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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第3章 レベル1鍛冶師だけど、聖剣使っていたら勇者になりました
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13話 聖剱


『――私たちを使って?』


 声が聴こえた。

 だが、ここには俺と剛田の他には誰もいない。


『私たちはマスターの剣、マスターによって作られた剣』


(――剣? まさか、、、)


 『オレイカルコス』と『ハーゴード』に視線を落とす。

 すると、以前にもあったように2振りが震える。

 ――まるで返事をしたようだった。


『私たちの剣核を開放してください。そうすれば『あれ』にも勝てます』

(――でも、それだとお前たちが、、、)

『構いません。マスターのためならば本望です。それに、あの聖剣はこのままでは可哀そうです』


 あの聖剣、、、?

 ――『エクスカリバー』か。


 剛田持つ聖釼になった『エクスカリバー』に意識を集中させる。

 すると、悲鳴のようなものが聴こえた気がした。


『あの聖剣は無理やり剣核を開放されています。あれでは剣の持つ本当の力も開放されません。何も出来ないまま死ぬのは(・・・・)剣にとって一番悲しいことなのです』

(――悲しい?)

『私たちは剣。所有者の力になることこそがほまれ。それが叶わないことは悲しいことです』

(それでも、俺は自分で打った武器を使い捨てるような真似はしたくない)


 確かに剣は所詮武器かもしれない。

 だけど、俺は剛田みたいなことはしない。


 ――それが、刀匠としての俺の意地だ。


『だからこそです。私たちを本気で作り、本気で使ってくれたマスターだから、私たちはマスターにすべての力を使ってほしいのです』

(でも、、、)

『私たちはマスターの剱。マスターが死んでしまっては誰が私たちを使ってくれるのですか? それにマスターが死んでしまうのは悲しいです』


 ――悲しい、か。

 剣のくせにおかしな連中だ。


(――本当にいいんだな?)

『はい。私たちはマスターにすべてを捧げます』


 『オレイカルコス』と『ハーゴード』が、一際大きく震える。

 どうやら、意思は固そうだ。

 俺は2振りの聖剣を両手に持つ。


「――『オレイカルコス』。『ハーゴード』。済まない、、、 剣核開放っ!」

『マスターのお心のままに!』


 『オレイカルコス』と『ハーゴード』が砕ける。

 金色の粒子が、俺の体を包むように飛びまわる。

 何かを確かめるように俺の体の周りを一通り飛び終わると、粒子が集まり、剣の形に実体化する。


 ――神々しいまでの金色の刀身を持つ2振りの聖剱が姿を現す。

 その剱が発する力の波動は、剛田が持つ『エクスカリバー』をも凌駕していた。


『これが私たちの本当の力です。マスターのお好きなようにお使いください』


 聖剱たちから、情報が送られて来る。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 名前:聖剱『オレイカルコス』

 レアリティ:不明

 攻撃力:S

 斬れ味:S

 耐久性:S

 恩恵: HP+2500

     MP+2500

    STR+2300

    INT+2150

    VIT+2150

    AGI+2150

 スキル:【共鳴】同じ意思を持つ聖剱の能力を上昇させることができる

 説明:聖剣『オレイカルコス』の剣核が完全に解放された状態。

    勇者のみ装備可能 ※作成者は装備可

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 名前:聖剱『ハーゴード』

 レアリティ:不明

 攻撃力:S

 斬れ味:S

 耐久性:S

 恩恵: HP+3000

     MP+2500

    STR+2500

    INT+2050

    VIT+2200

    AGI+2050

 スキル:【聖剱波動】所有者のSTR以下の相手の動きを一時的に止める。

 説明:聖剣『ハーゴード』の剣核が完全に解放された状態。

    勇者のみ装備可能 ※作成者は装備可

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ――これが剣核が完全に開放された聖剱の力か



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