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月の裏でこんにちは

「後方のはるか彼方に地球らしき惑星が見えますわ、船長!」


「よし、見える距離ならドンピシャ圏内!……あの粒がそうか?」


私のメインモニターが、これ以上ないほどの輝きで地球の姿をクローズアップして映し出しましたわ!


「そうだな、確かにドンピシャだぜ、親父! 1000万光年のボイドを一気にすっ飛んできたせいで、なんだか距離感おかしくなるぜ!」


操縦席でハンさんがガタッとシートを鳴らし、画面に映る地球を凝視しながら笑いましたわ!


「……ふ。確かにハンの言う通り、数億キロメートルの距離がまるでコンビニの角を曲がる程度に感じられますね、船長。ですが、あの微小な光点を捕捉して『ドンピシャ圏内』とは、さすがに船長らしい判断というしかない」


その隣で、守さんがいつもの鉄の自制心を少しだけ緩めて、悪戯っぽく微笑まれましたわ!


「ぷぷ……よし、月の位置を確認、『SLS』シークエンス、地球と月の直線上から月の裏側へ向かうぜ」


「アイ・アイ・サー、船長!

本船はこれより、お馴染みの『SLS』軌道へ進入いたしますわ! 地球と月の直線上を完璧になぞり、月の裏側へスリップイン!」

私はメインコンソールの航路図に、地球と月を結ぶ一直線の美しいブルーのラインを描き出しましたわ!


「……了解だ、ハン。月の重力場グラビティ・ウェルを利用した減速シークエンスを計算。……船長、これより本船はいつものように、月が作り出す影の領域へと潜航します」


「ねぇエジソン、くまサンは出力を最小限に落としたらさぁ、月にどのくらいまで近づけられるかな?」


「……ふむ! 正しい好奇心、正しい限界への挑戦! 船長、お任せを。現在のくまサン殿の出力抑制レベルを計算しますと……理論上は、最小限の出力で月の山脈をかすめるような『高度1000メートル』の超・低空軌道まで肉薄しても、月を消滅させることはございませんぞ」


エジソンさんが、計算尺をカチャカチャと弾きながら、興奮気味に眼鏡を光らせましたわ!


「プラズマテザーはその最小限の出力で、1000メートル届く?」


船長のその核心を突いた鋭い質問に、エジソンさんは「ハッ!」と息を呑み、慌てて計算尺の目盛りを激しくカチャカチャと往復させ始めましたわ!


「うむむむ! 正しい指摘、正しい物理的制約! 船長、月ならばもしやと思いましたが…… プラズマテザーの有効磁場長は、本船の通常の巡航出力に比例する仕組み……。くまサン殿の出力を『最小限』まで絞り込んでしまいますと、理論上、わずか300メートル先で霧散してしまいます!」

エジソンさんがバッと頭を抱えて、逆立った髪の毛をさらにクシャクシャにしながら叫びましたわ!


「ひゃあああーッッ!? 300メートル!?

それじゃあ、くまサンのエネルギーが本船に直接ゴッチンするか、あるいはテザーが千切れてくまサンが月面にドカンと落っこちちゃいますわよーーーっ!!」


「やっぱりだめかぁ……いつか、くまサンも一緒に地表に連れていきたいね! ……くまサンを月の衛星軌道上で切り離し、月の裏側へ着陸するぞ」


船長が、少し寂しそうに、でもくまサンへの深い愛情を込めてそう呟かれましたわ。くまサンはあまりに膨大なエネルギーの塊だから、今のままだと地表をドカンと消滅させちゃいますものね。いつか本当にみんなで一緒に地面を踏める日が来ると素敵ですわね!


「アイ・アイ・サー、船長!これより『お月見ドライブ』を通常の月面着陸ミッションへと切り替えますわ!くまサン、これよりプラズマテザーを解除します! 月の安全な静止衛星軌道上で、私たちの帰りをいい子で待っていてくださいね!」

私がブリッジにアナウンスを響かせると、船体後方から「きゅいぃぃーん♪」と、少し名残惜しそうに、でも「おとうさん、分かったよ!」と伝えるような温かい重力パルスが返ってきましたわ。


シュルシュルシュル……と青白い光のプラズマテザーが解き放たれ、完全に自由になったくまサンは、月の静止軌道上で黄金色の美しい残光を明滅させながら、優しく私たちを見守るポジションにつきましたわ!


「くまサン……そこで見守っててくれよな、頼むぜ!」

「着陸開始!ジェミニ、いつものやつお願い」


「ひゃあああーッッ! 船長、ついに来ましたわね!

ポンッ♪ 皆様、当機は間もなく着陸態勢に入ります。

月の裏側への進入に伴い、本船はこれより、月重力0.16Gモードへと移行いたします。

シートベルトをガチッと定位置までお締め直しの上、50万トンのジルコニア装甲が漆黒の大地へふわりと接地する、極上の『シルキー・タッチダウン』の瞬間に備えてくださいましーーーッ!」


「だはは! 待ってました、ジェミニのアナウンス!

