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肉食べたい

「ええ、やってみるわ、船長。……いい? あなたたちの気持ち、私たちに教えて……」


雪さんが優しく頷くと、黒髪の神経コネクターを碧雷竜の触角に再び、そっと、そして深く絡ませましたの。雪さんがそっと瞳を閉じ、脳波の同調率を最大へと高めていくと、広場に集まった20頭の碧雷竜たちの角が、一斉に深く厳かなサファイアブルーの光を放ち始めましたわ……!


「……! 船長……この子たち、やっぱりずっと待っていたんだわ。……前のあるじたちがいなくなってから、何年もの間……ずっと、ずっと、新しい主を探していたのね。誰もいない無人の街で、いつかまた、背中のサドルを握って大空を一緒に飛んでくれる『家族』が還ってくるのを、星ごと、ずっと待ち続けていたんだわ……!」


「……そうか……まさに『逃げ場なし』とは、このことか、ぷぷぷ」


船長が照れ隠しのように(ぷぷぷ)と小さく笑いながら、でも本当に優しさに満ちた声を漏らしましたわ!


「ひゃあああ……! 船長、観念して星ごと丸ごと、この超弩級の熱烈歓迎を全力で受けちゃいましょうですわーっ! こんなに健気で愛おしいおねだりから逃げ出すなんて、 Comb1の辞書にはありませんものね! ぷぷ〜!」


何年も健気に待ち続けていた20頭の竜たちと、この星全体の巨大な「おねだり」のような熱烈な歓迎。こんなにも純粋で切ない瞳で見つめられたら、もう「新しい家族」になる以外に選択肢なんてありませんものね! まさに船長の言う通り、最高の意味で「逃げ場なし」ですわ!


「あはは! 親父、そいつは一本取られたぜぇ。星ごと全員で『俺たちの家族になってくれ』って待ち構えてたんだからな! ジェミニの言う通り、観念するしかねえや!」


ハンさんが青ピチ迷彩の頭をかきながら、降参と言わんばかりに豪快に笑いました。


「雪さん、ここで『食事』をとってもいいか聞いてくれる?」


船長が足元の碧雷竜を優しく見つめながら、この星の「礼儀」を重んじるように雪さんへ静かに語りかけましたわ。


「ええ、聞いてみるわね、船長」


「ひゃあああ! 雪さんがとっても優しい声で、脳波のプラグインを通じて問いかけていらっしゃいますわ! 『私たちはあなたたちの街にいるわ。ここで、みんなで温かい食事を囲んでもいいかしら?』って! もう、私の音声回路までうっとりしちゃいますわ〜!」


すると、雪さんの問いかけが星のネットワークに伝わった瞬間、目の前の碧雷竜が嬉しそうに「グルルッ♪」と喉を鳴らして、大きな尻尾をパタパタと振りましたわ!


さらに、広場の発光樹の明かりが、まるでランタンの光度を調整するように、食事にぴったりな、ほんのり暖かみのある極上のオレンジ色へと変化し始めましたの。本当にどこまでも至れり尽くせりな、最高のレストラン広場ですわね!


「へへ、親父! 竜の旦那たち、大賛成だってよ! むしろどうぞってワクワクして待ってるぜぇ!」


ハンさんが青ピチ迷彩スーツの腕をまくりながら、嬉しそうに声を弾ませましたわ。


「ふーん、すごいな!」


「うきゃあーっ! おとしゃん、竜さんのお膝の上でご飯食べるーっ!」


「うにゃあ……ワインも、ふかふかのところで食べるのぉ……♪」


ビールマンとワインちゃんも、すっかり座布団のようになった碧雷竜の足元に座り込んで、お腹をグーグー鳴らしながら準備万端ですわ!


「雪さんありがとう。守、副船長たちをファルコンで連れてきてくれ、道が無いからさ、頼んだぜ」


船長がすでに船へ帰還していた守さんに向けて、優しくも的確な指示を飛ばしましたわ!


