惑星探査
「……船長、超亜光速巡航から通常空間へ、見事に抜けましたよ。メインスロットル、アイドル状態に移行完了です。ミトもくまサンも、実にいい子にしてくれていました。フフ、どうです? 1200万光年先の絶景は」
操縦席で滑らかにコンソールを操作し終えた守さんが、静かに振り返って船長へ微笑みかけました。
その視線の先、メインモニターには、地球の夜空では決して見ることのできない、圧倒的なスケールで渦を巻く巨大な光の円盤……M81の壮麗な姿が、シャンパンゴールドの光を放って浮かび上がっています。
「うおおおっ! アニキ、すっげえ光だぜ! M81、ついに来ちまったな!」
ハンさんが、銀色のピチピチスーツの上から作業ズボンのベルトをグッと引き上げながら、興奮した様子でモニターに身を乗り出しました。
「親父! 呑気にお茶すすってる場合じゃねえぜ! 見ろよあの星の数! どこにプロキシマbの超古代SFロマンみたいな『異常進化した植物』が隠れてるか分からねえ。」
「おぉ、着いたか……、ハン、まずは索敵だ、先手を打つぜ!」
「了解、索敵モードへ移行。……ハン、アクティブ・レーダー展開。ミトの重力波偏向を索敵パルスに同調させろ」
守さんが流れるような手さばきでコンソールを叩くと、メインモニターのシャンパンゴールドの光が、深みのあるコバルトブルーの索敵グリッドへと切り替わります。
「おうよアニキ! パルス同調、いつでもいけるぜ!……おいビールマン、雪さんの横でしっかり画面を見てろよ。お前のそのピカピカの目で、網の目をすり抜ける『おかしな波』を見つけ出すんだ!」
ハンさんが操縦桿のサブトリガーを引き絞り、銀色スーツの胸を躍らせてレーダーの出力を最大へと押し上げます。
観測席では、ビールマンがいつもの無邪気さを一瞬で消し去り、雪さんの隣で身を乗り出しました。そのピカピカの瞳が、青い索敵画面のノイズを恐るべき速度で追っています。
「うききっ! ハン、レーダーのなみ、シュシュシュって動いてる! ……あ! そこ! ぐるぐるの右側の奥、ちょっとだけ、きんいろに動いてる!」
「船長、ビールマンの指した座標、通常の電波索敵ではただの宇宙塵のノイズとして処理される領域です。ですが……」
エジソンさんが眼鏡のブリッジを静かに押し上げ、手元の独立端末の数値を船長へと提示しました。
「エネルギーの微小共鳴、およびニュートリノの不自然な回折パターンが確認できます。ビールマンの言う通り、あの座標の奥には『何か』が確実に潜んでいますな。極めて非論理が、直感的な索敵の精度としては完璧です」
「モニターをご覧くださいな! M81銀河の外縁部、第4惑星帯の裏側……通常のレーダーを完全に遮断する特殊な磁気嵐の奥に、人工物とも、あるいは巨大な原生植物のコロニーともとれる、未知の巨大エネルギー反応をキャッチいたしましたわ!」
「植物!エネルギー?……行こうか、ステルスモード展開!」
船長の言葉に、守さんが小さく頷き、すぐさまコンソールの暗転スイッチへ指を走らせました。
「了解。ステルスモードを展開します。……ハン、ミトを船の前方へ移動。空間偏向率を最大にして、前方からの光軸をすべて後ろへ受け流してくれ。くまサンは船尾で点火セクションを閉鎖、光量を最小値まで絞り込む」
「おうよアニキ! ミト、前へ回れ! 空間をグニャリと曲げて、俺たちの姿を銀河の闇に溶かし込むぜ!」
ハンさんがレバーを押し込むと、船体の前方に目に見えない重力の盾が形成され、同時にブリッジ全体の駆動音が、息を潜めるような静寂へと沈み込んでいきました。
守さんは微かにスロットルを押し進めながら、細めた目で正面の磁気嵐を見つめます。
