた時は圧倒的に先行の『SM』の方が俺は好きだ。
ネタバレするが……。まぁ今更だろうな。する。
黒幕とラスボスが違うのだ。
本作の黒幕はエーテル財団代表ルザミーネ。史上初の悪の組織の女性ボスで、とにかく「愛」と「美」にこだわり、熟女の年齢なのにとてもそうは見えないと人に言われる程美しく、美しくあろうとこだわっている。同時に愛に生きる人でもあり、傷ついたポケモンの保護などを行っているがとても歪曲しており、愛するポケモンを美しい姿で永久に愛し続けるために冷凍保存して飾っている。しかもそこにはちゃんと冷凍されたピカチュウやヤドンが映っているからちょっとしたトラウマだ。
ルザミーネはリーリエ、そしてライバルキャラのグラジオの母親。リーリエもグラジオも、母の重すぎる愛によりお人形化されていたこと、そしてエーテル財団の暴走から自分のパートナーポケモンを守るために脱走し、ルザミーネからは「わたくしの愛を受け入れないものなどもう子供ではない」と嫌悪感を剥き出しにされ、「醜い」と罵られる。
このシンプルに歪んだ愛情と、それが家族という最小単位の社会の中で起きているのが俺はすごく好きだ。拙作『三篠家離散日誌』をお読みの方はご存知かもしれないが、俺はどうしても機能不全家族に関心を持ってしまう。
そしてここからが分岐だ。
『SM』ではルザミーネは、元から少し歪んでいたが、ウルトラホールと呼ばれる異空間の穴の向こうからやってきたウルトラビーストの一つであるウツロイドに寄生され、正気を失っていたのだ。そして最後はリーリエがルザミーネから守るために連れ出し、主人公との旅で成長したルナアーラ(『S』ではソルガレオ)によってウツロイドの寄生を剥がされて正気に戻り、そっとリーリエに触れて「綺麗になったわね」で終わる。
このシナリオは好きだ。相当好きだ。
このシナリオではウツロイドらウルトラビーストが共存不可能な外来種であること、ルザミーネは根っからの悪人ではなく、家族再生の道が見えること、リーリエがソルガレオ/ルナアーラを守り抜いたから母が助かったという敵と味方の伝説ポケモンの立場が一貫している。
そして『USUM』では最悪の改悪。ルザミーネはウツロイドの寄生は関係なく素でヤバい人であり、リーリエのもとで進化したソルガレオ/ルナアーラは進化した瞬間にネクロズマに食われてパーツにされる。なんだこれ。ふざけてんのか? 倒置法的に『SM』の決着がいかに美しかったかわかっただけに、そしてルザミーネタイプの毒婦が好きなだけに、そして機能不全家族の一員としてこの救いのなさとソルガレオ/ルナアーラの扱いの悪さにガッカリしてしまった……。
そしてラスボス。
この一連の作品ではラスボスが違う。ちょっと思っていた以上に熱く語りそうなのでもう一つ項目を設けよう。
<永久に俺のヒーロー、ククイ博士!!!>
ククイ博士ェェェ!!!
『ダイヤモンド・パール』の時に「一番好きな“女性キャラ”はシロナ」と言ったが、全登場人物の中でブッチギリにククイ博士が好きな登場人物だ。「『BW』に比べて『SM』が好き」と言ったのは、『USUM』ではなくオリジナルの『SM』のククイ博士とルザミーネにある。
ククイ博士……。それは主人公にポケモン図鑑とパートナーポケモンを授け、主人公が親以外にはじめて出会う大人。
このククイ博士はマジでスゴイ。
まず若くイケメンでマッチョ、上半身裸の上に白衣、サングラスにキャップの南国の男。そしてアローラナンバーワン人気プロレスラー・ロイヤルマスクの正体であり、空間研究所のバーネット博士の旦那さん。ボックス管理者マーレインの親友で、エーテル財団から逃げ出したリーリエを保護し、アローラ地方にバトルロイヤルを伝道し、若い頃にはカントー地方のジムを制覇して四天王と戦っており、ワタルと戦っていることから少なくとも四天王を三人倒している。さらにセキエイ高原のポケモンリーグ本部と交渉して発展途上のアローラ地方にポケモンリーグを作るという、設定盛り盛りだが理不尽なスペックではなく、現実の歴史上でも田中角栄のように時折現れるエネルギーの量が狂ってて挑戦をやめない偉人なのだ。ポケモンリーグにはククイ博士の銅像を建てるべき。
確かにククイ博士も落ちこぼれの悪の集団スカル団相手にはイキってしまうことはあるが、セレナがフレア団にイキっていたのとは違って……。まだ若いのに落ちこぼれの仲間を盾に挑戦をやめるなよって感じに見えるんだよね。
とにかくこの人物は常に挑戦し続けている。
主人公はスカル団、エーテル財団の問題を解決し、島巡りもすべて終える。ちょうどその頃、ククイ博士主導で建設が進んでいたラナキラマウンテン頂上のポケモンリーグ建設も終わり、主人公は初代挑戦者として四天王を撃破し、初代チャンピオンとなるのだった。
……その時、ククイ博士が現れ、君はもう一人戦わねばならない人物がいると告げる!