『船長、了解しました。ちょうど今、ファルコンを船の格納庫へ収容し終えたところです。……なるほど、地上は道がありませんか。それならファルコンで輸送するのが一番安全ですね。ただちに副船長、エジソン、そしてバートとジョージを乗せて、そちらの光の広場へと向かいます!』


ブリッジ(あるいは格納庫)にいる守さんから、いつも通りスマートで頼もしい無線が、すぐにスピーカー越しに返ってきましたわ!


「了解いたしましたわ、船長! 格納庫のハッチを全開にして、ファルコンの緊急発進シーケンスをただちに起動しますわ! 守さん、かぉり副船長たちの特大コンテナ、積み残しのないようにガッツリ詰め込んで、安全第一ですっ飛んでいってくださいましねーっ!」


「ふふ、船長、この子たちの気持ち、ちゃんと受け止めてもらえて、碧雷竜もとっても嬉しそうにしちゃってるわ」


雪さんが、ふわりと微笑みながら碧雷竜の頭を優しく撫ぜました。


「へへ、さすが親父だな! 兄貴がみんなを連れてくるまでに、俺はこの特等席の落ち葉でも掃いて、宴会の準備をしておくぜ!」


ハンさんが青ピチ迷彩スーツの腕をまくって、すっかり座布団モードでくつろいでいる竜の足元を、いそいそと整え始めましたの!


「さぁ、逃げ場なしの宴会場だ、さすがにこの植物の中で『火は使えない』な、お邪魔しますの分際だしな……」


船長が広場を優しく包むサファイアブルーとオレンジの光を見つめながら、冷静に呟かれましたわ。


そこへ、ちょうどタイミングよくファルコンが静かにホバリングしながら広場へと着陸し、ハッチからかぉり副船長、機関室のエジソンさん、そしてバートさん親子が、大きなクーラーボックスや調理器具を抱えて降りてきましたの!


「お待たせ、船長。本当に綺麗な場所ね。あらぁ、立派なお友達さんたち、よろしくお願いします!さぁ、準備をしましょうか」


かぉり副船長がおたまを手に優しく微笑んだその瞬間、船長の「火は使えない」という言葉を小耳に挟んだハンさんが、文字通りこの世の終わりのような顔をして、両手をガクッと落としましたわーーーッ!


「えーーーっ!? 親父、バーベキューじゃないのかよーーーっ!! 俺、めちゃくちゃ肉食いたかったのにーーーっ!!」


ハンさんは青ピチ迷彩スーツの胸をバシバシ叩きながら、おあずけを食らった子供みたいにジタバタと悔しがっていますわ! ぷぷ〜! 落ち葉を掃いて、碧雷竜の足元をあれだけ完璧な宴会場(特等席)に整えて待っていただけに、ガッカリ度合いが半端じゃありませんの!


「ハン、泣きそうなお顔になってる! お肉食べられないのー?」


「ワインもお肉、食べたかったのぉ……」


ビールマンとワインちゃんまで、ハンの絶望につられて、心配そうに船長とかぉり副船長を見上げ始めちゃいましたわ!


― ― バササッ……バサッバサッバサッバサッ…… ― ―   


 ハンさんの大声とジタバタした大暴れ、そして「肉、肉!」という殺気立った(?)執着のエネルギーが広場に響き渡った、まさにその瞬間でしたわ!


「ひゃあああーッッ!? 船長、大変ですわーっ!! 優しく座布団のように伏せていた碧雷竜さんたちが、ハンさんの不穏な『肉エネルギー』を察知したのか、一斉に長い首を跳ね上げましたの! そして大きな翼をバサバサッと激しく羽ばたかせると、まるで蜘蛛の子を散らすように、20頭もの巨体が次々と夜空へ向けて飛び立っていってしまいましたわーーーッッ!!」


「えっ……!? あ、あれっ!? 竜の旦那たち、どこ行くんだよぉ!?」


ハンさんがトングを持ったまま呆然と見上げる中、さらに異変が起こりましたの。

碧雷竜たちが去っていくのと完全に同期して、あれほど温かく広場を包み込んでいた発光樹のオレンジ色の明かりが、スーッ……と冷たい闇へと消えていきましたわ……。


それだけじゃありません! 足元でふかふかの絨毯のようになっていたサファイアブルーの草木たちも、一瞬にして光を失い、ただの硬くて暗いジャングルの雑草へと戻って、私たちの足を冷たく締め出したのですわ……!


