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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第1章 レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります
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  SS オークション

今回はサイドストーリーです。

シロウは登場しません


 ココルテの町。

 この町では週に一回、あることが行われる。


 それは、オークションだ。


 ココルテの町は、周りを魔物が出る森に囲まれていることもあり、流通が安定しない。そのため、たまに届く希少な道具などは、こうしてオークションで売られるのだ。


「さーて、お集りの皆さん、大変長らくお待たせていたしました。続いてが本日最後の出品であり、本日の一番の目玉商品の紹介です」


 競売人が盛り上げるように、高らかに宣言する。

 それに合わせるように、最前列に並ぶ『冒険者たち』が歓喜の声を上げる。

 本日のオークションは、ココルテの町にいる冒険者のほとんどが参加している。

 それは、とある出品を聞きつけたから。


 ステージ上に、最後の品が運ばれてくる。

 布がかけられていて、中身はまだわからない。


「それでは、本日最後の1品。異世界からやってきた職人が、異世界技術を用いて作り上げた至高の1振り。その名も――【白銀刀はくぎんとう初名はつな】!!!」


 競売人が名前を告げる。

 それに合わせ、またも冒険者たちから声が上がる。


「今回、武器の出品ということで、皆さんもご存じ、鑑定屋のミテシルさんに、高度鑑定をしていただきました。そして、その結果がこちらになります!」


 競売人の声で、ステージの中央に、光属性魔法【投影】が発動される。

 投影されたのは、白銀刀・初名の鑑定結果だ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 高度鑑定結果


 名前:白銀刀・初名

 レアリティ:7

 攻撃力:B

 斬れ味:A

 耐久性:B

 恩恵:STR+15

    AGI+10

 スキル:【斬れ味上昇】MPを消費することで、斬れ味を上昇させることができる。

 説明:異世界から来た稀代の刀匠が、スキルを用いずにミスリルから作った刀。美術品としての価値も高い。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 解析結果が表示されると、冒険者たちが今日一番の声を上げる。

 それだけ、この武器の性能がいいということだ。


 ちなみに、シロウが鑑定をするときに使っているのは、小さめの鑑定石である。

 すると、攻撃力や、斬れ味、耐久性、スキルなんかの項目は表示されない。


 なので、シロウは武器や防具について勘違いをしていた。

 シロウはゲームのように装備すればステータスが上昇、すなわち恩恵だけが、意味あると思っていた。

 しかし、武器や防具そのものにステータスがちゃんと存在する。


 ちなみに、この世界で武器を使い攻撃するとき――


 所有者のSTR×武器の攻撃力×斬れ味=総合攻撃力


 ――といった風に計算され。


 攻撃を、防具を付けて受けるときは――


 相手の総合攻撃力÷防具の防御力-所有者のVIT=ダメージ


 と計算される。


 もっともシロウがこれを知るのは、ゴブリンを倒した後、雑貨屋のおっさんに話をきいてだが。


 ちなみに、今回の白銀刀・初名の攻撃力と斬れ味がアルファベット表記なのは鑑定のレベルが足りず、大まかな等級として表示されているのだ。

 高度解析は、一般に知られている解析方法の中で一番ランクの高い解析方法である。

 それでも、解析が完全ではないということが、この武器の強さを表している。

 そのため、冒険者たちの熱が一気に上がったのだ。


 一通り、白銀刀・初名について競売人が説明をし。

 それが、終わるとついにオークションが始まる。


「――5金貨!」

「――7金貨!」

「こっちは、10金貨だ!」

「――12金貨」


 冒険者たちがこぞって、番号札を挙げ、集札を行っていく。

 どんどん、値段が吊り上がっていき、とどまるところを知らない。


「――80金貨だっ!!!」


 そして、最後はココルテの町唯一のAランク冒険者――ノーアが金貨80枚という、大金で落札をした。



 ――もしかしたら、呪いのミサンガの効果が発揮されたのかもしれない


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