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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第5章 レベル1鍛冶師だけど、ついに聖剣を超える剣を作りました
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01話 船旅

この話から5章です


「――聖剣よし! 魔剣よし!」


 【アイテムボックス】の中に入れてある、聖剣と魔剣を確認する。

 新しく打った分も含め、しっかり入っているのを確認した。

 これで準備はできたはずだ。


 ココルテの町に戻ってきて半年。

 十分な休息も取り、旅の準備もしっかり済ませた。

 これから、また『神鋼』を探す旅に出ようと思っているのだ。


「それじゃあ、まずはルトリアに行こうか」

「わかりました」

「はい、なのっ!」

「了解ですわ」


 ルトリアに行くのは、また長い期間旅に出るから商品の魔剣や普通の剣を卸すため、ではない。

 新しい形になった旅商人によって、この半年間でココルテの町とルトリアの流通はすごく便利になったおかげで、魔剣や普通の剣は十分な数をすでにルトリアに送ることができているので、その必要はないのだ。

 まあ、ルトリアに行ったら『カメリア商会』に顔を出すつもりではいるが。


 それでルトリアに行くのは、違う目的があるからだ。


「――船に乗るのは初めてです」

「私は船には乗ったことあるの。ただ、他の国は初めてなの」

「私は、国事として何回か行ったことありますわ」


 ――そう。

 今度の旅は海を越えて違う国に行くことにした。

 それというのも、3姉妹の協力を得て『神鋼』の情報を集めてみたのだが、全く言っていいほど情報は入ってこなかった。

 そこで、いっそのこと違う大陸――国へ行ってみることにしようという話になったのだ。

 前の時は海龍の一件があったので諦めたのだが。あれから結構な月日が経っているので、きっと大丈夫だろう。


 ――今度こそ『神鋼』を探し出すっ!


◇◆◇


「――ご主人様、他国と言っても何処へいくのですか?」

「近いのはアルカルとエファントなの」

「少し遠いですがオーレンも選択肢としてありますわ」


 うーん、、、

 ――どうしようか。


 特に『神鋼』の情報があるわけでもないので、どこへ行っても特に問題はない。

 選ぶためにも各国の特長をまとめて考えてみよう。


 ・アルカル  : 獣人が人口の大半を占め、強さこそ正義みたいな国。

 ・イノークス : 人間だけの国。他種族の入国を制限している。

 ・ウィルドン : 人間の王族が支配する。他種族は主に奴隷として存在している。

 ・エファント : エルフだけの国。この世界のエルフは友好的らしい。

 ・オーレン  : 商人たちによる独立国家。金がすべてみたいな国。


 とりあえず、ミミが獣人なのでイノークスは選択肢に入らない。

 それにウィルドンは今いる国なのでこれも選択肢には入らない。

 残りの選択肢はアルカル・エファント・オーレンの3国だ。


 アルカルは、獣人が大半の国なので、ミミを奴隷として連れ回すのはどうかとも思う。

 エファントは、せっかく異世界に来たのだし、エルフを見てみたいので行ってもいいかもしれない。

 オーレンは、商人の国というのが少し面倒に思えるので、あまり行こうとは思わない。


「――エファントに行ってみようかな。皆はそれでいい?」

「もちろんです」

「大丈夫なの」

「私も問題ありませんわ」


 ――決まりだ。

 次の旅の舞台は、エルフの国――エファントだ。


 ◇◆◇


「――これが船旅か」


 俺は地球での生活を含めて、船にのったことはない

 もしかしたら船酔いになるかもと考えたが、それは杞憂に終わったみたいだ。

 なので、こうして船からの景色を楽しむことができている。


「――ん? イルカ?」


 視界の向こうで、何かが跳ねたような気がした。

 海なので、たぶんイルカだろう。


 ――いや、まて。

 よく考えたら、ここは異世界だ。

 地球のようにイルカがいるとは思えない。


「それじゃ、あれは、、、」


 それに気づいたのが、さっきの何かは今影しか見えないが、この距離で影が見えるということは相当な大きさだ。

 イルカは余計にありえない。


 そういえば、影さえ見えれば【超高位鑑定】が使えるかもしれない。


「――試してみるか」


 俺は、影に向かって【超高位鑑定】を発動させてみた。


――――――――――――――――――――

 名前:海龍『リヴァイアサン』

 LV: 271

  HP: 4228

  MP: 1435

 STR: 2156

 INT: 1381

 VIT: 1934

 AGI: 2172

――――――――――――――――――――


 ――えっ?


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