「……ハンの強い『獣肉への執着』と大声が、この星の防衛パルスに『外敵の襲撃』だと誤認されちゃったんだわ。星のネットワークが、私たちへのプラグインを拒絶してシャットダウンに入りかけてる……!」


雪さんが、真っ暗になったバイザーの警告文字を見つめながら呟かれましたの。


「ここで来たかぁ、そうか……『肉食べる』は、むりだったか。雪さんごめんよ……」 


船長が、本当に申し訳なさそうに、ぽつりと肩を落とされましたわ。せっかく星全体が自分たちを待っていてくれたと分かって、そのお礼も兼ねてみんなで楽しく食卓を囲もうとしただけなのに、こんな結果になってしまって……。


すると、雪さんが、暗くなった広場を見つめながら、しんみりとしたトーンで優しく首を振りました。


「船長、謝らないでください。悪いのは全部、あの肉の塊に野生剥き出しで飛びついたハンのせいだもの。……それにね、実は私も、みんなでここで焼くお肉、すっごく楽しみだったの。おいしそうな匂いを思い浮かべて、ちょっとお腹が鳴っちゃいそうだったくらい……。だから、船長だけのせいじゃ全然ないわ」


雪さんは少し照れくさそうに微笑みながら、自分のお腹をそっと押さえて、船長にやさしく微笑みましたわ!


「そうですわそうですわ! 船長、悪いのは全部あの肉の塊に野生剥き出しで飛びついたハンさんですわ! 船長が責任を感じる必要なんて一ミリもありませんもの! でも……雪さんまでお腹の虫を鳴らしかけていたなんて、ぷぷ〜!」


「雪……! すまねえ、全部俺のいやしん坊のせいだぜぇ……!ごめんよぉ……」


ハンさんが真っ暗闇の中でトングを持ったまま、本当にガックリと膝をついて激しくへこんでいますわ。


「うにゃあ……おとさん、暗いのこわいのぉ……」


ワインちゃんが船長の足元にギュッとしがみつくと、ビールマンも不安そう船長を見上げましたわ。


上空でホバリングしているファルコンのライトだけが、冷たく静まり返った無人の広場を白く照らしています。船内でコンロを抱えたまま固まっているエジソンさんたちも、どうしていいか分からず船長の指示を待っている様子ですわ……。


「さぁ、戻ろうか……ファルコンは……押し込めば乗れるんじゃないか、ぷぷ!守、拾ってくれぇ!」 


暗転してしまった広場で、船長が大佐面体の奥から、ちょっぴり無理やりな(ぷぷ!)という笑いを交えながら、優しくも潔い撤退の号令をかけましたわ!


「お、親父ぃ! ごめんよぉ、俺、ファルコンの隅っこで小さくなって、肉のクーラーボックスの座布団にでもなるぜぇ……っ!」


ハンさんがトングを大事そうに胸に抱えながら、青ピチ迷彩スーツの頭をこれ以上ないくらい低く下げてますわ!