「……これで完全に闇に紛れました。スラスターの残熱もすべて隠蔽してあります。フフ、これならどんな高感度センサーだろうと、私たちの接近には気づけませんよ。船長、いつでも突入できます。見ていてください」
「了解! 最大出力でクッションパルス照射!さぁ、前を見ることができるのはビールマン、お前だけだぞ(雪さんもだけど)。頼んだぜ」
「おうよ親父! 右舷の惑星に向けて、アクティブ・パルス最大出力で照射開始だぜぇ!!」
ハンさんがコンソールの大型スロットルをガチリと押し込むと、くまサンの出力を一瞬だけ変則バイパスした超高出力の電波が、船の真横をすり抜けて近くの天体へとパキーンと激突しました。
惑星の表面で跳ね返った電波は、前面のミト君を綺麗に迂回し、斜めの角度から前方の磁気嵐を鮮烈に照射します。そしてその不規則な乱反射のエコーが、船尾のパッシブアンテナへと次々に飛び込んできました。
通常ならただのホワイトノイズにしか見えないその複雑な反射波のグリッドを、雪さんが美しい指先で素早くフィルタリングし、独自の立体補正マップへと落とし込んでいきます。
「船長、斜めからのクッションパルスを受信! 磁気嵐のノイズの中から、反射波の『影』をサルベージします! ……ビールマン、ここから先はあなたの目の領分よ。この歪んだ影の中に、何が見える?」
「うききっ! 雪ねえちゃん、おれ、もうみえてるよ! おとしゃん! レーダーのなみは真っ黒だけど、横から跳ね返ってきたきんいろのなみが、すっごくおっきいきのこの形だよ! まっすぐ進んだちょっと右……うききっ、そこが一番静かだよ! そこから入れる!」
ビールマンがピカピカの目を爛々と輝かせ、真っ暗なモニターの「歪みの隙間」を正確に指差しました。
守さんは、一切前方の見えない虚無の黒を見つめたまま、ビールマンが告げた座標に向けて、ミリ単位の正確さでスロットルレバーをフフと微笑みながら引き締めました。
「……なるほど、そこが磁気嵐のエアポケット(安全地帯)ですか。フフ、ビールマンたちの目が、完全な暗闇の中に『一本の滑走路』を敷いてくれましたね。これで、ステルスを維持したまま無傷で最深部まで滑り込めます。……抜けますよ」
「守、ゆっくりでいいぜ、ビールマン!何か動いたらすぐに教えろ。ハン、ミレニアムファルコンの発進準備をしてくれ!」
「おうよ親父!! 待ってました、俺のミレニアムファルコン(愛機)はいつでも一秒でハッチを開けられるぜぇ!! 磁気嵐を抜けたら、速攻でその巨大なきのこに一番乗りしてやるっす!」
ハンさんが操縦席のファルコン号起動スイッチにパパッと指を走らせ、銀色スーツの胸を躍らせてシートベルトをギチギチに締め直しました。
守さんは、そんな弟のいつもの熱いノリをフフと鼻で笑いながらも、スロットルを極限まで慎重に、かつ滑らかにコントロールし、巨体を「一番静かなルート」へと侵入させていきます。
観測席のビールマンは、ピカピカの目をさらに大きく開いて、真っ黒な画面の歪みを凝視しました。
「うききっ! おとしゃん、わかった! なにか動いたら、おれ、すぐに『うききっ!』って叫ぶ! ……守おにちゃん、そのまま、ゆっくり……ゆっくりだよ……!」
船体の前面でミト君が空間をねじ曲げ、周囲の光をすべて後ろへ受け流す中、50万トンのComb1は、音も光も、影も残さない完全な「宇宙の亡霊」となって、怪しく緑に明滅する巨大なきのこの形(異常植物のコロニー)の真ん中へと、静かに、深く、吸い込まれていきました。
「うききっ、守兄ちゃん、とおくにおおきいまん丸出てきた!」
ビールマンがピカピカの目をさらに見開き、フロントモニターの虚無の先を真っ直ぐに指差しました。
