18話 鑑定
――あっけない幕引きだった。
宿命の敵。
その名も『ゴブリン』
異世界にきた俺の前に立ちはだかった最強の敵。
逃げることしかできなかった。
屈辱だった。
そして、俺は装備を整えて、再びゴブリンと対峙した。
腰の左右に装備した二振りの聖剣。
そのうちの一振り、聖剣『ハーゴード』を抜き放ち。切っ先をゴブリンに向ける――
すると、ゴブリンは跡形もなく吹き飛んだのだった。
――理由は、武器についているスキルのせいだった。
町に戻りおっさん1に聞いたところ、鑑定にもレベルがあり、レアリティが高い武器の性能を鑑定するには、それ相応の鑑定が必要になるらしい。
俺はそれを知らずに、鑑定で知り得た恩恵だけが武器の性能だと思っていた。
なので、自分が持つ武器の性能を知るために、おっさん1の店に置いてあった鑑定石を買い。工房でハーゴードとオレイカルコスを鑑定してみた。
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名前:聖剣『ハーゴード』
レアリティ:13
攻撃力:?
斬れ味:?
耐久性:?
恩恵: HP+1000
MP+500
STR+500
INT+50
VIT+200
AGI+50
スキル:【威圧】
説明:異世界から来た稀代の刀匠が、スキルを用いずにアダマンタイトを長時間かけ鍛錬し、鍛え上げた究極の一振り
勇者のみ装備可能 ※作成者は装備可
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名前:聖剣『オレイカルコス』
レアリティ:12
攻撃力:?
斬れ味:?
耐久性:?
恩恵: HP+500
MP+500
STR+300
INT+150
VIT+150
AGI+150
スキル:【瞬間再生】
説明:異世界から来た稀代の刀匠が、スキルを用いずにオリハルコンを気が遠くなるほど鍛錬し、鍛え上げた至極の一振り。
勇者のみ装備可能 ※作成者は装備可
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高位の鑑定石でもわかったのはこれだけだった。
攻撃力と斬れ味と耐久性、それにスキルの説明も鑑定できなかった。
かろうじて、ゴブリンを消し飛ばした理由はハーゴードの【威圧】によるものだとは予測できたが、やはり情報が足りない。
そこで、俺は新たな武器を作ることにした。
この世界の腕のいい職人は、客の要望を応えるため、武器に好きなスキルを付けられるという噂を聞いた。
そこで、試行錯誤したところ。
最後の【研磨】の代わりに、MPを多めに使った【武具創生】を使うことで、自分の思い描く効果を持つ武器を作れることが判明したのだった。
そして出来上がった武器がこれだ。
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名前:聖刀『アナライザー』
レアリティ:13
攻撃力:?
斬れ味:?
耐久性:?
恩恵: HP+500
MP+400
STR+100
INT+300
VIT+100
AGI+100
スキル:【超高位鑑定】
説明:異世界から来た稀代の刀匠が、己の技術とスキルを用いて、作り上げた解析に特化した刀。
勇者のみ装備可能 ※作成者は装備可
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ついに、異世界モノの定番。鑑定スキルを手に入れることができた。
――俺もだんだん、チートと化してきたな
次回から2章です