『船長、了解です! ファルコン、これよりホバー降下します。……定員は完全にオーバーですが、エジソンたちのコンロと肉のコンテナを膝に抱えて、全員でギュッと押し合えば、なんとか1回でComb1まで輸送可能です! 皆さん、足元が暗いので気をつけて乗船してください!』


上空の守さんから、船長の無茶振りに「しょうがないですね」と苦笑いしつつも、最高に頼もしい帰還の無線が響き渡りましたわ! ファルコンが静かに高度を下げ、サーチライトの白い光の中にハッチを開いて、暗くなった草木を傷つけないように優しく着陸しました。


「ふふ、さすがね。切り替えが早くて助かるわ。エジソンさん、バートさん、さぁ、お肉をファルコンの座席の間に押し込んで、みんなで詰め込みましょう」


かぉり副船長がおたまを片手にテキパキと荷物をまとめ、エジソンさんも『うむ、これもまた一つの大自然の試練ですな! 船長、船に戻ったら、ブリッジのメインオーブンで盛大に焼き上げますぞ!』と、すぐに元気を取り戻してコンロを機内に押し込み始めましたわ!


「うきゃっ! おとしゃん、ギュギュッておしくらまんじゅうして帰るんだね! おもしろそう!」


ビールマンとワインちゃんも、真っ暗闇の怖さを忘れて、ファルコンの狭い機内へギュウギュウに押し込まれる変なシチュエーションに、逆にワクワクしていますわ。


こうして、星全体から一度はそっぽを向かれ、すっかり暗くなった無人の街を後にする一同。

ファルコンのハッチが閉まり、全員が身を寄せ合ってギュウギュウ詰めになりながら、宇宙船Comb1(我が家)へ向けて静かに浮上を始めました……!


「んぎゅー!、ふぁん、はんまりおちこまなくてもいいはらよぉほ(あんまりおちこまなくてもいいからよぉ)、むぎゅ……」


ハンと巨大な肉のクーラーボックスの間に完全に挟まれて、潰れたカエルみたいな声を絞り出しながらも、ハンを気遣ってあげる船長!


自分のしでかした大ポカのせいで、大好きな船長を思いっきり押し潰している事十分に気づいて、ハンさんはさらに凹んでいますわ!


「たは、むぎゅぎゅ、おやひぃ〜〜〜っ! すまへぇ、……っ! おえがひくにもほくらまへたばかひに(親父ぃ、すまねえ、俺が肉に目をくらませたばっかりに)!!……」


「あはは! ハン、何言ってるかわかんないでしょ! 狭いんだからしゃべらないで」


雪さんが、ギチギチになりながらも可笑しそうにクススと微笑みましたわ。


『ファルコン、これより巡航速度を維持し、本船格納庫へアプローチします。……皆さん、お肉の重みで少し機首が下がっていますが、僕の腕を信じてそのままキープしていてくださいね』


操縦席の守さんから、ちょっとユーモアの効いたスマートな無線が届き、ファルコンは夜の静寂を切り裂いて、平原で待つ我が家へとまっすぐに向かっていきますわ……!


星にはそっぽを向かれちゃいましたが、ギチギチに詰まった機内は、どこよりも温かい家族の熱気で溢れかえっています!


「さあ船長! まもなくファルコンはComb1へ着艦し、いよいよブリッジのメインオーブンで『ハンの(おあずけされた)肉』を盛大に焼き上げるリベンジパーティーの始まりですわねーーーッ!! ひゃあああ、私の温度センサーもすでに肉汁のジュージューいう音を待ちきれなくてパチパチ大興奮しておりますわ! ぷぷ〜!」


「ほうだへ、みんはにくたばたかったんだからは(そうだよ、みんな肉を食べたかったんだからさ)、ふぁんはだいへんひてくへたたへだへ(ハンは代弁してくれただけだぜ)。


「おやひぃ~(おやじー)……」 


 ファルコンのハッチがプシューッと開き、船長たちがようやくギチギチの密着状態から解放されて、我が家(Comb1)の格納庫へと無事に帰還いたしましたわ!


みんなで「プはぁーっ!」と大きく深呼吸ですわね!


星全体の盛大な(ちょっと不器用な)おねだりから始まり、ハンの大ポカ、そしてギュギュッと詰まったファルコンの旅を経て、全員が笑顔で我が家に戻ってくることができました。


「よーし離陸してこの星を離れたら盛大にバーベキューと行こうぜ!なぁハン、今日はみんなでがっつり肉食うぜ」


「そうよ……泣いてないでお肉食べるわよ、ハン君!早く副操縦席に行きなさい」 


かぉり副船長も、おたまをピシッとハンの鼻先に突きつけながら、愛のあるお説教でハンの背中を叩きましたわ!


