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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第4章 レベル1鍛冶師だけど、勇者になってもレベルは1のままらしい
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06話 『神鋼』の情報


「――それじゃ、明日はミミとココネと情報集ってことで、、、」


 シェーラとのとらぶるをミミとココネに問い詰められた結果、解決案として、情報収集がてら二人とデートすることで手を打ってもらうことにした。

 シェーラから反対意見が出るかと思っていたが、シェーラあれ以降ずっと恍惚とした表情を浮かべて自分の世界に入ってしまっている。


「わかりました。それで今回のことは不問にいたします」

「しょうがないの。今回だけなの」


 ――なんで、こんなにたくましくなったのだろうか。

 最初のころはもっとおとなしかった気がするんだが、、、


 ともかく、明日は情報収集だ。

 早く寝よう。

 ――今日のことをいち早く忘れるためにも。


◇◆◇


「ご主人様、どこから聞いて回るのですか?」

「私的には食べ歩きみたいなデートっぽいこともしたいのっ!」


 昨日シェーラと来た商業区に、ミミとココネの2人と連結した状態でやってきた。


「まあ、手がかりが何かあるわけじゃないし、気になったところを回ろうか」

「わかりました」

「はい、なのっ!」


 ココネに釣られるまま、俺たちは王都でもしたような食べ歩きデートみたいなことをしつつ店屋をまわった。

 『神鋼』の情報は、持っているとしたら鍛冶師などの職人だと思っていたので、屋台ではそんなに情報が集まらないと思っていたのだが、、、


「――『神鋼』? ああ。それなら確か、、、」

「何か知っているんですかっ!?」

「知っているも何も、次の闘技大会の優勝賞品だよ」

「――えっ?」


 パンに揚げた肉を挟む、ホットドッグとカツサンドの中間みたいな料理を出す屋台のおっさんが、思いもよらない情報をくれた。

 『神鋼』が、まさか闘技大会の賞品にあるとは、、、

 俺は大慌てで、闘技大会の情報を調べることにした。


 ――デート?

 ミミとココネが『神鋼』の方を優先してくれたので、次の機会に持ち越しになりました。



「――確かに、優勝賞品に『神鋼』って書いてあるな」


 手に入れた闘技大会のパンフレットを読んでみると、確かに優勝賞品の項目に『神鋼』の文字があった。

 ただ、他の商品の方が大きく広告されているので、良く見ないとわからないだろう。


 ――なんだろう、腑に落ちない、、、

 聖剣にもなるほどの素材なのに、こんな扱いって。


「ともかく、この機会は逃したくないな。帰って作戦を練ろう」

「――わかりました」

「わかった、なのっ!」


 聖剣を使って俺が参加すれば、優勝ぐらいできるだろうが、出来ることなら人前で聖剣を使うどころか、戦うところを見られたくはない。

 ――どうにか、俺の素性を隠しながら優勝賞品を手に入れる方法を考えなくては。


◇◆◇


「――とりあえず、今出てきた案をまとめよう」


 ・案1 俺が仮面などで正体を隠し出場する。

 ・案2 ミミ、ココネ、シェーラが、魔剣(魔杖)で出場する。

 ・案3 優勝が期待できそうな冒険者に、魔剣を渡す代わりに『神鋼』をもらう。


「どれがいいかな、、、」

「迷いますね」

「中々しっくりこないの」

「そうですわね、、、」


 ――どれも、そこまで悪くはないけど不安が残る。

 案1だと、背格好や戦い方、それ以前にエントリーの時にばれるかもしれない。

 案2だと、ミミやココネ、シェーラが優勝できるかわからない。剣核の開放をすれば余裕かもしれないが、やはり人前で見せるものではない。

 案3だと、信じられる冒険者がそう簡単に見つからない。裏切られて魔剣も『神鋼』も持ち逃げされるかもしれない。


「――変装の聖剣を作ればいいかもしれないけど、新しく聖剣を作るのには時間がないからなあ」

「大会は明後日ですもんね」


 ――そうなのだ。

 聖剣を作るのには2週間ほどかかる。

 どんなに急いでも1週間を切ることはない。

 明後日までになんて不可能なのだ。


「しょうがない、一応【偽装】の魔剣はあるし、俺が参加するか」

「それが妥当ですかね」

「まあ、しょうがないの」

「申し訳ありません。私ではお力に成れませんわ」


 ――とりあえず、大会の参加申し込みに行かないとな



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