仲間探し
学校に着いた。
廊下を歩いても人が寄ってくる。
何処に行っても必ず誰かは付いて来るのだ。
これは仲間探しどころではないな。
「あのー、ラース様」
「ん?どうかしましたか?」
「仲間を探しておられると噂で聞いたので」
「はい。探していますよ」
「私を加えてもらえないでしょうか?」
「うーん、実力見てからでもいいかな?」
「いいですけど、そこまで強くありませんよ」
「実力が全てじゃないからね、付いて着て」
俺は自分の家まで連れて来た。
裏庭に行き、訓練所1棟に入った。
「此処はどこですか?」
「僕の家の敷地だよ」
「大きいですね」
「そうですね、有り余ってるぐらいです」
「それで、どのように試すのですか?」
「得意な属性って何かな?」
「属性魔法は使えますが、使わないのです」
「では召喚魔法ですか?」
「いえ、使うのは治癒魔法と武器です」
「では何故仲間になろうと?」
「ラース様が武器の研究をしてると聞いたので・・・」
「その武器を使いたいのかい?」
「はい、だめでしょうか?」
「僕が作ってるのは、魔方陣入りの飛び道具ですよ。普通の武器をつくれますが」
「飛び道具も使えると思うのですが、邪魔ですよね・・・帰ります」
「帰らなくていいよ」
「えっ?邪魔ですよね?」
「邪魔じゃないよ。むしろ武器を使えるのは好都合かもしれない」
「そうなんですか?」
「はい、きっとそうです」
ニコッっと笑顔で言ってあげた。
「では部屋に戻りましょう。お茶でもしましょう」
「はい。よろしくおねがいします」
家に戻った。