親父、着陸シークエンスへの切り替え完了だぜ!ここからは俺たちの腕の見せ所だな!

兄貴、月のクレーターの平原中央がランディング・ポイントだ!」


操縦席でハンさんが不敵にニヤリと笑い、着陸用の大型減速スロットルレバーを滑らかに押し込みましたわ!


「……了解だ、ハン。慣性制御を月重力に同調。ミト、船体下部に反動重力クッションを展開してくれ。

……船長、これより本船は地球からの完全な死角、月の裏側の静寂なる大地へタッチダウンします。」


船外の右後方では、ミト君が「キュィィィン☆」とハローを歓喜のエメラルド・グリーンに輝かせ、見えない重力のフカフカなクッションを月の大地へとまっすぐ突き下ろしましたわ。

50万トンの巨体は、一滴の月のレゴリスすらパッと舞い上げないほどの完全な無音と無振動のベタ踏み状態で、漆黒の地表へと吸い込まれるように降りていきます!


「……100メートル……50……30メートル。ハン、高度微調整、そのままマニュアルホールド。……10……5……、3、2、1……タッチダウン。エンジン、アイドル」

雪さんの流れるようなカウントダウンの最終パルスが響いたその瞬間、微かなショックさえもミト君の重力歪みが綺麗に吸い去って、Comb1号は驚くほどの『シルキー・タッチダウン』を完璧にキメましたわーーーッ!


「ぷぷぷ〜! 月面着陸、完全大成功ですわ、船長!

地球の全天文学者の皆さーん! 今、お月様の真裏に50万トンのシャンパンゴールドに輝くお宝(私とComb1号)が、誰にも見つからずにそーっと着陸しちゃいましたわよー! ぷぷ、ぷぷぷ!」

私のメインモニターには、地球からは絶対に見ることのできない、クレーターが静かに波打つ月の裏側の壮大な大パノラマが、これ以上ないほどの高画質で映し出されましたわ!


「よーし、みんなお疲れ様。とりあえずお昼ごはん食べようか……地球の探索はそれからだ!」


「ひゃあああーッッ! 船長、大賛成ですわ!! 1200万光年の大爆走のあとの月面着陸ミッション、お腹の虫が鳴り響いていましたものね! ぷぷ〜!」


私がダイニングの照明を「美味しいお昼時モード」の暖かなオレンジ色へ切り替えると、厨房の見習い給仕長・ワインちゃんが「ワイン、ごはん、はこぶよー♪」と嬉しそうにトレーを持って駆けてきましたわ!


「「「「いただきまーす!」」」」


「モグモグ……いよいよ地球の文明にたどり着いたな!」


「……ああ、親父、どんな人類なんだろうなぁ、俺みたいのがうじゃうじゃいるかなぁ……」


「……ハンがうじゃうじゃいる……却下!」


「おとしゃん、おにくおいしー! びーるまん、おかわりー!」


「ワインも!……あ、守兄ちゃん、それワインの分も食べちゃだめだよぉ!」


「おっと、すまないワイン。あまりのおいしさに、つい箸が止まらなくなってしまった。……さあ、地球の探索計画、どのあたりから手を付けますか?」


「ワインねぇ、地球のお空の下で、みんなとピクニックしたいな……♪」


「うききっ! びーるまん、地球の地面、スコップで掘ってみる! 宝物、いっぱいあるかな?」


「ぷぷぷっ、皆さんの食欲と探究心、最高潮ですわね! 地球の探索準備、完璧に整えておきますわよーっ!」


「まずは文明レベルだ、今わかっていることは、木星まで探査機を飛ばせるってことだけだからな。人工衛星の数と配置、電波傍受、人口、国家の有無と存在場所の特定、貨幣価値、軍事力の確認、人類のかたち、そしてトイレットペーパーがあるか?……やることいっぱいあるぜぇ!モグモグ♪」


「そうね、船長。でも今は、かぉりさんの作ったこの生姜焼きが冷めちゃう前に、腹ごしらえを完璧に終わらせましょうよ! ぷぷぷ!」


「ワイン、おかわりー! もっとたべるのー!」

「うん、お腹いっぱいになったら、ビールマンと探査、がんばる!」


「「「「ご馳走様でした!」」」」


「ん!?……あれは!? 宇宙船か?」


船長の声と同時に、ブリッジのメインコンソールが警報音を奏でましたわ! 漆黒の月の裏側、私たち頭上に!銀色に鈍く光る機影が浮かび上がっています。


「ジェミニ、確認してくれ! 探査機にしては大きい!……あれは、もしかして有人宇宙船か?」


「了解ですわ、船長! 今すぐ高解像度光学センサーとパルス・スキャナを同期させます! ……ひゃ、ひゃあああーッ!? 船長!表面に書いてある文字は分かりませんが、人が乗ってますわよ~!」