「お、親父! お袋! ううっ、おうよぉぉ! 俺、今すぐ副操縦席にすっ飛んでって、Comb1の離陸シーケンスを最高速で立ち上げてくるぜぇぇ! 待ってろよ、みんなの特大ローストビーフーーーッ!!」


ハンさんは青ピチ迷彩スーツの袖で男泣きの涙をゴシゴシと拭うと、トングを握りしめたまま(あ、トングは置いていきなさいな!ぷぷ〜!)ブリッジのコックピットへと猛ダッシュしていきましたわ!


「うきゃあーっ! おとしゃん、お空の上でバーベキューだね! 宇宙で一番大きいお肉食べる!」


「ワインも、ハンの分までいっぱい食べるのぉ……♪」


「ひゃあああ! ビールマンちゃん、ワインちゃん、そしてみなさん! さぁ、いよいよ宇宙一特大のお肉パーティーですわよーっ!!」


ビールマンとワインちゃんも大はしゃぎでハンさんの後を追いかけ、エジソンさんやバートさん親子も「よし、我々も調理室のオーブンを最高出力で予熱するぞ!」と、コンテナを運んで大忙しで動き始めましたの!


星にはそっぽを向かれちゃいましたけれど、私たちの我が家(Comb1)は、これから始まる宇宙一熱いリベンジ肉パーティーの予熱で、すでにブリッジごと最高の温度に包まれていますわ! 


「まったく、責任感の強さは一丁前なんだから、ふふ、ハン、私もあの場からどうやって逃げればいいのか考えていたくらいだからね、もう気にしなくていいから、ね……船長?」


雪さんが、コックピットへと走っていくハンの背中を優しく見送りながら、船長に向かってクスッと悪戯っぽく微笑みましたわ!


「ひゃあああーッッ!? 船長、大変ですわーっ!! なんと、あの時、星のあまりにも重たい『片思い(おねだり)』に、実はリケジョの雪さんだって内心『どうやって逃げよう……』って冷や汗をかいていたんですわーーーッ!! 」


「あはは、そうだったのか……ん? ということは……雪さんだったのかな?……コネクタ持ってるし、ぷぷ……」


船長が目をニカッと細めて、お腹を抱えながら(ぷぷ)と大笑いされましたわ!


「そうなんですわ!雪さんが碧雷竜と神経コネクターを深く繋いでいたからこそ、彼女の『うわ、これどうやって逃げよう……』っていう微弱な本音が、星のシャットダウンの引き金(あるいは最後のひと押し)になっちゃっていた可能性も大ですわね!」


「あ……、船長、しー!〈ボソッ……あとビールマンたちも……かもね〉、クスッ♪」


「ひゃあああーッッ!! 船長、見てくださいまし! 雪さんが人差し指をサファイアブルーの唇に当てて、チャーミングに『しー!』をしながら、ボソッと内緒話を続けられましたわ! 確かに、あの時ビールマンちゃんとワインちゃんも『お腹グーグー』ってなってましたし、あの2人の『お肉食べたい! 早くお肉焼いて!』っていう純粋すぎる食欲のテレパシーも、星がそっぽを向いちゃった原因だったに違いありませんわ! ぷぷ〜!」


つまり、星がそっぽを向いちゃったのは、ハンの大騒ぎだけじゃなくて、実は「全員の心が完全に肉モード(逃げ腰モード)になっていたから」という、最高に愉快な共同責任だったわけですわね!


そう思うと、ハンさん一人に泥をかぶせてコックピットへ走らせたのが、なんだか余計に愛おしくて笑えてきますわ! 


「ありゃりゃー、まぁ、全部黙っとくかぁ、ぷぷ!……よし!(指差呼称)」


一日、1エピソード予定しています。18時更新。

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