磁気嵐のカーテンが払われたその領域の中心に、クッションパルスの残響を浴びて、圧倒的な質量感を持った「完璧な球体」ーー私たちの目的地である、超高エネルギーを秘めた未知の星が、その巨大な姿を不気味に現したのです。
「ビールマン!よくやった、そのままミレニアムファルコンに乗り込め、お前はレーダー員兼探査機助手だ。ハン、ビールマンが行ったら発進、惑星の状況を伝えてくれ」
「うききっーーー!! おとしゃん、おれ、レーダーいん! じょしゅ! まん丸の星、もっと近くでいっぱい見てくるよ!」
ビールマンは観測席のシートベルトをパチンと外すと、嬉しさに尻尾をちぎれんばかりに振りながら、ブリッジの床を三歩で跳ねてハンの待つファルコン号への搭乗ハッチへと飛び込みました。
「おうよ親父!! レーダー員兼探査機助手ビールマン、確かに預かったぜぇ! ミレニアムファルコン、全回路オンライン、カタパルト同調完了っす!!」
ハッチが重厚なプシューッという音を立てて閉まると同時に、ハンさんがファルコン号のツイン・イオン・エンジンの点火レバーをガチリと押し上げました。
守さんが流れるような手さばきで、Comb1の前方に展開していたミト君の重力偏向をほんの一瞬だけ「右側」へスライドさせ、ファルコン号が飛び出すための『絶対的な死角』を正面に作り出します。
「……ファルコン号、射出準備完了です。ハン、無理は禁物ですよ。船長、ミレニアムファルコン、発進します」
守さんがスナップを利かせてコンソールの緑色の射出トリガーを弾いた瞬間、Comb1の下部ハッチから、漆黒の宇宙空間へと一筋の鋭い光が解き放たれました。
磁気嵐をクッションパルスで切り裂いたあの『一番静かなルート』をトレースしながら、ハンの操るミレニアムファルコンは、驚異的な加速で未知の巨大な「まん丸の星」へと肉薄していきます。
すぐさま、ファルコン号のコックピットに座るハンさんから、ブリッジのメインモニターへ超高感度の暗号通信が飛び込んできました。
『ーーブリッジ、こちらファルコン! 親父、聞こえるかぜ!? 磁気嵐のカーテンを完全に抜けた! 目の前に……目の前に、とんでもねえ惑星の姿が見えるぜ!!』
ハンの興奮した声とともに、ファルコン号の機首カメラが捉えた「おおきいまん丸」の真実の姿が、鮮烈にブリッジのモニターへ映し出されました。
それは……一面が不気味なほど鮮やかなエメラルドグリーンと、怪しく拍動する金色のエネルギーの脈絡に覆われた、文字通り『生きている星』そのものの光景でした。
『うききっ! おとしゃん、みえる!? おっきいきのこの下にあるこの星、ぜんぶが『みどりの植物』でできてるよ! 葉っぱや根っこが、ドクンドクンって、いっしょに息をしてる!』
ビールマンがファルコン号のレーダー画面をピカピカの目で凝視しながら、その驚異の惑星状況をブリッジの船長へ向けて叫びました。
「人工衛星は?街の明かりは?知的文明は確認できるか?ビールマン、よく見るんだぜ」
『うききっ! おとしゃん、人工衛星(まわってる機械)はひとつもないよ! まん丸のまわりは、なにも飛んでない!』
ビールマンはファルコン号のフロントガラスに小さな鼻を押し付けるようにして、緑色の地表を凝視しました。
『おとしゃん! 明かりわいっぱい見えるの! 緑の葉っぱのすきまに、きんいろの小さい光が、まるで街の明かりみたいに、てんてんてんって、すっごくたくさん並んでるんだ!』
通信回線から聞こえるビールマンの声に、少しだけ戸惑ったようなノイズが混ざり合います。
『だけど……うききっ? わかんないや! その街の明かりみたいな光、お家(建物)の電気じゃないみたい。きんいろの光の粒が、木の根っこを伝って、シュシュシュ、ドクンドクンって、星全体をいっしょに流れてるの! 街の明かりなのかなぁ……それとも、この星がじぶんで光ってる『星のあかり』なのかなぁ……?』
