表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第4章 レベル1鍛冶師だけど、勇者になってもレベルは1のままらしい
69/119

12話 ミサンガの秘密


「――ご主人様おめでとうございます!」

「シロウ様、お疲れなの」

「シロウ様、一回戦突破おめでとうですわ!」


 フーとライを倒した俺を3人が迎えてくれた。

 ノーラさんは観戦に来ていたメンバーのところに行っている。


「それにしても、さすがシロウ様ですわね。惚れ惚れするような剣の腕前でしたわ」

「そうなの。いつのまに上手くなったの?」

「この間までは、ご主人様の剣の腕は、その、、、もっと未熟だったはずですが、、、」

「そうなのですか? 知りませんでしたわ。シロウ様は勇者を倒すほどのお方ですから、お強いものとばかり思っていました」


 ――確かに、ミミとココネの疑問ももっともだ。

 当の本人である俺でさえ、あの時は理由が分かっていなかったのだから。


「それが、、、これのおかげなんだ」

「金色の、ミサンガ、、、 ですか?」

「確か、ご主人様が聖剣の成れの果ての姿だと言っていましたよね?」

「そうだったはずなの。剣核を開放した聖剣が最後に残していったって言ってたの」

「そのミサンガなんだけど、俺の剣の腕が上達していた時光っていたんだ」


 戦いの後、こっそり【超高位鑑定】を使ってみてようやく納得することができた

 これが、鑑定の結果だ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 名前:聖剣の加護を持つミサンガ

 レアリティ:不明

 スキル:【勇者付与】装備した者に【勇者】のスキルを付与する。

     【剣術開花】装備した者に【剣術】のスキルと同じ効果が表れる(装備者が戦いに集中したときに発動する)

 説明:本当の意味で剣核を開放された聖剣が、自らの作成者に残した力が具現化したミサンガ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 【剣術開花】のほうは、俺が戦いに集中したときに勝手に発動されるらしく、今までは気づかなかったみたいだ。

 ともかく、このミサンガも十分イレギュラーな装備みたいだ。


 ――そういえば、、、

 左手首にある、呪いのミサンガも【超高位鑑定】を使ったことが無かったな。


 最初に鑑定石で鑑定しただけで、それ以降は調べたことはなかった。

 一度だけ、聖剣でなら斬れるかと思って試したことはあったぐらいだ。


(――ちゃんと鑑定してみるか)


 俺は【アイテムボックス】から、聖刀『アナライザー』を取り出し、呪いのミサンガに対し【超高位鑑定】を発動させる。

 いつものように、情報が直接頭に送られ、、、


(――どういうことだっ!?)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 名前:呪いのミサンガ

 レアリティ:不明

 スキル:【取得経験値無】経験値が取得できなくなる

     【金運超アップ】超常的な金運を得られる

 説明:人の次元を超えしものが作った謎のミサンガ。(現鑑定レベルではこれ以上識ることはできません)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ――最初に鑑定したときと効果が変わっている、、、


 確か前の鑑定の時はレアリティは10だったはずだし、【取得経験値-100%】と【金運上昇】とあっただけだったはずだ。

 しかし、今はレアリティは不明で、スキルの名前もちがうものに変わっている。

 それだけじゃい、、、


(――鑑定のレベルが足りていないってどういうことだ、、、)


 聖刀によるスキル【超高位鑑定】は、その名の通りかなりレベルの高い鑑定だ。

 俺はこれ以上の鑑定を見たことない。

 もし、この【超高位鑑定】で鑑定できないものがあるとしたら、それこそ聖剣による偽装などでないと考えられない。

 つまりこのミサンガは、聖剣以上のもの、ということになる。


(――何がどうなっているのやら)


 そういえば、このミサンガも今思えばおかしいことが多い。

 ココルテの町の近く、魔獣の森のあんな辺境にあったのも謎だし。

 拾った瞬間に勝手に俺の手首に巻き付いて来たのも謎だ。


「ご主人様、どうかなさいましたか?」

「――っ!」


 鑑定の結果にあっけにとられていて、不安に思ったミミが俺の顔を覗いていた。


 でも、、、

 ――このミサンガのことは事情が分かるまでは皆には内緒にしておこう。

 知ったところで、今までと何かが変わるわけではないし、それに、、、


「な、なんでもないよ」

「そうですか?」


 ――どうやら、このミサンガにもまだまだ秘められた謎があるみたいだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