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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第3章 レベル1鍛冶師だけど、聖剣使っていたら勇者になりました
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04話 王都でデート


「――それじゃあ、代わりにデートに行くの!」

「わ、私もそれでお願いします」


 ココネが出した意見に、ミミも同調する。

 それに俺が躊躇いの色を見せると、すかさず必殺の【涙目上目遣い】をくりだし、俺の逃げ道を封殺する。


「――わかったよ。ミミとココネ1人ずつ、王都を回ろうか」


 なぜ、こんなことになっているかというと、、、


 ――新しく作った聖剣が原因だ。

 作った聖剣は2本、それぞれ【透明化】【記憶消去】を持つ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 【透明化】:所有者の姿を他のものから見えなくする。使用者の装備も含む。

 【記憶消去】:特定の人物・魔物の記憶を最新の状態から24時間分消去する。一度発動するこのスキルは失われる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ミミとココネとデートすることになった原因は【透明化】の方にある。


 【透明化】のスキルは、所有者だけにしか効果が発揮されない。

 なので、ミミとココネはダンジョンには連れていけなくなったのだ。


 2人はダンジョンを楽しみにしていたらしく、行けないとわかると目に見えて落ち込んだ。

 そこで、代わりに何かしようかと提案したところ、デートしたいと言い出したのだ。


 ――別にミミやココネとデートするのが嫌いなわけではない。

 むしろ、楽しいと思う。

 ただ、俺のコミュ障は改善されつつあるけど、未だ発動されている。

 だから、2人きりでデートと言うのは中々にが重いのだ。


 まあ、【涙目上目遣い】に勝てなかったのでデートするしかないのだが。


◇◆◇


 右手にミミ、左手にココネをつなげて、王都の中で一番栄えているエリアにやってきた。

 ここでは露店をはじめ、異世界人が広めようとした娯楽なども少し営業されているらしい。

 今回は海龍討伐祭の時のように1人ずつではなく、3人で回ることになった。


「――でも、3人で回るならいつも通りなんじゃ、、、」

「そんなことないの! これはデートなの!」

「そうです、これはデートです」


 デートの定義については知らないが、2人がデートと言い張るのでデートなのだろう。


「それで、今日はどこに行くの?」

「私からは屋台の食べ歩きを提案します」

「私からは民衆劇なの!」


 今回のデートは、2人がデートコースを決めると張り切っていたので、任せきりにしてある。

 劇の時間をココネに聞いたところ、開演までしばらく時間があるみたいなので、先に屋台の食べ歩きにいくことにした。



「――っ! 美味しいです」

「これは、うまうま、なのっ!」


 屋台が集まる場所に行くと、1つの屋台に行列ができていた。

 その屋台は、『やきとり』と書かれた看板を掲げられており、俺は迷うことなく行列に参加した。

 一瞬、この世界独自のものかと思ったが、それは紛れもなく日本の『それ』だった。


「くーっ! この味だよ」


 醬油ベースの甘辛いたれが、焼かれて香ばしい匂いを生み出し、食欲をそそる。

 使われている鶏肉も、焼き鳥にとてもよく合うものらしく、肉汁がたっぷりで柔らかかった。

 日本で食べた焼き鳥よりも数倍美味しい。


 ――これが、異世界で本気を出したB級グルメかっ!


 他にも、屋台を数件回ったが、焼き鳥超える屋台はなかった。


 ――焼き鳥を食べる際、2人と『あーん』させられ、『あーん』してもらったことを、ここに記しておく。



 劇のほうは、R-15指定されそうなシーンがあるような物だった。

 この世界では年齢制限なんてものはないらしく、入場の時に何も言われたかった。

 途中のシーンでそれに気づき、耐えられそうになかったのと、ミミとココネの教育上良くないと思い、途中で退出した。


 ――R-15になりそうな理由が、ちょっとHなシーンがあるためか、かなり怖いホラー要素があるためなのかは、皆さまの想像にお任せする



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