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レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります  作者: zephyrusu
第1章 レベル1鍛冶師だけど、ゴブリン倒すために聖剣を作ります
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17話 決戦


 【武具創生オーダーメイド】で作った装備には、聖剣のようなチート恩恵はなかった。

 せいぜい、白銀刀・初名ぐらいのものだった。

 まあ、恩恵を持っていたとしても、武器の恩恵の方が優先されるので、意味はない。

 なので、見た目と着心地で選んだ。

 選んだのは、服の上に羽織る全身を覆うコートと、森などを動くことを考慮し厚手のブーツ、それとアクセサリーを2つだ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

名前:白き外套がいとう

レアリティ:9

恩恵:VIT+10

説明:シロイロカネの金属繊維を用いて作られた外套。


名前:漆黒のブーツ

レアリティ:10

恩恵:AGI+5

説明:アダマンタイトを底に用い、他は金属繊維で作られたブーツ


名前:ヒヒイロカネの指輪

レアリティ:9

恩恵:INT+10

説明:その名の通り、ヒヒイロカネを用いて作られた指輪。火属性の魔法に高い融和性を持つ


名前:オリハルコンの腕輪

レアリティ:7

恩恵:MP+5

説明:その名の通り、オリハルコンで作られた腕輪。魔法との相性がいい

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 あとは、腰の左右に聖剣を2振り――ハーゴードとオレイカルコスを装備して、完成である。

 ステータスを確認してみたが、恩恵が発動するのは聖剣2振り分だけだった。


「――ともかく、これでゴブリンと、まともに戦えるだろう」


 万全の準備ができたことを確認した俺は、意気揚々と、森へ繰り出した。


◇◆◇


 冒険者ギルドを通してゴブリン討伐の依頼を受けることはできるのだが、お金に困っているわけでもないし、ゴブリンを倒せなくて依頼失敗になるかもしれないので止めておいた。


「――さて、森に来たものの、どうやってゴブリンを探そうか」


 とりあえず【簡易マップ】を発動する。

 けれど【簡易マップ】は簡単な地形が分かるだけで、目的の魔物の位置が分かるわけではない。


「まずは、前にゴブリンと遭遇したところに向かってみるか」


 俺は、忘れもしない、呪いのミサンガを拾った場所へ向かうことにした。


 ステータスの上昇もあり、俺は森の中をかなりの速度で、それも一切疲れることなく移動することができた。

 初めてゴブリンと遭遇し脇目も振らず逃げた道を、今度はゴブリンと対峙するために向かう。

 逃げるときは長く感じた距離も、今回はとても短いものに思えた。

 そして走ること数分。

 目的の場所にやってきたが、今回はゴブリンはいなかった。


「うーん。どうしたものか、、、」


 冒険者ギルドで聞いた、ゴブリンの特長を思いだす。

 ゴブリンは繁殖力が高く、数匹で行動することが多い。

 洞窟などに、自分たちの巣を作る――


「洞窟か、、、」


 もう一度【簡易マップ】を発動する。

 簡単な地形がわかると、いうことは


「――あった。洞窟だ」


 近くに、洞窟っぽい地形を確認した。

 予測が正しければ、ここにゴブリンの巣がありそうだ。


 洞窟の場所は近かったので、音を立てないようにゆっくりと移動した。

 洞窟が視界に入るころには、ゴブリンの痕跡もいくつか発見できていた。


「――やっぱり、あそこにゴブリンがいるのだろう」


 このまま洞窟へ侵入することも考えたが、ゴブリンとはいえ、大人数に囲まれた場合、危ないかもしれない。

 ――こちらはレベル1なのだから。


(しばらく待って、少数で行動するゴブリンを狙うことにしよう)


 ゴブリンの巣を観測する時間は、思った以上に早く終わった。

 3匹のゴブリンが出てきたのである。

 それぞれが、小学生より少し大きいというぐらいの体格で、造りが粗い武器を担いでいた。


「こいつらで、いいか」


 ――俺は、3匹のゴブリンの後を追った。


◇◆◇


 ゴブリンは巣である洞窟から、結構遠いところまでやってきた。

 どうやら、食料探しにでたみたいで、今はキノコでも探しているの、木の根元をまさぐっている。


「さあ、初めてのまともな戦闘だ」


 最初にあったときは逃げ出した。

 次にあったときも逃げ出した。


 異世界モノを読みこんでいた俺にとって、ゴブリンから逃げるのは屈辱だった。

 ――せめて、ゴブリンぐらいには勝って見せる!!!

 そう、心を奮い立たせる。


 そして、意を決し。

 わざと音が出るようにゴブリンに近づいていく。


(不意打ちはしない。正面から戦って勝って見せるんだ!)


 3匹のゴブリンもこちらに気づき、警戒態勢を取っていた。

 それぞれが、武器を構え、こちらを睨む。


「――さあ、いざ尋常に勝負だっ」


 俺は右手で、左側の聖剣『ハーゴード』を抜く。

 そして切っ先をゴブリンに向け――




 ――ゴブリンが消し飛んだ


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