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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第4章 レベル1鍛冶師だけど、勇者になってもレベルは1のままらしい
74/119

17話 VS魔族&実験体~1~

5/23 タイトルを変更しました。


「――おやおや、カメリアさんは逃げないのですか?」


 1人だけ逃げずに戦う意思を見せた俺にイービルが気づき、ご丁寧にあちらから近づいてきた。

 異形の変化を成したモルもイービルの後を付いて来ている。


「ああ。あんたらは俺が手にするはずだった『神鋼』を奪った。その罪を贖わせてやる」


 それにマラア村の住人や冒険者にもすでに被害が出ているし、このままではルジオールも危険だ。

 俺は腰の聖剣を聖刀『アナライザー』に変え、【超高位鑑定】を発動させる。


 ――こんなことになるなら、初めから鑑定しとけばよかった。

 悔いてもいまさらだが、そんな思いが湧いてくる。


――――――――――――――――――――

 名前:『イービル』

  LV:  121

  HP: 1439

  MP:  942

 STR:  830

 INT: 1367

 VIT:  591

 AGI:  689

――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――

 名前:神鋼を取り込みしもの『モル』

  LV:   64

  HP: 4821

  MP:  211

 STR: 1843

 INT:  159

 VIT: 3758

 AGI: 1765

――――――――――――――――――――


 魔族であるイービルの方は、強めの聖剣1本ぐらいのステータスなので、そこまで問題はなさそうだ。

 問題があるのはモルのほうだ。


(――『神鋼』を食べたせいなんだろうけど、ステータスが高い、、、)


 ステータスにもよるが、高いものは、王都のそばのダンジョンで出会ったダンジョンボスの『フルメタル・ゴーレム』や、ルトリアで出会った海龍『リヴァイアサン』さえも凌駕している。

 これが実験の成果なら確かにすごい実験であるのだろう。


「大層な口をたたきますね。いいでしょう! 私の実験の成果を見せて差し上げますっ! ――行きなさいっ、モル!」


 イービルの命令に従い、モルが俺をめがけとびかかってくる。


 ――まずいっ!

 今装備しているのは、【超高位鑑定】の恩恵が低めの聖刀と魔剣だ。

 このままでは、ステータスで押し負ける、、、


「――くっ! 『サイクロン』」


 慌てて、ノーラと戦った時にフーが見せた魔法を使う。

 確か、速度が上がる魔法のはずだ。


「速度だけでは、モルには勝てませんよ!」

『グガアアア、、、』


 ――それはわかっている。

 まずは、武器を変えないと、、、


(でも、今はまともな聖剣は、、、)


 勇者と戦った時に『オレイカルコス』と『ハーゴード』は剣核開放で失ってしまっている。

 それ以降は聖剣を打つ時間が無かったので作っていない。

 恩恵が高い聖剣は、MPが回復しきっていない聖刀『氷面鏡椿』ぐらいしかない。


(――しょうがない、あんまり使いたくはないんだけど、、、)


 考えている時間はなさそうなので、俺は魔剣を2振り【アイテムボックス】から取り出す。


「――いくら、魔剣を使ったところで、モルは倒せませんよっ!」

「このまま、だとね。 ――剣核開放っ!」

「――っ! なんだとっ!?」


 両手に持つ魔剣の剣核を開放させる。

 魔剣が一度砕け、再構成されていく。


 恩恵が低い聖剣よりも、剣核開放した魔剣の方が恩恵は高い。

 2振りともになれば、モルと戦える程度のステータスは確保できる。


「――はあっ!」


 ずっと俺を追いかけていたモルへ、振り返る。

 そして、その鼻面めがけ、剣核を開放した魔剣で斬りかかる。


『グウアアアア!!!』


 モルが悲鳴のような声を上げ、魔剣に斬られた顔から血を流す。

 さすがに一撃で絶命させられるようなことはないが、しっかりダメージは通っているみたいだ。


「――まさか、剣核を開放できるとは、噂以上ですね」

「剣核開放を知っているのか、、、」

「もちろんですとも、前魔王が勇者に敗れた理由忘れることはありませんよ!」


(前魔王と勇者、ね、、、 確か『エクスカリバー』は残っていたはずだけど)


 たぶん、他の聖剣、あるいは魔剣の剣核を開放したのだろう。


「あなたは、このまま生かして置いたら計画が狂うかもしれませんね、、、 ここで、倒させていただくことにしましょう。――モルっ!」

『ガアアアアアッ!!!』


(さすがに、ステータス通りタフな奴みたいだな)


 ――俺は剣核開放した魔剣を握る手に、力を入れなおす



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