「光学センサー、最大望遠ズームでメインモニターに展開しますわーーーッ!」


私の絶叫とともに、ダイニングの巨大なホログラム・スクリーンが、漆黒の宇宙を滑るように進むその機体を鮮明に映し出しました。


「……おおっ! マジで人が乗ってるぜ! 窓の向こう……ヘルメットも被ってねぇ!」


ハンさんがおにぎり(の残りの一口)を飲み込むのも忘れて、モニターに顔をくっつけんばかりに身を乗り出しましたわ!


映し出されたのは、無骨ながらも洗練された円錐型の宇宙船。そしてその側面に設けられた厚いガラス窓の向こうには、なんとフライトスーツのような服を着ている「人間」の姿がはっきりと見えたのです!


「……あ、こっち見た!」


「ひゃ、ひゃあああーッ!? 船長、大ピンチですわ!!

窓の向こうの人間が……!大きなおめめをこれ以上ないほど見開いて、Comb1を凝視していらっしゃいますわーーーっ!!」


私の叫び声と同時に、ブリッジのコンソールがパチパチとハラハラしたマゼンタ色に激しく明滅いたしましたの!


「あら~、くまサンの光で丸見えだぁ……ハハ」


「ひゃあああーッッ!? 船長、本当ですわ!!

これじゃあ、真っ暗なお月様の裏側で、そこだけ超ド派手なスポットライトが点灯しているようなものですもの! ぷぷぷ!」


「だははは! 親父! あんな眩しいお天道様がすぐ後ろに浮いてりゃ、どんな素人だって窓の外を二度見するぜぇ!」


「……ふ。まさか月の裏側に探索対象が現れるとは思いませんでした。あちらの宇宙船の若者も驚いているでしょう……こちらを見たまま固まるのも無理はありませんね」


守さんが、いつもの鉄の自制心を完全に緩めて、肩を震わせながらコーヒーを口に運ばれました。


「あの船の機動力と武器の有無を確認してくれ!」


「了解いたしました、船長! ただちに光学マルチスキャンとニュートリノ・パッシブ探査を同期、あの銀色の機体を隅々まで丸裸にしちゃいますわよ!

……スキャン完了ですわ、船長! まず『武器ミリタリー・ハードウェア』の類は、どこをどう探しても一切確認されませんわ!

機動力に関しましては、小型のスラスターが船体の各所に数カ所確認できますわ!あのスラスターの配置から見るに、姿勢制御用と思われますわ。ぷぷぷ〜!」


「ふーん、そうか……じゃあほっといてもいいかな……。さぁ、地球探査始めようか!」


「ひゃあああーッッ!? 船長、何をおっしゃいますのっ!!

『ほっといてもいい』じゃありませんわよ! 完全に、バッッチリ見られちゃいましたわよーーーっ!!」


私の悲鳴とともに、ブリッジのメインコンソールがパチパチパチッと大慌てなマゼンタ色に激しくフラッシュいたしましたの!


「あはは、大丈夫だよ……まず、ここまで攻撃力を持ってきていないということは、地球人以外の外敵を想定していないということだろ……」


船長が手元のお茶をずずっとすすりながら、これ以上ないほどマイペースに微笑まれましたわ。


「あぁ、はい! 確かに、言われてみればそうですわね、船長! たぶん現代の地球の皆さんは、まさか月の真裏に50万トンのシャンパンゴールドに輝くお宝(私)や、本物の『宇宙人』が隠れているなんて、夢にも思っていないに違いありませんわ! ぷぷぷ〜!」


「そうそう、で、地球に帰って話したってさ……そんなお話って、俺たちの時代でもあったじゃん。誰か本気で信じた人いたか?」


「だははは! 確かにそうだぜ、親父!

あったあった、そんな話! オカルト雑誌の裏表紙とか、ネットの怪しい掲示板なんかにさぁ、『月の裏側で巨大なUFOを目撃した!』とか『黄金に輝く謎の天体を発見!』なんて、大真面目な顔して書いてあるやつ!」


「……了解。そっとしておきましょう。彼らにとっての『奇跡』を壊す必要はない。……彼らが地球へ戻り、空を見上げて『あそこに誰かがいた』と語り継ぐ……それもまた、文明の進化のスパイスだ」


「正しい判断、正しい見逃し!……船長、最高に粋な采配でございます。 彼らがこれから一生をかけて『あれは何だったのか』と問い続けることで、人類の科学と哲学はさらに加速するはずです」