「もちろんこの僕だぜ!」
はじめて出会った大人が……。最後に出会う大人として挑戦してくる!!! これまで人のために働いてきたククイ博士が、ようやく自分のために戦うのだ。
今回のプレイでもこのシーンは不覚ながら鳥肌が立った。BGMも歴代最高クラス。しかもその強さは折り紙付き、初プレイ時は本当にどうやって勝ったらいいのかわからないくらい強く、頻繁な交代も相まって強い。とにかく強い。
『USUM』ではこのラスボスの座すらも別のキャラに置き換わってしまう。
しかもエンディングでは「大事な人を見送る時は笑顔だぜ」という名言も残すがこれも『USUM』では別のキャラが言うことになっている。名言であることは作っている側もわかっているのにシチュエーションと誰が言うかで変わってくるんだよ。
行動や言動が『SM』⇔『USUM』で変わったキャラはかなり多いのだが、↑の項のルザミーネ、そしてこのククイ博士の改悪がひどいため、俺は『SM』は好きだが『USUM』はマジで好きになれる要素がバトルツリーしかない……。
<パーティ紹介>
①アシマリ→オシャマリ→アシレーヌ
雑な言い方をすれば強すぎる上に消去法でもあるという最適解。
↑の通り、『SM』は難易度が高すぎるせいでパーティの自由度が低く、草と炎には強烈すぎるスペックの輩がいるため、それだけでニャビーとモクローを選ばない理由になるという消極的理由、鈍足が多くて後手に回りがちな旅ではタフネスとパワーが重要なのでその両方に自信があるアシレーヌが強いという積極的理由がある。
技が揃うまでは若干キツイ……というにしてもとにかくパワーが高いため技威力は気にならず、『うたかたのアリア』『ムーンフォース』を覚えると並みの相手では受けきれない。
ちなみにバトルツリーでも愛用している。メガシンカ抜きなら御三家の中で一番強いと思っている。
ちなみにニャビーは実家で飼ってる愛猫に激似。
②コイル→レアコイル→ジバコイル
言い方は悪いが呪いの装備と化したネジ。こいつも鈍足だが、アシレーヌと同じでパワーとタフネスに自信がある。何より特性『頑丈』が強く、どんな攻撃を受け手も一撃では倒れないため『どくどく』を撃ち込んでから無限回復で粘るという戦法が出来る。
③ガーディ→ウインディ
彼も呪いの装備になってしまった。シンプルに高いスペック、優秀な特性『威嚇』。
俺は炎技は『火炎放射』『大文字』、サブウェポンは『噛み砕く』『神速』なので二刀流が出来る性格の子を選べばいいと思う。『神速』解禁はポケモンリーグから。
④アブリー→アブリボン
正直序盤から出てきてしまっていいポケモンではないレベルで強い。虫とフェアリーの技範囲は確かに狭い……。だが中盤からこの時点としては破格の高威力技、技マシンでの補完、何よりスピード! そしてスカル団は悪タイプが多いので刺さりやすい。何回目かのプレイでアブリボンを入れてしまってからは、後の作品でもアブリボンがいれば必ず入れるレベルでお気に入りのポケモン。
⑤アマカジ→アママイコ→アマージョ
強烈すぎる草タイプ。基本的なスペックが素早さ以外高め。専用技『トロピカルキック』は100パーセントで攻撃低下の追加効果があるため物理アタッカーは『トロピカルキック』で機能停止する。難所と名高いぬしミミッキュも『トロピカルキック』があれば楽々突破だ。さらに全体攻撃の混乱技『フラフラダンス』で野生ポケモンに仲間を呼ばれても混乱漬け、そこに『トロピカルキック』でさらに弱化と、攪乱と火力の噛み合った存在。こいつも後年の作品では出てきたら必ず使っている。
⑥メグロコ→ワルビル→ワルビアル
あれ……また……? 『B』『X』に続いて三連投での登場。このシリーズの相棒キャラになりつつある。とはいえ、アブリボンの攻撃がどうやって届かない鋼、炎、毒は全部地面で面倒みられるためワルビアルがいればアブリボンは動きやすく、ワルビアルが苦手な格闘、虫、草はアブリボンで受けられるため実はこの二匹は相性がいい。
殿堂入りまで21:07。ついに大台の20時間に乗った。
<アローラ地方の旅の仕方>
何度も言っているが戦闘の難易度が高すぎる。やっかいな仲間呼び、強すぎる強敵。じゃあどうすればいいのか? あるもの、すべて使え!