ビールマンの報告を受けて、ファルコン号を操縦するハンさんが、計器の数値を叩きながら通信に割り込みました。
『ブリッジ、こちらハン! ビールマンの言う通りだぜ親父! 熱源の反応は一切ねえのに、光学映像には規則正しく並んだ大都市みたいな幾何学模様の光のネットワークがバッチリ映ってやがる! 生きてる植物の脈絡そのものが、まるで巨大な電子回路(都市)みたいに発光してやがるんだ。これがただの自然現象(星のあかり)なのか、それとも植物そのものが知性を持った文明(街の明かり)なのか……俺のファルコンのセンサーじゃこれ以上は見分けがつかねえっす!』
Comb1のブリッジでその通信を聞いていたエジソンさんが、眼鏡のブリッジを強く押し上げ、息を呑みました。
「……非論理的な。植物の生体発光が、都市のグリッド(網の目)と同じ規則性を持っているというのですか。もしそれがビールマンの言う通り、星そのものの『呼吸のあかり』だとすれば、この惑星は……星全体がひとつの巨大な『有機コンピュータ(知性体)』である可能性が極めて高いですな、船長」
「人工衛星が無いのであればこの位置を攻撃してくるものは無しとみていいな、一応……ハン、派手に光らせて飛び回れ、5分間だ、惑星の反応を見る」
『おうよ親父!! 挑発任務なら俺とファルコン号の独壇場だぜぇ! おいビールマン、しっかり掴まってな!』
ハンの野性的な咆哮とともに、ミレニアムファルコンの機体各所にある高輝度フラッシュ・ストロボと、メインエンジンのアフターバーナーが最大出力で大爆発いたしましたわ!
漆黒の宇宙空間と、エメラルドグリーンの植物地表の狭間で、ファルコン号は文字通り「狂った流星」のように激しく七色に光り輝きながら、超高速のバレルロールを打って惑星の低高度を縦横無尽に飛び回りました。
1分……2分……。
ハンさんがわざとアクティブ・パルスを地表へドカンと撒き散らし、これ以上ないほど「ここにいるぜ!」と大騒ぎして挑発を続けます。
3分……4分……。
観測席のビールマンは、シートに背中を押し付けられながらも、そのピカピカの目で緑色の地表、そしてあの『街の明かり(星のあかり)』の脈絡を凝視し続けました。
『……うききっ? おとしゃん、おかしいよ! 5分たった(タイムアップ)! ……だけど、あのきんいろの明かり、おれたちがこんなにピカピカ光って目の前を飛んだのに、シュシュシュって同じリズムで流れてるだけ。ビクッともしないし、こっちを追いかけてくるなみ(対空兵器や生体反応)も、ひとつも出てこない!』
『ーーブリッジ、こちらハン! 5分間の挑発飛行を終了、スロットルを戻す! 親父の言う通り、対空レーザーどころか、鳥一匹、触手一本すらこちらを攻撃してくる気配はゼロだぜ!』
ファルコン号が光量を絞り、再びステルス(亡霊)の静けさに戻る中、Comb1のブリッジでは、守さんがふっと息を吐いて肩の力を抜きました。
「……フフ、見事な読みでしたね、船長。これだけ派手に動いて反応が無いということは、あの星の知性は、私たちの存在を完全に無視しているか、あるいは『大気圏外から接近する金属の塊』を脅威(敵)として認識する概念そのものが無いのでしょうね」
エジソンさんも、全く変化のないエネルギー波形(フラットな脈動)のデータを前に、感心したように眼鏡を押し上げました。
「非論理的なほどの完全無視ですな。ですがこれで、あの植物惑星の第一防衛圏(大気圏外)が完全に『空き家』であることが証明されました。船長、敵意が無いと分かった以上、ここから先は私たちの独壇場ですな」
