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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第2章 レベル1鍛冶師だけど、旅の途中で魔剣を売る商売始めます
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  SS ココネのお祭りデート

サイドストーリーです。

ココネ視点になります。


「――シロウ様と、お祭りデートなの!」


 私――ココネは今、待ち合わせの場所に向かっているの。

 デートと言ったら、待ち合わせの場所で、「待った?」「今来たとこだよ」から始まるの。

 だから、私は時間ぴったりに着くように時間を調節してあるの。


 待ち合わせの場所――噴水の前ではシロウ様が、すでに居るの。

 本当なら、奴隷として許されない行為なの。

 でも、これはデートだからセーフなの。


「シロウ様、お待たせなの」

「いいや、俺も今来たところだよ」


 さっすが、シロウ様。

 ――分かってるの!


「それで、ココネは今日、どこに行きたいの?」

「それは、『これ』なの!」


 私は自信満々にシロウ様にチラシを見せるの。

 ――私が考えたコースの最初に向かう予定の場所だ。


「海龍討伐祭名物、お化け、やしき?」

「そうなのっ」


 私は、ご主人様の手を引いて、お化け屋敷の会場に向かうの!


◇◆◇


「――きゃあああ、なの」


 私は、怖っているふりをして、シロウ様へ抱き着くの。

 シロウ様も怖がっている女の子を無理やりはがすなんてこと、しないの。

 だから、こうして合法的にシロウ様に抱き着けるの。


 ――至福の感触なの。

 これだけで、ご飯3杯は食べれるの。


「って、シロウ様震えているの」

「だ、大丈夫だよ? こ、このくらい、、、」


 ――やってしまったの。

 シロウ様の情報が足りていなかったの。


 確かに、このお化け屋敷は、少し本格的なの。

 でも、所詮作り物なの。

 よっぽど、ガイアウルフや海龍の方が怖いと思うの。


「シロウ様、大丈夫なの?」


 シロウ様の顔色がどんどん悪くなって、白くなってきてるの。

 ――これは、やばいやつなの、、、


「だ、大丈夫だ、か、ら、、、」


 それだけ言い残して、シロウ様は倒れてしまう。

 受け身すら取れていなかった。


「――シロウ様!?」


 あわてて、近寄るの。

 怪我がないか、確認するけど、、、

 ――大丈夫なの。ただ気絶してるだけなの。


 でも、これじゃデートの続きはできそうにないの。


 ――思ってたのと違うの


◇◆◇


 気絶したシロウ様を、お化け屋敷の外に運び出したの。

 寝ていれば、そのうち目が覚めると思うの。

だから、今は膝枕をしてるの。


 せっかくのデートだったのに、このぐらいは役得なの。


「かわいい寝顔なの、、、」


 シロウ様の、サラサラの黒髪をなでるの。

 シロウ様の顔は、普段のどこか頼りない顔でも、剣を打っている時のかっこいい顔でもない、寝てる時だけのかわいい顔なの。


 ――今なら、何でもやりたい放題なの。

 これなら、キスぐらい出来そうなの。


 シロウ様の口元を眺めるの。

 すると、吸い寄せられるように、私の口が近づい――


「――ココネ? 何してるの?」

「シ、シロウ様!? お、起きたのっ!?」


 ――気まずいの、、、

 寝込みを襲うとしたのはさすがに、、、なの。


「あー、ごめんな。俺、気絶していたのか」

「べ、別に、問題ないの」


 ラッキーなの。

 シロウ様は、私がキスしようとしてたことには、気づいていないの。


「ごめんな。すぐに退くから」

「あっ、、、」


 シロウ様は、私の膝から起き上がってしまったの。

 ――残念なの。

 もっと頭なでなでしてたかったの。


「結構寝ちゃったみたいだな。ほんとごめんな。今からでもお祭り回ろうか?」

「――はい、なのっ!」


 それから、私たちはお祭りデートをしたの。


 ――少し、思っていたのとは違ったけど、楽しかったの


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