①ポケリゾート
序盤のカキの試練後から行けるようになる。ここで取れるポケマメをポケモンに与えると、なかよし度が上がって経験値が常に増加。たまに回避、たまにHP1で堪える、急所に当たりやすくなる、たまに自力で状態異常を治すなどの恩恵を受けられる。さらにポケリゾートを開発すると放置で自動レベル上げもある。ただし放っておくと新しい技を覚える時に古い技を勝手に忘れてしまうので注意。自然に進化もしない。ちなみにポケマメを食べさせた後にポケモンセンター併設のカフェに行くと『ふしぎなアメ』をもらえる。
②1000円でワンターンキル
仲間呼ばれると厄介だよな。常に野生ポケモンに有利なポケモンが先頭じゃないし、そもそも野生ポケモンもペリッパーやドロバンコなどタフなやつらが多く、下手に攻撃すると仲間を呼ばれる。じゃあワンターンキルしてしまえばいいのだ!
……どうやって?
この『SM』では討伐と“捕獲”で経験値が入る。つまり初手でボールを投げて捕まえ、仲間を呼ばれるまでに捕獲で戦闘を終了させる。これならPPも消費しない。このプレイに適したのが一個1000円のクイックボールで、戦闘が始まった瞬間に投げると捕獲率がかなり高い。体感だが70~80パーセントで捕獲に成功する。これで事実上のワンターンキル。クイックボールの他には夜、暗所で便利なダークボールがオススメ。
③怪しい薬
漢方薬を使おう。漢方薬は普通の薬よりも性能が高いがなつき度が下がるというリスクがある。だがなつき度が下がってもなつき進化以外には何も影響がなく、↑のなかよし度とは別の概念なので漢方薬をフル活用しよう。具体的には瀕死ポケモンを回復するには『元気のかけら』で蘇生+HP50%で1500円、『元気のかたまり』で蘇生+HP100%だが店では買えない。だが『元気のかたまり』と同じ効果の『復活草』は2800円。
ポケモンをやっているとどうしても終盤に余りがちな金。クイックボールと漢方薬に費やそう。
<151の思い出>
①とにかくバトルツリー
バトルツリーが楽しすぎる。バトルツリーが俺の終の棲家だ。3DSと『USUM』がこの世から物理的にすべて消滅でもしないかぎり俺はバトルツリーで戦い続けるだろう。これはもうポケモン新作がバトルツリー系のNPC連戦連勝モードを搭載しない限り続く。だが今のような使用可能なポケモンを限定的に追加していく方式、メガシンカ、Zワザ、ダイマックス、テラスタルと複雑化したAIを作れないだろうから俺は棄民である。この全作やるチャレンジが終わったらまた木に登る日々に戻るだけだ。それだけバトルツリー。永遠にバトルツリー。6000時間のバトルツリー。プレイ時間がカンストするたびに新しいロムでやり直すバトルツリー。
②やっぱりバトルツリー
複数パーティでバトル施設で100連勝したのは『ダイヤモンド・パール』以来だが、現在は縛りプレイを続けている。「今までに使ったポケモンを使わず100連勝」→つまり使用可能なポケモンがクリアごとに強い順から3匹消える。これを繰り返し、現在使用不可能ポケモンは24匹にまでなっている。くわえて地方縛りもはじめ、現在カロス以外のすべての地方で100連勝達成済みだ。ベストメンバーでの最高記録は425連勝と廃人としては控えめだが、やることはまだまだ尽きないと思っている。
③図鑑完成
『エメラルド』以来に図鑑を完成させた。図鑑を完成させると色違いが出やすくなるため、ここはもうロムを更新するたびに完成させている。色違いの数ももう数えきれない。
④平成最後の日もバトルツリー
平成最後の日、俺は田舎にいた。父の実家の近くで釣りをしており、俺は船に乗る前に苔で滑ってケツがビチャビチャになり、船に酔い、父が61センチの鯛を大爆釣。荒天により俺は何も釣れずに撤退し、そして魚全般が食えない。そのため父に「俺は仲間たちと鯛を食ってるからどっか行ってろ」と家を追い出され、海の見える公園で菓子パンを食べながらバトルツリーで400連勝していた。
⑤一度も負けずに273連勝
『SM』でバトルツリーの結論パが出たため、『USUM』でははじめからそのパーティで挑戦したら一度も負けずに273連勝した。まぁいろいろあってそのパーティはもう使ってない……。いや、包み隠さず言うと守備よりで試合の展開が遅く、なおかつ積みアタッカーで詰みやすかったので今はとにかく回転数が高くて一試合が短い快適パーティで回している。
<次回予告>
巻き返せるか? ポケモンブランド!
ついに据え置き機に進出、そして迎えるコンテンツの黄金期!!
次回『ポケットモンスター シールド』。