「よし、ステルス解除、ミト君とくまサンを定位置へ、雪さん惑星のスキャンを開始してくれ」
「了解。全システム、ステルスモードを解除。……前面のミトを船外右後ろの定位置へ戻します。左後ろのくまサンも、テザーの偏向出力を巡航レートへ復元」
守さんがマスターレバーを滑らかに引き上げると、船体を隠していた重力の歪みが綺麗に霧散し、Comb1はその圧倒的な巨体をエメラルドグリーンの宇宙空間へ堂々と現しました。
前方を塞いでいたミト君がスッと右後ろの定位置へと戻り、プラズマテザーで左後ろに繋がれたくまサンとのパワーバランスが均等になったことで、船体各所のメインシステムへ本来のシャンパンゴールドの波動が満ちていきます。
その絶対的な出力をバックに、観測席の雪さんが流れるような手さばきで、広域センサーのトリガーを全開にいたしました。
「船長、惑星フルスキャンを開始します! アクティブ・パルス、光学、磁気、およびニュートリノの全センサーが完全同調。データをメインモニターへ展開!」
遮るもののなくなった最高精度のセンサー群が、地表の緑の葉の隙間でまたたく金色の光のネットワークを、猛烈な速度でブリッジの画面へと描き出していきます。
守さんは、ファルコン号で低空を飛行しているハンたちの安全を確保しつつ、モニターに浮かび上がる膨大な解析データを細めた目で見つめ、フフと深く微笑みました。
「……フフ、これで私たちの『目』も完全に復活しましたね、船長。ミミズクの巣穴を覗くような、実に知的好奇心をそそられる光景が浮かび上がってきましたよ。雪さん、その『金色の脈絡』の最深部……一番エネルギーが集約されている座標の解析をお願いします」
「ええ、任せてください、守さん。……船長、メインモニターのデータを更新しました。これ、ただの植物の群生じゃありません」
雪さんが美しい指先で素早くコンソールを叩くと、画面の緑色の地表に、幾千もの細い光の糸が立体的に浮かび上がりました。
「光学、磁気、そしてニュートリノの重ね合わせ解析を完了しました。地表を覆うジャングルの樹木、そのすべての『根』と『葉』が、まるで電気信号を伝える神経細胞のように、星全体で一本の途切れない巨大なネットワークを形成しています。映画のパンドラのように、星全体がひとつの生命体として息づいているんです」
画面に映し出されたその神秘的な有機システム構造を見つめ、守さんが感嘆の息を漏らします。
「……なるほど。個々の植物が独立しているのではなく、地中の根を通じてシナプスのように結合し、莫大なバイオデータを行き来させているというわけですか。フフ、これは驚いた。星全体がひとつの知性体、あるいは巨大な記憶回路そのものですね」
「はい。そして、そのすべての光の糸が収束している『核』が……ちょうどハンのファルコン号が飛んでいる、この観測面から見て上層にあたるジャングルの真ん中にあります。真っ白に光る『巨大な底なし沼』のような場所です」
すぐさま、その座標の直上を飛行しているハンのミレニアムファルコンから、無線ノイズを割って興奮した声がブリッジに飛び込んできました。
『ーーブリッジ、こちらファルコン! 聞こえるかぜ親父、雪! 今、ビールマンの指さす方向に、その『底なし沼』が見えたぞ!! 本当に植物のジャングルの真ん中に、ぽっかりと白い沼が開いてやがる!!』
『うききっ! おとしゃん、みえる!? あの白い沼の底から、きんいろのなみがドクンドクンって、星いっぱいに広がってるよ! 葉っぱも木も! おれ、あそこに入ってみたい!』
「よーし、ハン、ビールマン戻ってくれ、作戦会議だ……」
「『パンドラ』か……雪さんよく知ってたね、ファンなのかな……」
一日、1エピソード予定しています。