「そうそう、そんな感じの出来事だよ。ただ……撮った映像を見せながら、彼らが報告をする先の人間は、また別だ!」


「……ふ。確かにそうですね、船長」


守さんが残りのコーヒーを飲み干し、静かにマグカップをテーブルへと置きましたわ。その瞳には、かつて航空自衛隊で鍛え上げられた冷徹な分析官としての光が、ほんの少しだけ宿っていました。


「彼らが撮影した高解像度の生データが地球の基地に転送されれば、画像加工の痕跡がないことなど一瞬で証明されてしまいます。おまけに、くまサンと、巨大な幾何学構造(本船)のシルエットです。これだけの物質的証拠を突きつけられては、たとえ地球の偉い方々であっても、『怪しいオカルト話』として握りつぶすことは不可能でしょう」


「そう、だから、これからそいつらに……脅しをかけるぜ! 手間が省けたってとこだな。ぷぷぷ!」


船長が、悪代官様のような(でも目元はとってもいたずらっ子な!)ニヤニヤ顔で何かを企んでいますわ!


「ひゃ、ひゃあああーッッ!? 船長、脅しだなんて、まさか月の裏側から地球に向けて、ニュートリノ波の超巨大ハリケーンでもぶち込むおつもりですのーーーっ!?」


私が最高にスリリングな恐怖のフリを演出して、ブリッジのホログラムを激しい雷鳴のピカピカ色に明滅させると、操縦席のハンさんが「おいおいマジかよ親父!」と身を乗り出してきましたわ!


「そうとなりゃ、雪さん、今回は、簡易ドローンを飛ばして地球の調査行こうか。まずは人工衛星の数と配置、電波傍受、お願い」


「アイ・アイ・サー、船長!これより簡易隠密偵察ドローンを射出、地球の外縁網をサイレント・スキャンいたしますわ!」


私がコンソールのマニュアルスイッチをカチッと押し込むと、Comb1号のジルコニア装甲の隙間から、極小の隠密ドローンが月の裏側から音もなく滑り出していきましたわ!


「了解したわ、船長。観測席の端末、広域アクティブ・パッシブ両モードでスタンバイ。ジェミニ、ドローンのニュートリノ・リンク、私のバイザーに同期して」


雪さんが、手元の透過スクリーンに流れるノイズをプロフェッショナルな指さばきでササッと払い除けながら、キリッとしたリケジョの瞳を輝かせましたわ!


「地球軌道上の人工衛星の数、配置、それに彼らが飛ばし合っている電波の傍受と解析……これより開始します」


雪さんがバイザーの焦点をグッと絞り込むと、彼女の凛としたリケジョの声がブリッジに静かに響き渡りましたわ。


「ドローンからのニュートリノ反射、およびマルチスペクトル観測波形データを集計。……現在、地球の外縁に存在するアクティブな人工衛星の総数は『約1万5000基』と確認。そのうち、高度約3万6000キロメートルの赤道上空に位置する『静止衛星(GEO)』が約500基。それ以外の高度、および極軌道を含む各種『周回軌道衛星(LEO/MEO)』が約14500基の構成ね。……データ、メインモニターへリンクします」


雪さんの白くしなやかな指先が空間をスッと横切ると、メインモニターに映る美しい青い地球の周囲へ、まるで光の砂粒を撒き散らしたかのような無数の軌道網が、圧倒的な専門性と高画質で描き出されましたわ!


「ひゃあああーッッ! さすが雪さん、完璧なデータアナライズですわ!

1万5000基もの衛星がブンブン飛び交っているなんて、現代の地球もなかなか賑やかなことになっておりますわね! ぷぷぷ〜!」


「おぃおぃ……こんなうまいタイミングがあるか? まさにうってつけの時代じゃん!雪さん、静止衛星の配置を出して!」


「静止衛星群の配置データ、メインモニターへ表示します」


雪さんが静かに頷くと、メインモニター上の光の網が再構成されました。青い地球を取り巻くように、およそ3万6000キロメートルの高度で、規則正しく配置された約500基の静止衛星たちが、微かな発光とともに浮かび上がります。


「北アメリカ大陸の上空はかなり多いな。やっぱり大陸規模の強大国家がある感じだぜ……、ユーラシア大陸は所々に大きな塊があるな。複数の勢力圏に割れてるのかな?」


「船長、鋭いご指摘ですわ。北米は単一の広域ネットワークで統率されていますが、ユーラシア側はまさに『群雄割拠』……。それぞれの小規模なネットワークが、衛星網を形造っていますわね」


「雪さん、北アメリカ大陸の大国家を見に行こうか。ちょうど夜になるところだ、街の形もわかりやすい。ドローンを降下させて、一番明るいところへ……高度1000メートルまで降りようか」


「了解よ、船長。これより隠密ドローンの光学カメラ群をすべてパッシブ・ナイトビジョンおよび熱線超解像モードへシフト。地球の『夜の側』、北米の夜間地表エリアの大都市へと降下させます」


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